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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科43巻2号

1989年02月発行

文献概要

症例報告

高血圧性潰瘍の1例

著者: 山田美奈1 大江麻里子1 山下典子1 肥田野信1 酒井吉郎2 雨宮邦子2

所属機関: 1東京女子医科大学皮膚科学教室 2東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所循環器内科学教室

ページ範囲:P.179 - P.183

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 47歳,男性.10数年来高血圧を有するも放置していたところ,昭和61年3月,左足背に淡褐色斑が出現し,潰瘍化した.その後,アキレス腱部にも激烈な疼痛を伴う潰瘍が出現した.両下腿動脈造影では異常なく,組織学的には細動脈硬化による内腔狭窄を認めた.血圧のコントロールと種々の外用療法で治癒し,再発をみない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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