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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科45巻5号

1991年04月発行

文献概要

特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 1991 IV 治療のトピックス

新しい抗生物質—とくにMRSAに対する治療を中心として

著者: 荒田次郎1 秋山尚範1

所属機関: 1岡山大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.145 - P.151

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 Methicillin耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は,多剤耐性であることにより,その感染症に対する治療薬剤の選択の幅が小さい.軽症,中等症の場合には,経ロセフェム系薬剤+ホスホマイシン,ニューキノロン,ミノサイクリンなどが選択対象となる.やや重症ではミノサイクリン静注を用いる.そのほか,セフォチアム+イミペネム/シラスタチン,フロモキセブ+ホスホマイシンなども考えられる.重症ではアルベカシン,バンコマイシンを主体に治療を組立てる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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