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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科43巻6号

1989年05月発行

文献概要

特集 臨床皮膚科—最近のトピックス Clinical Dermatology 1989 II新しい検査法と治療法

コルヒチンによる皮膚疾患の治療

著者: 宮地良樹1

所属機関: 1京都大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.642 - P.646

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 白血球機能抑制などユニークな薬理作用を有するコルヒチンの皮膚科的臨床適応についてまとめた.コルヒチンはベーチェット病や皮膚血管炎,無菌性膿疱性疾患などに有効であるが,あくまでも第1選択剤が無効もしくは使用不可の場合に想起すべき薬剤であること,下痢などの副作用に留意し,短期間で有用性を判断することの重要性を強調した.限界をわきまえた上で使用すれば,DDSなどと並んで,上記疾患に対し有力な第2選択剤となり得ることを指摘した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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