患者11歳,女児
初診1982年7月26日
現病歴 いつ頃発症したかは不明だが,最近外陰部の自覚症状を欠く皮疹に気づいた.
現症 両側大陰唇に粟粒大の小丘疹が散在性に,あるいは一部集籏して認められる(図1).皮疹は類円形,ほぼ正常皮膚色で皮膚面よりやや隆起し,比較的硬く触れる.他部位には同様の皮疹を認めない.
雑誌目次
臨床皮膚科47巻10号
1993年09月発行
雑誌目次
カラーアトラス
外陰部限局性汗管腫
著者: 山本俊幸
ページ範囲:P.838 - P.839
原著
皮膚筋炎—臨床所見を中心として
著者: 中谷明美 , 柳原誠 , 森俊二
ページ範囲:P.841 - P.846
昭和42年から平成4年までの26年間に岐阜大学皮膚科を訪れた皮膚筋炎患者29例の臨床所見について検討した.男女比は男:女=1:2.6,平均年齢46歳,皮膚症状では,顔面紅斑,ゴットロン徴候,四肢関節背面の角化性紅斑が多く認められた.初発症状は86%に皮膚に現れ,その多くは顔面紅斑であった.皮膚症状が先行した症例では1年以内に約半数の症例で筋症状が出現し,6例では経過観察中には筋症状の出現をみなかった.一方,筋症状が先行した症例では全例1年以内に皮膚症状が出現した.悪性腫瘍との合併は6例に認められ,非合併例に比べて顔面紅斑,ポイキロデルマ,瘙痒が高率に認められた.間質性肺炎の合併は5例で全例死亡した.それらは皮膚筋炎発症後6カ月以内に発症し,急速な転帰をとった.5例中2例に難治性皮膚潰瘍を生じた.
今月の症例
汎発性先天性皮膚カンジダ症を合併した角化異常症の1例
著者: 奥田長三郎 , 藤原浩 , 伊藤雅章 , 小川淳
ページ範囲:P.847 - P.851
1カ月,女児.出生時に羊水混濁あり.生下時から全身皮膚に高度の角質増殖あり.水疱,膿疱なし.組織学的に角層の著明な増生を伴う表皮肥厚をみるが,顆粒変性なし.角層に無数の真菌要素をみる.真皮上層に単核細胞が密に浸潤し,その多くはT細胞でHLA-DRを発現する.表皮直下で毛細血管が増生,拡張.ケラチン染色で,BKN−1は陰性,HKN−2と4は正常に染まる.電顕的に,ケラチノサイトは少量の張原線維と発達不良のデスモゾームを有し,脂質滴を基底層から含有する.層板顆粒の産生なし.ところどころで変性した浸潤細胞をみる.角質片からCandida al—bicans Aを分離.抗真菌剤と亜鉛華軟膏を外用し,角質は急速に剥離して糜爛となったが,上皮化とともに再び角質が肥厚し,全身状態不良で生後2カ月半で死亡.胸腺の低形成あり.先天性皮膚カンジダ症の範疇に含まれるが,基礎疾患として一種の角化異常症が存在すると思われた.
症例報告
無症候性の多発性脳梗塞を認めた抗リン脂質抗体症候群の1例
著者: 野口幹正 , 石川治 , 石川英一
ページ範囲:P.853 - P.855
未分化膠原病に合併した抗リン脂質抗体症候群の1例を報告した.症例は15歳,女子.抗カルジオライピン抗体高値で,頭部MRIで大脳基底核領域に多発性梗塞巣を認めた.アスピリン経口投与にて治療,経過観察中であるが,現在までに中枢神経症状の出現は見られていない.抗カルジオライピン抗体高値陽性例では,臨床的に中枢神経症状を認めなくても梗塞巣を検索するうえで,頭部MRIが有用と思われた.抗カルジオライピン抗体高値陽性例の無症候性脳梗塞の臨床的意義は現時点では不明である.今後同様の症例が蓄積され,臨床経過を解析することが臨床的に必要と思われた.
上大静脈症候群の1例
著者: 後藤田浩三 , 河内山明 , 三好薫
ページ範囲:P.857 - P.859
上大静脈症候群をきたした53歳,男性の1例を報告した.平成3年9月初旬頃より顔面から鎖骨上窩にかけて淡い潮紅を伴うびまん性の浮腫性腫脹と頸部の絞扼感が出現した.上大静脈症候群を疑い精査したところ胸部単純写真にて,右上肺野に直径2cm大のcoin lesionを認めた.また胸部CTで右縦隔リンパ節腫大,前縦隔にlow density areaを認め,上大静脈造影では左右腕頭静脈合流部の閉塞を認め,肺癌のリンパ節転移による上大静脈症候群と診断した.治療として,6週間にわたる60Coの分割照射と静脈拡張術を行い症状は著明に軽快した.
