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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科43巻11号

1989年10月発行

症例報告

皮膚の反転固定による開放術が奏効した膿瘍性穿掘性頭部毛嚢周囲炎

著者: 一山伸一1 川口とし子1 高野裕1 馬場直子1 中嶋弘1 安藤晋一郎2 宮本秀明3 澤泉健二郎4

所属機関: 1横浜市立大学医学部皮膚科学教室 2横浜市立大学医学部形成外科学教室 3平塚共済病院皮膚科 4横須賀共済病院皮膚科

ページ範囲:P.1145 - P.1148

文献概要

 31歳,男.7年前から頭頂部に有痛性の膿疱および脱毛斑が出現,漸次拡大した.某医にて慢性膿皮症と診断され,切開排膿,湿布,抗生剤内服等を行うも改善せず,紹介入院となった,入院後,切開排膿,抗生剤点滴静注にて一時軽快したが,その後再び悪化したので,「皮膚の反転固定による開放術」を施行した.術後1年になるが,皮疹は著明に改善し,再発をみない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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