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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科45巻7号

1991年06月発行

治療

アトピー性皮膚炎における光化学(PUVA)療法—とくに瘙痒の軽減効果について

著者: 段野貴一郎12 宇谷厚志1 太田深雪1 大野佐代子1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院皮膚科 2京都大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.529 - P.533

文献概要

 結節性痒疹を呈するアトピー性皮膚炎の3例に対して外用PUVA療法を試みたところ,激しい瘙痒がすみやかに軽減され,それに遅れて皮疹の改善が得られた.組織学的にはマスト細胞の減少がみられた.PUVA療法は難治性のアトピー性皮膚炎の寛解導入に有用であり,ステロイド外用剤のランクダウンが可能となった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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