患者 74歳,女
現病歴 初診の約10年前に右頬部の色素斑に気づく.漸次拡大し,1年前より一部が隆起してきた.初診時,およそ20年前よりあるという左上肢の列序性皮疹を偶然指摘された.
現症 左頬部に18×21mm,境界比較的明瞭な褐色色素斑があり,ほぼ中央に4×5mmの黒色小結節を認める(図1).所属リンパ節は触知しない.また,左上腕から前腕にかけて,粟粒大〜大豆大の淡紅色,軟らかい結節が計10個列序性に配列する(図2).カフェ・オ・レ斑などReck1ing—hausen病を疑わせる所見はなく,家系内に類症を認めなかった.
雑誌目次
臨床皮膚科47巻12号
1993年11月発行
雑誌目次
カラーアトラス
悪性黒色腫と限局性多発性神経線維腫との合併例
著者: 山本俊幸 , 森田恭一 , 大久保坦子 , 白土基次
ページ範囲:P.1046 - P.1047
原著
血漿交換療法が有効であった後天性表皮水疱症
著者: 池嶋文子 , 池田志斈 , 吉池高志 , 高森建二 , 小川秀興 , 児浦純義
ページ範囲:P.1049 - P.1054
臨床および組織学的所見,さらに蛍光抗体法,免疫電顕,および免疫ブロット法にて確定診断した64歳,女性の後天性表皮水疱症例に対して血漿交換療法を施行し,その効果を検討した.自験例はステロイド,免疫抑制剤,DDSなどに抵抗性であったが,血漿交換療法により,流血中の抗体価の減少および臨床症状の改善が得られ,またステロイドの減量も可能であった.重症で,ステロイド抵抗性の後天性表皮水疱症においても,少量のステロイド投与と血漿交換療法によりコントロールは十分可能と思われた.
今月の症例
表皮細胞間にIgGとIgAの沈着をみた紅斑性天疱瘡の1例
著者: 小川朗子 , 轟葉子 , 丸山道代 , 高田和美 , 小方冬樹 , 生野重明 , 戸田淨 , 橋本隆 , 西川武二
ページ範囲:P.1055 - P.1058
38歳,男性.2カ月前より顔面,前胸部,背部に小豆大から小指頭大の紅斑,水疱,びらん出現.病理組織は角層下に水疱,その中に好中球とacantholytic cellが認められ,蛍光抗体直接法では表皮細胞間にIgG, C3のみでなくIgAが沈着.間接法ではIgG抗表皮細胞間抗体80倍,抗表皮細胞核抗体160倍,IgA抗表皮細胞間抗体は陰性であった.表皮細胞間にIgG, IgAの沈着が共に陽性である症例は,他に1例報告されているのみである.過去の報告を検討して,表皮細胞間にIgAのみが沈着する水疱症は天疱瘡とは別の独立疾患として扱うほうが良いのではないかと考えた.
症例報告
緩下剤漢方薬(ハーブ)アローゼンによる薬疹の1例
著者: 島井信子 , 中山秀夫 , 笠原延子
ページ範囲:P.1061 - P.1064
緩下剤漢方薬(ハーブ)アローゼンによる薬疹を経験したので報告する.症例は58歳男性で,4カ月来続いた瘙痒の著明な指掌,手掌,足蹠,腰部の斑状紅斑,丘疹,鱗屑を主訴として来院した.3年前に冠動脈バイパス手術を施行しており,初診当時7種の内科薬剤を内服していた.心疾患コントロールに不可欠な3種のみを残し,他は中止させたところ,皮疹は治癒した.20%ワセリンベースでのパッチテストでは,アローゼン±(軽度の紅斑)であり,全治退院後アローゼン1包の内服により皮疹は再燃をみた.アローゼン含有成分別内服試験を施行したところ,オノニス根乾燥エキス0.5mg内服後3〜4時間で,初診時と同様の皮疹を生じた.他の成分での内服試験はすべて陰性であった.以上の結果からアローゼン成分中のオノニス根による薬疹と判断した.
ダカルバジンによる光線過敏症型薬疹
著者: 河合修三 , 辻岡馨 , 宮内東光
ページ範囲:P.1065 - P.1068
60歳,男性.悪性黒色腫にDAV療法を行っていたところ3クール目より光線過敏症が生じた.光線照射試験よりダカルバジンによるUVAからUVB領域における光線過敏症と判明した.UVA 228mJ/cm2以下,照射2時間後より皮疹が出現した.UVBは148.4から74.2mJ/cm2へのMEDの短縮を認めた.光線過敏が生じる期間は静注直後から24時間以内にUVAが照射された時に限られており,ダカルバジン血中濃度に相関した.
Common Variable Immunodeficiencyに併発した環状紅斑の1例
著者: 鈴木正之 , 臼井恵太郎 , 狩野俊幸 , 岩間厚志 , 三輪哲義 , 矢尾板英夫
ページ範囲:P.1069 - P.1071
22歳,女性.14歳の頃より中耳炎や肺炎に繰り返して罹患するようになった.16歳頃に近医で検査をしたところ,IgG, IgA, IgM, IgEの低下を指摘されて,commonvariable immunodeficiency(CVI)の診断を受けた.その後免疫グロブリンの定期的な投与を受けていた.1989年8月より当院血液内科で加療を続けていた.1991年9月頃より軽度瘙痒感のある2重の環状紅斑が左胸部に出現した.組織学的には真皮上中層の血管周囲性生浮腫と軽度のリンパ球浸潤が認められた.皮疹は経過観察のみで皮疹出現より約2カ月で消失した.この皮疹はCVIの病勢と相関せず,直接的にCVIと関連しているという確証は得られなかった.しかし他に適当な診断名がなくCVIに併発した環状紅斑とした.
Myelodysplastic Syndrome患者に生じたSweet病
著者: 久保仁美 , 松本和彦 , 飯島健司 , 斎田俊明 , 斉木実
ページ範囲:P.1073 - P.1076
45歳,男性.Myelodysplastic syndrome(MDS)の経過観察中,抜歯後に発熱と歯肉の腫脹を生じた.その後,注射針の刺入部や口角部などに暗紅色の浮腫性紅斑を生じた.病理組織学的には表皮直下から真皮中層にかけての好中球を主体とする稠密な炎症性細胞浸潤を認め,Sweet病と診断した.副腎皮質ステロイド剤の全身投与にて軽快した.約半年後,発熱,歯肉腫脹とともに,口角部に単純性疱疹が生じ,次いでその病変部にSweet病様皮疹が発生してきた.本症例は,針の刺入部やヘルペスウイルス感染部にSweet病の皮疹が出現しており,本症の発症機序を考える上で興味深く思われた.
優性栄養障害型先天性表皮水疱症(Cockayne-Touraine Type)の1例
著者: 佐々木裕子 , 荒浪暁彦 , 秋山真志 , 杉浦丹 , 清水宏
ページ範囲:P.1077 - P.1080
症例,24歳男.出生時より軽微な外力により水疱出現し,瘢痕や脾粒腫を残して治癒.以後,寛解増悪を繰り返し,小児期より爪甲変形および口腔粘膜にもびらんが認められているが,白色丘疹,成長障害,消化器症状,指趾の癒着などは認められない.母親,姉,母方の祖母,甥に同症あり.光顕で表皮下水疱,電顕ではlamina densa直下に裂隙形成が認められanchoring fibrilの減少が見られた.LH 7.2モノクローナル抗体は患者基底膜部と反応し,Ⅶ型コラゲンの存在が確認された.以上より優性栄養障害型先天性表皮水疱症(Cockayne-Touraine type)と診断された.抗皮膚基底膜部抗体による検索は先天性表皮水疱症の診断,ならびに病態の解明に重要であり,今後さらに症例を集積していくべきであると考えた.
