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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科45巻5号

1991年04月発行

特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 1991

II 皮膚疾患の病態

活性酸素と身近な皮膚疾患

著者: 宮地良樹1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院皮膚科

ページ範囲:P.58 - P.61

文献概要

 皮膚科領域における活性酸素の生物学的意義について,身近な皮膚疾患(ポルフィリン症,肝斑,痤瘡)とそれに使われる治療薬(β—カロチン,ビタミンE,C,テトラサイクリン系抗生物質,DDS)および治療法(PUVA)を通して解説した.難解に思われる活性酸素,過酸化脂質も,思わぬ皮膚疾患で重要な役割を演じており,われわれ皮膚科医も知らず知らずのうちに抗酸化物質を投与していることに驚かされる.炎症,老化,発癌の各領域で,今後ますます活性酸素,過酸化脂質が注目されよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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