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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科44巻1号

1990年01月発行

症例報告

結節性多発動脈炎—本症の診断における血管造影の有用性について

著者: 佐藤茂樹1 隅田さちえ1 片岡和洋1 山本正治2 木村正二郎3

所属機関: 1県立広島病院皮膚科 2県立広島病院胸部外科 3県立広島病院放射線科

ページ範囲:P.51 - P.54

文献概要

 右膝下方の皮膚潰瘍を主訴として来院し,臨床症状および血管造影所見により結節性多発動脈炎(PN)と診断した65歳男性例を報告した.組織学的には定形的な血管炎の像は認めなかったが,臨床的には厚生省研究班による診断の手引主要15項目のうち9項目をみたし,血管造影所見と合わせてPNと診断した.本症の診断における血管造影の有用性について若干の文献的考察を行ったので合わせて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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