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症例報告
多彩な皮膚症状を呈したサルコイドーシス—無作為骨格筋生検による確定診断
著者: 兼松憲子1 森嶋隆文1
所属機関: 1日本大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.823 - P.827
文献購入ページに移動 多彩な皮膚症状を呈し,皮膚生検で類上皮細胞結節を証明しえたが,BHLや眼病変を欠き,Kveim反応陰性であった52歳,女例を報告した.自験例で興味あることは,(1)背部の丘疹が黄色腫様外観を呈していたこと,(2)皮膚病変は瘢痕浸潤+結節型+皮下型という稀な病型であったこと,(3)2臓器以上にわたる病変の確認に腓腹筋生検が有用であったことなどである.
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