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特集 臨床皮膚科—最近のトピックス Clinical Dermatology 1989 II新しい検査法と治療法
コルヒチンによる皮膚疾患の治療
著者: 宮地良樹1
所属機関: 1京都大学医学部皮膚科教室
ページ範囲:P.642 - P.646
文献購入ページに移動 白血球機能抑制などユニークな薬理作用を有するコルヒチンの皮膚科的臨床適応についてまとめた.コルヒチンはベーチェット病や皮膚血管炎,無菌性膿疱性疾患などに有効であるが,あくまでも第1選択剤が無効もしくは使用不可の場合に想起すべき薬剤であること,下痢などの副作用に留意し,短期間で有用性を判断することの重要性を強調した.限界をわきまえた上で使用すれば,DDSなどと並んで,上記疾患に対し有力な第2選択剤となり得ることを指摘した.
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