化学療法後に急激な黒色色素沈着を生じた1例
著者: 長谷川優子 , 太田有史 , 上出良一
ページ範囲:P.861 - P.864
症例は52歳,男性.骨髄異形成症候群の診断で1990年7月より当院第二内科にて加療中に黄疸出現し,薬剤性肝障害の疑いにて1991年1月入院となった.その後,骨髄像で異型細胞の増加を認めたためリンパ腫の肝浸潤と診断された.腎機能も悪化していたがビンデシン,エトポシドによる化学療法を施行した.その直後より急激に顔面の著明な黒色色素沈着,項部,手背の褐色色素沈着が出現した.組織像は表皮下層のメラニン顆粒の著明な増加,メラノサイトの賦活を認めたが,鉄染色は陰性であった.鉄代謝,副腎機能,α—MSHには著変を認めなかった.色素沈着は化学療法による皮膚障害が主因であり,肝・腎障害が誘発因子と考えられた.
Transient Acantholytic Dermatosisにアミロイド苔癬を合併した1例
著者: 鈴木健司 , 村上京子 , 奥知三
ページ範囲:P.865 - P.868
66歳,男性の両下腿の強い瘙痒を伴った褐色丘疹を皮膚組織所見よりtran—sient acantholytic dermatosis(TADと略す)と診断し,約5年間ステロイド剤外用,抗ヒスタミン剤内服にて治療していた.その間,本症例は慢性肝炎より肝癌が発症し,皮疹は丘疹以外にも苔癬化局面を認めるようになった.これらの皮疹を再度皮膚生検を行い,真皮上層にアミロイドの沈着を認め,アミロイド苔癬と診断した.TADよりアミロイド苔癬が生じた症例は稀と思われ,報告するとともにTADの病因についても文献的に考察した.
融合性細網状乳頭腫症と仮性黒色表皮腫を併発した2例
著者: 木村孔右 , 秋田晴男 , 石橋明
ページ範囲:P.869 - P.872
融合性細網状乳頭腫症と仮性黒色表皮腫を合併した14歳男子と16歳男子例を報告し,それらの病因について文献的考察を加えた.さらに文献例を集計して両疾患の好発部位の相違を明確にし両疾患が別症であることを示した.
アンレキサノクス経口剤による薬疹の2例
著者: 井上奈津彦 , 牧野弘和 , 上出良一
ページ範囲:P.873 - P.876
アンレキサノクス経口剤による薬疹の2例を報告した.2例ともスギ花粉症の治療にアンレキサノクス錠(ソルファ錠®)を1日150mg投与されていた.症例1は43歳女性,内服開始約5週間後に播種状紅斑丘疹型の薬疹が発生した.症例2は52歳男性で,内服開始約8週間後にジベル型の薬疹が発生した.両症例ともパッチテストにてワセリン基剤では陰性,水溶液では72時間後に陽性であった.アンレキサノクス添加リンパ球幼若化試験は2例とも陰性で,内服誘発テストにて同様の発疹を再現できた.
Propylthiouracilによる血管炎型薬疹の1例
著者: 坂井博之 , 松尾忍 , 飯塚一 , 西村英夫
ページ範囲:P.877 - P.880
Propylthiouracil(以下PTU)による血管炎型薬疹の1例を報告した.症例は52歳,男性.8年前から甲状腺機能亢進症のためPTUを投与されていた.初診の2カ月前から発熱とともに,頭部に紅色皮疹が出現し,体幹,四肢に数を増してきた.初診時には,後頸部,体幹,両手に鱗屑,痂皮を伴う丘疹,あるいは浸潤を触れる紅斑性局面が存在し,一部潰瘍化していた.身体所見では甲状腺腫大と脾腫を認め,検査所見では白血球減少と,T3,T4の上昇,両側肺門部リンパ節腫脹がみられた.組織学的には,真皮から皮下脂肪組織にかけて,血管周囲性に好中球とリンパ球が浸潤し,血管壁の破壊と核塵を認めた.薬剤中止により皮膚症状,検査所見ともに改善をみた.
伝染性単核症の3例
著者: 加藤直子 , 上野洋男
ページ範囲:P.881 - P.885
発熱,リンパ節腫大,血中への異型リンパ球の出現などの定型的臨床症状と,播種性紅斑丘疹型あるいは多形滲出性紅斑型の皮疹を呈した伝染性単核症(IM)の3例を報告した.血清学的なEpstein-Barrウイルス(EBV)関連抗体価の測定から,3例ともEBVの初感染が原因と思われた.3例の皮疹部の病理組織像は,真皮上層の血管周囲性の比較的大型のリンパ球様細胞を主体とする細胞浸潤と,それらの表皮下面および表皮への遊出を示した.浸潤細胞の表面性格の検討では,3例ともT細胞の浸潤が明らかで,さらに1例においては,真皮内の浸潤細胞はsuppressor/cytotoxic T細胞の優位を示した.
Cat Scratch Diseaseの1例
著者: 川上民裕 , 大西善博 , 松井良介 , 柳原康章 , 長村洋三
ページ範囲:P.887 - P.890
初発皮膚病変,所属リンパ節ともにWarthin-Starry染色で多数の陽性桿菌を認めた29歳,男性のcat scratch diseaseの1例を報告した.初診の3週間前に右手指を猫に掻爬された.数日後,同部に丘疹が,2週後に発熱とともに右肘関節滑車上部に圧痛・自発痛を伴う発赤,腫脹が出現.組織学的に右手指の丘疹は肉芽腫性変化を,右上腕上内側および滑車上部のリンパ節は壊死性リンパ節炎と肉芽腫性変化を認めた.初発皮膚病変にWarthin-Starry染色陽性桿菌を確認したのは,本邦では初めてである.
在日外国人にみられたらい
著者: 石井則久 , 高橋さなみ , 中嶋弘 , 音山和宣 , 勝岡憲生 , 杉田泰之
ページ範囲:P.891 - P.894
46歳,男,日系ブラジル人.40歳時よりらい(ハンセン病)として加療されていた.1991年11月より全身に地図状の暗紅褐色斑が出現した.皮膚組織液スメアにてらい菌陽性.病理組織学的に,空胞状変化を伴った組織球が血管周囲および神経・付属器周囲に結節状に肉芽腫形成を示していた.抗酸菌染色で桿菌が神経線維束や組織球中に存在,BL型のらいと診断した.過去の在日外国人のらい患者の年別推移をみると,らいの濃厚感染地区から来日した在日外国人においては,らい発症の可能性があり,外来診療でも十分注意する必要があることが判明した.
皮膚筋炎患者に生じた皮膚のMycobacterium intracellulare感染症
著者: 八田尚人 , 高田実 , 横山仁 , 藤田信一
ページ範囲:P.895 - P.898
63歳の女性.皮膚筋炎の治療にプレドニゾロンを内服中,右膝蓋に13×8mmの紅色結節が出現し,組織学的に結核結節の像を示した.その6カ月後右臀部に40×35mmの皮下硬結が認められ,病巣からMycobacterium intracellulareを分離,液相ハイブリダイゼーション法により同定した.リファンピシンを1年間服用し,治癒した.
高齢発症のEruptive Syringoma
著者: 斎藤敦 , 玉置邦彦
ページ範囲:P.901 - P.903
82歳,女性.初診数カ月前より躯幹前面を中心に,自覚症状を伴わない茶褐色調小丘疹が多数出現.膀部丘疹のHE染色標本にて,大小の嚢腫様構造を認め,一部にはいわゆるtadpole appearance像を示していた.臨床検査データではとくに異常所見なく,また悪性腫瘍の合併も認められなかった.老人に発症するのは稀と思われたので報告した.
リンパ節転移を伴ったMalignant Proliferating Trichilemmal Cystの1例
著者: 山本俊幸
ページ範囲:P.905 - P.907
60歳,女性の側頭部に生じ,リンパ節転移を伴ったmalignant proliferatingtrichilemmal cyst(MPTC)の1例を報告した.初診時右側頭部に径4.5cmの広基性紅色腫瘤を認め,初診の約4カ月後に頸部リンパ節転移を認めた.組織は,原発巣,転移巣ともに,大小の分葉状構造と嚢腫様構造を認め,腫瘍は好塩基性の基底細胞様細胞とエオジンに淡染する大型のclear cellとからなり,核の大小不同,分裂像などの異型性が著明に認められた.MPTCの本邦報告43例を集計し,リンパ節転移を伴う14例と,リンパ節転移,皮膚転移,遠隔転移の認められない27例とを比較検討した.さらに,初診からリンパ節転移までの期間につき考察を加えた結果,MPTCがリンパ節転移をきたす頻度が有棘細胞癌に比して高率にみられるとともに,MPTCの転移は比較的早期よりみられることが観察された.