Subacute Cutaneous Lupus Erythematosusの1例
著者: 浜岡秀爾 , 堀越貴志 , 大石雅樹 , 花田二郎 , 川村邦子 , 前田和男 , 高橋誠 , 西東敏雄
ページ範囲:P.1083 - P.1086
18歳,女性に発症したsubacute cutaneous lupus erythematosus(SCLE)の1例を報告した.初診の2カ月前より左頬部に環状紅斑,上背部に孤立性の鱗屑を付着する浸潤性紅斑を認めた.皮疹はその後瘢痕を残さずに治癒した.他に,口腔内には小潰瘍が存在し,膝関節痛,レイノー現象を認めた.臨床検査所見で,抗核抗体と抗DNA抗体は陽性,抗SS-A・SS-B抗体は陰性であった.耳下腺造影にてapple treesignを認め,口唇部の唾液腺では,組織学的に軽度のリンパ球浸潤を認めた.しかし,涙液および唾液の分泌能には異常は認められなかった.病理組織検査では,表皮の萎縮および基底層の液状変性,真皮上中層の血管および付属器周囲には,リンパ球を主体とした密な細胞浸潤を認めた.以上の所見より,本症例をSontheimerらの提唱したSCLEと診断した.
著明なムコ多糖沈着を呈したAmyopathic Dermatomyositisの1例
著者: 大塚勤 , 秋元幸子 , 山蔭明生 , 石川英一
ページ範囲:P.1087 - P.1090
58歳,男性.体幹・四肢の自覚症状を伴わない淡紫紅色扁平隆起性丘疹で発症し,発熱,ヘリオトロープ疹,ゴットロン徴候,爪囲紅斑を認めたが,当初筋炎を認めなかった.組織学的に皮疹部には液状変性・メラニンの滴落と真皮全層にわたる著明なヒアルロニダーゼ消化性アルシアンブルーおよびコロイド鉄陽性物質の沈着を認めた.以上より著明なムコ多糖沈着を伴ったamyopathic dermatomyositisの1例と考えた.その後ステロイド内服加療により解熱し,皮疹も消退したが,皮疹初発より4年8カ月後,プレドニゾロン減量中に数度にわたる炎症反応の増悪および一過性の筋原性酵素の上昇を認めた.本例の皮疹部ムコ多糖の二糖分析を行ったところ,正常人皮膚に比較して,乾燥重量あたりのヒアルロン酸構成二糖が著明に増加していた.本例の疾患上の位置付けおよび成因について考察を加えた.
Cronkhite-Canada症候群の1例
著者: 岩崎加代子 , 奥知三 , 木田実 , 小島紘一
ページ範囲:P.1091 - P.1094
54歳,男性に発症したCronkhite-Canada症候群の1例を報告した.約2カ月前より水様性下痢が出現し,その後腹痛とともに急速に全身の脱毛,色素沈着,爪甲の萎縮,味覚異常を認めた.血液,尿検査では異常はみられなかったが,消化管X線,内視鏡検査にて,胃と回腸から直腸にかけて多発性生ポリポーシスを認め,Cronkhite—Canada症候群と診断した.診断後,副腎皮質ホルモンの内服を開始したところ,速やかに消化器症状,次いで皮膚症状の改善がみられた.投与2カ月目でステロイド内服を中止して,臨床症状の再燃をみなかった.
Necrobiosis Lipoidicaの1例
著者: 飯豊深雪 , 熊切正信 , 小泉洋子 , 大河原章
ページ範囲:P.1095 - P.1098
38歳,女性.1982年頃から両下腿に赤褐色の局面が出現し,数が増え,また大きさも拡大してきたため1988年5月10日当科を受診した.それ以前に糖尿病を指摘されたことはなかった.臨床像,病理組織所見からnecrobiosis lipoidicaと診断した.ブドウ糖の経口投与負荷試験で,境界型糖尿病であった.本疾患の成因をmicro—angiopathyが関係しているとの理解から,抗血小板療法を行い有効であったとする報告が散見されるため,自験例に対してもアスピリンとジピリダモールを使用したところ,一時的な効果が認められた.
L型らい(Multibacillary Leprosy)の1例
著者: 石河亜紀子 , 清水宏 , 原田敬之 , 西川武二 , 左奈田精孝
ページ範囲:P.1099 - P.1103
31歳,在日フィリピン人男性.2年前,左上腕に自覚症状のない丘疹が出現,漸次拡大し手掌大の局面となった.3カ月前,全身に暗赤色の結節が多発してきた.皮疹部に一致して著明な知覚鈍麻あり.皮疹部穿刺液スメアーのZiehl-Neelsen染色標本にて,多数のらい菌を認めた.生検皮膚HE標本では表皮直下にsubepidermalclear zoneを,その下層から皮下組織に至るまでリンパ球・泡沫状の細胞質を有する組織球様細胞主体の稠密な細胞浸潤を認める.組織球様細胞の胞体内には多数のZiehl-Neelsen染色陽性桿菌を認める.電顕的にも組織球様細胞のライソゾーム内に細胞内寄生の形で存在するらい菌が観察され,菌周囲にはfoam spaceが存在した.DDSにて治療を開始したところ,Ⅰ型反応(reversal reaction)を生じたため,プレドニゾロンの投与に変更し,皮疹は扁平化した.
旋尾線虫目の幼虫による皮膚爬行疹の1例
著者: 岡崎愛子 , 飯田孝志 , 村松勉 , 白井利彦 , 西山利正 , 高橋優三 , 荒木恒治
ページ範囲:P.1105 - P.1107
31歳,男性.ホタルイカ,アマエビの生食後,右側腹部に線状爬行疹が生じた.末梢血の好酸球の軽度上昇を認めたが,顎口虫,肺吸虫などの血清反応は陰性であった.皮疹部の生検により長谷川の分類上Type Xに属する旋尾線虫目の幼虫が検出された.
頭部に生じたEccrine Spiradenomaの1例
著者: 川上民裕 , 大西善博 , 松井良介 , 柳原康章 , 長村洋三
ページ範囲:P.1109 - P.1111
81歳,男.初診3年前に左側頭部の大豆大,淡紅色,ドーム状に隆起した小結節に気づく.弾性硬,下床との可動性あり.圧痛,自発痛はない.組織学的には,真皮上層から皮下脂肪織にかけて,内側のヘマトキシリンにやや淡染する大きな核をもち細胞質に富む明調細胞と,外側のヘマトキシリンにやや濃染する小さな核をもつ細胞質に乏しい暗調細胞よりなる多数の管腔構造から構成される腫瘍塊を認める.自験例を含む本邦報告95例を集計し,統計的考察を加えるとともに,本症の組織発生についても言及した.
有茎性を呈した充実型基底細胞上皮腫
著者: 久智行 , 古川雅祥 , 中川浩一 , 伏田宏代 , 持田和伸 , 後藤靖 , 濱田稔夫
ページ範囲:P.1113 - P.1115
54歳,女性.出生時より右下顎部に黒子様の皮疹が存在していたというが,1年前より次第に増大してきた.その後,擦過に伴い時折出血を来すようになった.初診時,15mm×15mm大,高さ7mm,真珠様光沢を有し,一部に痂皮を付着した,黄紅色〜黒褐色の弾性硬,有茎性の腫瘤が存在した.病理組織学的には,表皮と連続して伸びる基底細胞様細胞の集塊が認められ,真皮下層まで連続性に,一部島状に存在していた.個々の細胞は異形性が少なく,楕円形の大きな濃染する核を有していた.その辺縁部は柵状に配列し,間質は浮腫状で炎症細胞の浸潤も認められた.以上より,solid basal cell epithelioma of the infiltrative typeと診断した.治療としては,腫瘍全摘出術を行い,現在まで再発を認めていない.臨床的に,このtypeでの有茎性基底細胞上皮腫はまれと考えられ,考察を加えた.
頭皮瘢痕上に生じた疣状癌
著者: 木村俊次 , 畑康樹
ページ範囲:P.1117 - P.1120
29歳男子の右側頭の手術瘢痕部に生じた,年齢的・部位的に稀な疣状癌の1例を報告した.臨床的には表面が粗大および微細顆粒状の乳頭腫状腫瘤を呈し,組織学的には異型性は乏しいが不規則な上皮増殖が主に上方突出性に認められるとともに,多数の好酸球・形質細胞を混じる小円形細胞浸潤を示した.疣状癌の概念や位置づけを文献的に検討したところ,高分化型有棘細胞癌というよりも,癌前駆症ないし,より幅広いスペクトルを有する一連の腫瘍群とみなしたほうが適切と考えられた.自験例にみられた好酸球浸潤については,予後良好を示す1つの所見とみなす考え方を支持した.
足底慢性膿皮症より生じた有棘細胞癌の1例
著者: 安達智江 , 斎藤次郎 , 江口奈緒美 , 寄藤和彦 , 小林まさ子 , 藤田優
ページ範囲:P.1121 - P.1123
46歳,男.農業に従事している.約5年前より左踵部に角化性変化を生じた.3年前より排膿を繰り返し,半年前より同部が隆起してきた.皮膚生検にて一部に有棘細胞癌(以下SCC)を認め,術前化学療法と腫瘍切除術を施行した.足底踵部という部位の特殊性のため,再建はmedial plantar flapにて行った.組織学的に上皮様の嚢腫壁が不規則に陥入して瘻孔を形成し,その下方に連続してlow grade-SCCを認めた.外傷などによる表皮迷入により発生し,歩行などの物理的刺激が加わるうちに複雑な瘻孔を形成して慢性膿皮症の状態となり,さらには悪性化を来すに至った症例と考えられた.
子宮体癌術後に生じた悪性リンパ腫の1例
著者: 清水聡子 , 菊池新 , 山田晴義 , 仲弥 , 原田敬之
ページ範囲:P.1125 - P.1128
56歳,女.平成元年5月子宮体癌にて準広汎子宮全摘術を施行され,術後10カ月間テガフールを内服した.平成2年6月にはほぼ全身に瘙痒性皮疹が出現初診時,ほぼ全身に大豆大までの紅色結節が多発し,ステロイド外用にて経過観察するも軽快せず.平成3年3月再診時には四肢を中心に紫斑と色素沈着を認め,ほぼ全身に紅色結節ないし手拳大までの腫瘤,および皮下結節が散在していた.表在リンパ節腫脹と脾腫を認めたほか,末梢血中に46%,骨髄中に10.8%の異型リンパ球を認めた.ATLA抗体は陰性.組織学的には大型のリンパ球様細胞が密に増殖する像が認められ,これらは表面マーカーよりTリンパ球と考えられた.悪性リンパ腫と診断し,VEPA療法1クール,CHOP療法1クール施行するも漸次増悪,診断5カ月後に死亡.子宮体癌の治療が悪性リンパ腫の発症に関連している可能性を示唆した.
連載
Practical English for Busy Physicians・6
著者: D.Emmet
ページ範囲:P.1136 - P.1137
“Recognize”の使い方,口演用原稿の書き方など
あなたはrecognizeと言う単語を知っていますか.そして,その単語の本当の意味を知っていますか.時々recognizeという単語を医学論文の中で見かけますが,残念ながら大体の場合が間違って使用されています.例えば“Bullae, erosions and irregular pigmenta—tion were recognized on the thigh”という文章ですが,これは明らかに著者は“認める”という単語の代わりに“recognize”を使用しています.しかし携帯用でも良いですから英和辞書を注意して見てみると他にもsee, find, observe, notice, admit, conclude, regard,considerなどが出ています.しかし医学論文の中では“認める”という単語を使用するときに最適なのは“seen”です.recognize(認識)という単語は積極的な行動を伴う単語であり,情報を入力しそのデータを分析し結果を引き出すという意味が含まれています.
分かりやすい例を出してみましょう.皆さんは“OCR”をご存じでしょう.これは“Optical CharacterRecognition”の略語です.これは文字,それが英語や漢字であってもそれを文字のイメージから具体的な活字にする機能のことであり,私はこの“OCR”でfaxから直接コンピュータのワードプロセッサー,データファイルへ入れて,いかなる用紙も使わず,論文の添削を行い,著者へ送り返しています(つまりペーパーレスオフィスですね).つまり医学論文の中では著者が実験結果を分折した後,何か臨床結果を見いだし,それが当初の見込みと全く異なった結果が出たときには“recognize”が使用できます.
治療
放射線療法が奏効した木村病の1例
著者: 伯野めぐめ , 海老原全 , 仲弥 , 原田敬之 , 増田光喜
ページ範囲:P.1129 - P.1132
44歳,女の左頸部,右肘窩,右前腕,左大腿に皮下腫瘤が多発した木村病の1例を報告した.組織学的に,皮下組織にリンパ濾胞様構造の新生と,多数の好酸球,リンパ球の浸潤を認め,血液所見にて,末梢血中白血球数増多,好酸球数増多および血清IgE高値を示した.治療は,右前腕の腫瘤にステロイド局注を,左大腿の腫瘤にX線照射を試み,両者とも腫瘤縮小に有効であったが,ステロイド局注部では,1カ月後に再発を認めた.X線照射部では,現在のところ再発を認めておらず,放射線治療は,適応を慎重に考慮すれば,木村病に対する治療法の一つとして,今後試みるべき価値があると考えた.
印象記
第54回米国研究皮膚科学会印象記
著者: 田中俊宏
ページ範囲:P.1134 - P.1135
'91年シアトル,'92年バルチモアと会場が移った後,今年の第54回米国研究皮膚科学会は,ホームグランドであるワシントンDCに戻って開催された.会場はいつものワシントン・シェラトンホテル.この会場は,アダムスモーガンにほど近く,ワシントンDCの公園が直下にあり,同時にZooの横に位置するという,見学にも休息にも絶好の位置を占める.新緑の季節でもあり,ホテルに留まるのがもったいないような連日の晴天の中,今年は4月28日より5月1日まで,4日間の会期にわたって学会が開かれた.毎年新しい試みにチャレンジするお国柄らしく,定番のプレナリー,コンカレント,ポスターの他に,今年は新しい試みとして,スペシャルポスターデイスカッションとミニシンポジウムが開かれた.
このスペシャルポスターディスカッションは,プレナリーセクションと,ポスターセクションの両方の長所を取り入れようとした試みで,精選した演題をポスターとして一会場で展示し,同時に十分に討議を行うことを目的としたものである.これは,従来のプレナリーが発表時間が限られているため,スライドがはやく進んでしまい,データを十分にみることができない欠点を補ううえで,好ましい試みと思われた.
