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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科46巻10号

1992年09月発行

文献概要

症例報告

多彩な病理組織像を呈したBowenoid Papulosisの1例

著者: 菊池新12 桜岡浩一1

所属機関: 1済生会横浜市南部病院皮膚科 2慶應義塾大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.839 - P.841

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 症例:60歳,男.20年前より外陰部に自覚症状を欠く黒褐色調皮疹が出現,漸次増数した.病理組織にて,これらは表在性基底細胞上皮腫様,ボーエン病様,basaloid cellの増殖よりなる乳頭腫などさまざまな組織所見を呈した.PAP法にてヒト乳頭腫ウイルス抗原はいずれも陰性であったが,これらの多彩な発疹はすべてbowenoid papulosisと考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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