趾間の有棘細胞癌
著者: 青木見佳子 , 矢島純 , 本田光芳 , 簡野晃次 , 百束比古 , 齋藤裕
ページ範囲:P.909 - P.911
68歳,女性の左第3趾間に生じた有棘細胞癌の1例を報告した.足白癬・疣贅として長期間加療され,当科でも皮膚生検まで施行しながら確定診断にいたるまで1年6カ月を要した.趾間の有棘細胞癌は極めて稀であるが,臨床的に趾間びらんに酷似するため見過ごされる例が多いと思われる.また小型の病巣で深部に浸潤する傾向があるため,診断には十分な深さと大きさを有する生検が必要である.
原発巣不明の悪性黒色腫の1例
著者: 清水聡子 , 山田晴義 , 仲弥 , 西川武二
ページ範囲:P.913 - P.916
13歳,男.1カ月来の右鼠径部の皮下腫瘤を近医にて摘出され,組織学的に悪性黒色腫のリンパ節転移が疑われたため来院した.初診時,右鼠径部の手術創直下に皮下腫瘤を触知するも,諸検査にて他に悪性黒色腫の原発巣・転移巣を思わせる所見なし.原発巣不明の悪性黒色腫の右鼠径リンパ節転移と診断し,腫瘤を含め鼠径リンパ節郭清術を施行.腫瘤の組織像は線維化が主で,他のリンパ節にも悪性所見を認めなかった.DAV療法7クールまで終了し確定診断から15カ月後の現在,再発転移を認めない.原発単不明の悪性黒色腫の本邦報告例14例につき検討したところ,予後の記載のあった13例中8例(62%)が2年以内に死亡しており,経過中(7〜15カ月)他に転移を認めないものは3例(23%)と少なかった.また転移巣が1つの領域リンパ節に限局し,他に合併症のない症例でも,予後が悪いという傾向が認められた.
イコサペント酸エチルが奏効したHypodermitis Sclerodermiformisの1例
著者: 青木幹泰 , 斉藤範夫 , 細谷順 , 西山千秋
ページ範囲:P.917 - P.920
イコサペント酸エチルの内服が奏効したhypodermitis sclerodermiformisの経験例を報告した.患者は63歳,女性.左下腿内側の静脈瘤に接して,有痛性の灼熱感を伴う木様硬に触れる境界明確な紅褐色局面があり,辺縁は鮮紅色を呈した.病理組織学的には,真皮中層から皮下脂肪織にかけて,肥厚した膠原線維束が皮面と平行に走行してみられるが,炎症所見は軽微で,皮膚付属器は正常に保たれていた.消炎鎮痛剤の内服と超音波療法にて約5カ月間治療を行ったが,疼痛は軽減するものの,紅斑性病変は左下腿全体に拡大した.そこで,イコサペント酸エチルの投与を試みたところ,内服開始2週間後より病変は縮小し始め,約1年後には多少の皮下硬結と色素沈着を残すまでに軽快している.本症にイコサペント酸エチルの内服が奏効した症例にいまだ接しないので,若干の考察を加えて報告した.
連載
Practical English for Busy Physicians・5
著者: D.Emmet
ページ範囲:P.930 - P.931
論文の記述様式,否定形・分詞節の避け方など
前回までの連載の中で,論文掲載を希望する雑誌の様式通りに論文を仕上げたら良いと提案しましたが,これは極めて重要なことであり,論文が受諾されるか拒否されるか大きな違いが生まれます.特にノーベル賞タイプのものでなければ殊の外です.
それと論文を書くときにワープロやコンピューターを使用しておくと,雑誌の要求する論文形態に変更するのも随分とやりやすくなると思います.例えばちょっとNew England Journal of Medicineを見てみると,ほとんどの論文が概要で始まり,続いてgeneralstatement,discussion of methods,results,最後にfinal discussionの順序になっています.The Journalof the American Medical Associationの場合は,もっと細かい様式があります.これはobjective,design,sample collection,intervention,main results,results,conclusionが含まれたbrief statementsで始まり,それぞれの標題のついたbrief statementsの後に,gen—eral remarks,続いて詳しいmethods,results,そして最後にsummary commentとなっています.それに編集者への投稿欄でさえも様式が決まっています!両雑誌における他のタイプの記事,general reviewや詳しい注釈などははっきりと様式は決まっていません.しかしながらreferencesは雑誌が要求している通りに引用しなければなりません.
