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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科45巻10号

1991年09月発行

文献概要

原著

急性骨髄単球性白血病に伴う特異疹—臨床および組織学的特徴について

著者: 木花いづみ13 新関寛徳1 生冨公明1 原田契一2

所属機関: 1川崎市立川崎病院皮膚科 2川崎市立川崎病院内科 3平塚市民病院皮膚科

ページ範囲:P.733 - P.738

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 特異疹を伴った急性骨髄単球性白血病の2例を報告した.症例1は59歳男性で,胸腹部の淡紅色小結節および四肢伸側の紫斑が初発症状で白血病診断のきっかけとなった.症例2は58歳女性で,白血病の治療中,点滴部を中心に浸潤性紅斑が出現した.2症例とも皮疹と白血病の病勢とは必ずしも相関せず,特異疹の診断をする際,エステラーゼ染色の結果が参考となった.本症の臨床,組織学的特徴についても文献的考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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