icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科44巻7号

1990年06月発行

症例報告

紅皮症を呈したT細胞性慢性リンパ性白血病の1例

著者: 黒木康雅1 阪口英1 田尻明彦1 川名修徳1 緒方克己1 出盛允啓1 井上勝平1

所属機関: 1宮崎医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.719 - P.723

文献概要

 紅皮症(特異疹)を呈したT細胞性慢性リンパ性白血病(T-CLL)と思われる1例を報告した.一般状態は比較的良好で,臨床病期もRai分類の病期0,国際分類(Binet)では病期Aであり,予後良好と推察されたが,激痒のある紅皮症を伴っていたため,サイクロフォスファマイド50mgとプレドニゾロン30mgの隔日投与を継続中で,比較的良好な経過をとっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら