icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科47巻7号

1993年06月発行

症例報告

続発性痛風の1例

著者: 鬼頭美砂紀1 新田悠紀子2

所属機関: 1海南病院皮膚科 2愛知医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.589 - P.591

文献概要

 82歳,女性.右示指のDIP関節部に出現した痛風結節を報告した.3×4cmの発赤を伴う暗紫赤色の腫瘤で,爪の変形,骨の破壊もみられた.生検時圧出されたチョーク状の内容物は,顕微鏡下で針状結晶を認め,尿酸定性用試薬(uricase-per—oxidase法)で尿酸と同定した.遺伝的要素がなく,慢性腎不全で治療中であったことより続発性痛風と考えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら