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第89回日本皮膚科学会総会・学術大会に参加して
著者: 井階幸一1
所属機関: 1京都大学医学部皮膚科
ページ範囲:P.1120 - P.1122
文献購入ページに移動 第89回日本皮膚科学会総会・学術大会は,日本皮膚科学会始まって以来,初めて鳴門のうずしおを越えて,四国の地に渡り,平成2年5月10日より3日間,徳島市の徳島郷土文化会館において,例年を上回る多数の応募演題(症例報告195題,一般演題179題ワークショップ応募演題67題)を得て武田克之会頭(徳島大学)により開催された.
今回の学術大会では,会員による会員の学会という武田会頭の方針から,出題数を制限することなく,学術展示を多くして会員の意欲的な発表と十分な討議がなされるよう配慮された.また,学術大会のテーマとして「臨床と基礎とのクロストーク—臨床から基礎へ,基礎から臨床へ—」と「機能と形態との関連」が選ばれた.会期の前半は基礎的研究成績から新しい臨床応用への道と臨床症状の基礎的解明を考え,後半は明日の診療に役立つべき講演・演題というように配置された.
今回の学術大会では,会員による会員の学会という武田会頭の方針から,出題数を制限することなく,学術展示を多くして会員の意欲的な発表と十分な討議がなされるよう配慮された.また,学術大会のテーマとして「臨床と基礎とのクロストーク—臨床から基礎へ,基礎から臨床へ—」と「機能と形態との関連」が選ばれた.会期の前半は基礎的研究成績から新しい臨床応用への道と臨床症状の基礎的解明を考え,後半は明日の診療に役立つべき講演・演題というように配置された.
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