治療
前脛骨型表皮水疱症の遊離植皮術による治療経験
著者: 小迫雅敏 , 新見直正 , 森保 , 西山成寿 , 森田栄伸 , 山田悟 , 山本昇壮
ページ範囲:P.921 - P.924
17歳,男性.生下時および幼少時にとくに異常はみられなかったが,10歳頃から脛骨前面に米粒大から小豆大の小水疱が出現するようになった.水疱は瘢痕を残して治癒するが,再発を繰り返した.水疱は病理組織学的には表皮下水疱であった.水疱形成部位では電顕的にanchoring fibrilsはほとんど認められなかった.前脛骨型表皮水疱症と診断し種々の保存的治療を行ったが十分な効果が得られなかったため,病変部に遊離植皮術を施行した.採皮部は正常者と比べて上皮化の遅延がみられた.植皮部の皮膚の生着は良好であった.植皮部に稗粒腫の形成はみられたが,整容的に満足すべき状態が得られた.前脛骨型表皮水疱症において遊離植皮術は有用な治療法の一つになりうると考えられた.
印象記
モンテカルロ国際乾癬ワークショップ「分子,細胞レベルから探った乾癬の発症機序—今後10年への展望」に参加して
著者: 田上八朗
ページ範囲:P.926 - P.929
戦後約10年,場末の映画館で「哀愁のモンテ・カルロ」という映画をみた.それも3本立てで,別の映画をみにいったついでにみたものであろう,筋も忘れてしまったが,青い海を見おろす岩山を恋人たちがドライブするシーンは印象的だった.その後,女優のグレース・ケリーが王妃となったこのモナコ公国の国民は,世界でバチカンに次ぐ小さな国土にとばくの収益のゆえに税金を払わず暮せるが,もしも王室に王子が生まれないとフランスに合併される運命にあるユニークな国であるという知識ぐらいが頭の隅に残っていた.
ところが屠蘇気分のまだ残る本年1月,英国のGreaves教授から,突然急な学会招聘状が届いた.その場所はモンテカルロ,3月25日と26日の2日間世界中から30名ほどの乾癬研究者が一堂に会し,病因を徹底的に討論する会に出席しないかと書かれている.フランスと聞くと,かつて旅券から航空券まで一瞬にすられた悪夢のような思い出が浮かぶ.しかし,コート・ダジュールならさほど治安も悪くないであろう.緯度的には仙台より北なのに,ヨーロッパでは南国とされており,3月末ではどうなのかという興味はあるし,かつての映画の記憶も心をそそる好奇心となって,学会への緊張感と交錯する.というのは,私に与えられたテーマが「臨床からみた乾癬の病因」とまずは,かなり気の重くなる準備を要するものであったせいもある.
基本情報
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37巻12号(1983年12月発行)
37巻11号(1983年11月発行)
37巻10号(1983年10月発行)
37巻9号(1983年9月発行)
37巻8号(1983年8月発行)
37巻7号(1983年7月発行)
37巻6号(1983年6月発行)
37巻5号(1983年5月発行)
37巻4号(1983年4月発行)
37巻3号(1983年3月発行)
37巻2号(1983年2月発行)
37巻1号(1983年1月発行)
36巻12号(1982年12月発行)
36巻11号(1982年11月発行)
36巻10号(1982年10月発行)
36巻9号(1982年9月発行)
36巻8号(1982年8月発行)
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36巻6号(1982年6月発行)
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36巻3号(1982年3月発行)
36巻2号(1982年2月発行)
36巻1号(1982年1月発行)
35巻12号(1981年12月発行)
35巻11号(1981年11月発行)
35巻10号(1981年10月発行)
35巻9号(1981年9月発行)
35巻8号(1981年8月発行)
35巻7号(1981年7月発行)
35巻6号(1981年6月発行)
35巻5号(1981年5月発行)
35巻4号(1981年4月発行)
35巻3号(1981年3月発行)
35巻2号(1981年2月発行)
35巻1号(1981年1月発行)
34巻12号(1980年12月発行)
34巻11号(1980年11月発行)
34巻10号(1980年10月発行)
34巻9号(1980年9月発行)
34巻8号(1980年8月発行)
34巻7号(1980年7月発行)
34巻6号(1980年6月発行)
34巻5号(1980年5月発行)
34巻4号(1980年4月発行)
34巻3号(1980年3月発行)
34巻2号(1980年2月発行)
34巻1号(1980年1月発行)
33巻12号(1979年12月発行)
33巻11号(1979年11月発行)
33巻10号(1979年10月発行)
33巻9号(1979年9月発行)
33巻8号(1979年8月発行)
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33巻6号(1979年6月発行)
33巻5号(1979年5月発行)
33巻4号(1979年4月発行)
33巻3号(1979年3月発行)
