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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科47巻2号

1993年02月発行

症例報告

Acquired Reactive Perforating Collagenosisの2例

著者: 山本美保1 花田二郎1 川村邦子1 上田宏一1 堀越貴志1 杉山貞夫1 高橋誠1 及川修

所属機関: 1札幌医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.159 - P.162

文献概要

要約 今回,我々はacquired reactive perforating collagenosis(反応性穿孔性膠原線維症,以下ARPCと略す)の2例を経験した.症例1,75歳男性.10年前より糖尿病の既往あり.ほぼ全身に瘙痒を伴う角化性丘疹を認めた.症例2,45歳女性.四肢および体幹に,中心部に痂皮を付着する赤色丘疹が散在.糖尿病および腎疾患の既往なく,臨床検査的にも異常を認めなかった.2症例とも家族に同症状を認めなかった.組織学的に同疾患と確認.今回は,この2症例を報告するとともに,RPCに関する過去の報告につき文献的考察を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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