基本情報
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39巻10号(1985年10月発行)
39巻9号(1985年9月発行)
39巻8号(1985年8月発行)
39巻7号(1985年7月発行)
39巻6号(1985年6月発行)
39巻5号(1985年5月発行)
39巻4号(1985年4月発行)
39巻3号(1985年3月発行)
39巻2号(1985年2月発行)
39巻1号(1985年1月発行)
38巻12号(1984年12月発行)
38巻11号(1984年11月発行)
38巻10号(1984年10月発行)
38巻9号(1984年9月発行)
38巻8号(1984年8月発行)
38巻7号(1984年7月発行)
38巻6号(1984年6月発行)
38巻5号(1984年5月発行)
38巻4号(1984年4月発行)
38巻3号(1984年3月発行)
38巻2号(1984年2月発行)
38巻1号(1984年1月発行)
37巻12号(1983年12月発行)
37巻11号(1983年11月発行)
37巻10号(1983年10月発行)
37巻9号(1983年9月発行)
37巻8号(1983年8月発行)
37巻7号(1983年7月発行)
37巻6号(1983年6月発行)
37巻5号(1983年5月発行)
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36巻12号(1982年12月発行)
36巻11号(1982年11月発行)
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36巻9号(1982年9月発行)
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35巻12号(1981年12月発行)
35巻11号(1981年11月発行)
35巻10号(1981年10月発行)
35巻9号(1981年9月発行)
35巻8号(1981年8月発行)
35巻7号(1981年7月発行)
35巻6号(1981年6月発行)
35巻5号(1981年5月発行)
35巻4号(1981年4月発行)
35巻3号(1981年3月発行)
35巻2号(1981年2月発行)
35巻1号(1981年1月発行)
34巻12号(1980年12月発行)
34巻11号(1980年11月発行)
34巻10号(1980年10月発行)
34巻9号(1980年9月発行)
34巻8号(1980年8月発行)
34巻7号(1980年7月発行)
34巻6号(1980年6月発行)
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33巻12号(1979年12月発行)
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32巻12号(1978年12月発行)
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31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
31巻10号(1977年10月発行)
31巻9号(1977年9月発行)
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31巻3号(1977年3月発行)
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30巻12号(1976年12月発行)
30巻11号(1976年11月発行)
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
30巻7号(1976年7月発行)
30巻6号(1976年6月発行)
30巻5号(1976年5月発行)
30巻4号(1976年4月発行)
30巻3号(1976年3月発行)
30巻2号(1976年2月発行)
30巻1号(1976年1月発行)
29巻12号(1975年12月発行)
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
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28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
28巻10号(1974年10月発行)
28巻8号(1974年8月発行)
28巻7号(1974年7月発行)
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28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
28巻2号(1974年2月発行)
28巻1号(1974年1月発行)
27巻12号(1973年12月発行)
27巻11号(1973年11月発行)
27巻10号(1973年10月発行)
27巻9号(1973年9月発行)
27巻8号(1973年8月発行)
27巻7号(1973年7月発行)
27巻6号(1973年6月発行)
27巻5号(1973年5月発行)
27巻4号(1973年4月発行)
27巻3号(1973年3月発行)
27巻2号(1973年2月発行)
27巻1号(1973年1月発行)
26巻12号(1972年12月発行)
26巻11号(1972年11月発行)
26巻10号(1972年10月発行)
26巻9号(1972年9月発行)
26巻8号(1972年8月発行)
26巻7号(1972年7月発行)
26巻6号(1972年6月発行)
26巻5号(1972年5月発行)
26巻4号(1972年4月発行)
26巻3号(1972年3月発行)
26巻2号(1972年2月発行)
26巻1号(1972年1月発行)
25巻13号(1971年12月発行)
特集 小児の皮膚疾患
25巻12号(1971年12月発行)
25巻11号(1971年11月発行)
25巻10号(1971年10月発行)
25巻9号(1971年9月発行)
25巻8号(1971年8月発行)
25巻7号(1971年7月発行)
特集 基底膜
25巻6号(1971年6月発行)
25巻5号(1971年5月発行)
25巻4号(1971年4月発行)
25巻3号(1971年3月発行)
25巻2号(1971年2月発行)
25巻1号(1971年1月発行)
24巻12号(1970年12月発行)
24巻11号(1970年11月発行)
24巻10号(1970年10月発行)
24巻9号(1970年9月発行)
24巻8号(1970年8月発行)
24巻7号(1970年7月発行)
24巻6号(1970年6月発行)
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
24巻3号(1970年3月発行)
24巻2号(1970年2月発行)
24巻1号(1970年1月発行)
23巻12号(1969年12月発行)
23巻11号(1969年11月発行)
23巻10号(1969年10月発行)
23巻9号(1969年9月発行)
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
23巻6号(1969年6月発行)
23巻5号(1969年5月発行)
23巻4号(1969年4月発行)
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)