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33巻1号(1979年1月発行)
32巻12号(1978年12月発行)
32巻11号(1978年11月発行)
32巻10号(1978年10月発行)
32巻9号(1978年9月発行)
32巻8号(1978年8月発行)
32巻7号(1978年7月発行)
32巻6号(1978年6月発行)
32巻5号(1978年5月発行)
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32巻2号(1978年2月発行)
32巻1号(1978年1月発行)
31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
31巻10号(1977年10月発行)
31巻9号(1977年9月発行)
31巻8号(1977年8月発行)
31巻7号(1977年7月発行)
31巻6号(1977年6月発行)
31巻5号(1977年5月発行)
31巻4号(1977年4月発行)
31巻3号(1977年3月発行)
31巻2号(1977年2月発行)
31巻1号(1977年1月発行)
30巻12号(1976年12月発行)
30巻11号(1976年11月発行)
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
30巻7号(1976年7月発行)
30巻6号(1976年6月発行)
30巻5号(1976年5月発行)
30巻4号(1976年4月発行)
30巻3号(1976年3月発行)
30巻2号(1976年2月発行)
30巻1号(1976年1月発行)
29巻12号(1975年12月発行)
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
29巻5号(1975年5月発行)
29巻4号(1975年4月発行)
29巻3号(1975年3月発行)
29巻2号(1975年2月発行)
29巻1号(1975年1月発行)
28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
28巻10号(1974年10月発行)
28巻8号(1974年8月発行)
28巻7号(1974年7月発行)
28巻6号(1974年6月発行)
28巻5号(1974年5月発行)
28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
28巻2号(1974年2月発行)
28巻1号(1974年1月発行)
27巻12号(1973年12月発行)
27巻11号(1973年11月発行)
27巻10号(1973年10月発行)
27巻9号(1973年9月発行)
27巻8号(1973年8月発行)
27巻7号(1973年7月発行)
27巻6号(1973年6月発行)
27巻5号(1973年5月発行)
27巻4号(1973年4月発行)
27巻3号(1973年3月発行)
27巻2号(1973年2月発行)
27巻1号(1973年1月発行)
26巻12号(1972年12月発行)
26巻11号(1972年11月発行)
26巻10号(1972年10月発行)
26巻9号(1972年9月発行)
26巻8号(1972年8月発行)
26巻7号(1972年7月発行)
26巻6号(1972年6月発行)
26巻5号(1972年5月発行)
26巻4号(1972年4月発行)
26巻3号(1972年3月発行)
26巻2号(1972年2月発行)
26巻1号(1972年1月発行)
25巻13号(1971年12月発行)
特集 小児の皮膚疾患
25巻12号(1971年12月発行)
25巻11号(1971年11月発行)
25巻10号(1971年10月発行)
25巻9号(1971年9月発行)
25巻8号(1971年8月発行)
25巻7号(1971年7月発行)
特集 基底膜
25巻6号(1971年6月発行)
25巻5号(1971年5月発行)
25巻4号(1971年4月発行)
25巻3号(1971年3月発行)
25巻2号(1971年2月発行)
25巻1号(1971年1月発行)
24巻12号(1970年12月発行)
24巻11号(1970年11月発行)
24巻10号(1970年10月発行)
24巻9号(1970年9月発行)
24巻8号(1970年8月発行)
24巻7号(1970年7月発行)
24巻6号(1970年6月発行)
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
24巻3号(1970年3月発行)
24巻2号(1970年2月発行)
24巻1号(1970年1月発行)
23巻12号(1969年12月発行)
23巻11号(1969年11月発行)
23巻10号(1969年10月発行)
23巻9号(1969年9月発行)
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
23巻6号(1969年6月発行)
23巻5号(1969年5月発行)
23巻4号(1969年4月発行)
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)