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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科42巻3号

1988年03月発行

文献概要

原著

全身の脱毛を皮膚主症状としてDMSOによって発毛のみられた原発性全身性アミロイドーシスの1例

著者: 小堀幸子1 青木重信1 平本力1 北島康雄1 矢尾板英夫1

所属機関: 1自治医科大学皮膚科教室

ページ範囲:P.261 - P.264

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 68歳,男.原発性全身性アミロイドーシスで,皮膚症状として頭髪を初めとする全身の脱毛がみられた.組織学的に毛嚢周囲のアミロイド沈着が認められ,pilosebaceousunitがやや萎縮していた.DMSO 5ml/dayの内服により約6週間後より発毛がみられてきた.併せてDMSOの効果について文献的考察も加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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