患者 68歳,男性
初診 1989年12月22日
既往歴 大腸ポリープ切除(1987年)
家族歴 特記すべきことなし.
現病歴 4カ月前より認める.常用している内服薬は特にない.職業は水道管工で,ハンダを扱うとのことである.
現症 両手掌に限局して米粒大から大豆大の,黄褐色ないし褐色の角化性丘疹あるいは小結節が散在,多発し,一部環状を呈する(図1,2).自覚症状はない.他部位皮膚および粘膜には皮疹を認めない.
雑誌目次
臨床皮膚科47巻9号
1993年08月発行
雑誌目次
カラーアトラス
手掌に限局して生じた扁平苔癬
著者: 小林都江 , 宮川俊一 , 木村俊次
ページ範囲:P.734 - P.735
原著
OKT3モノクローナル抗体による治療を試みた輸血後GVHD
著者: 大江麻里子 , 小川保子 , 川島真 , 大野晃裕 , 小池太郎 , 高木厚
ページ範囲:P.737 - P.744
OKT3モノクローナル抗体を投与した輸血後GVHDの3例を報告した.57歳男.腎不全にて透析中,輸血を頻回に施行.発熱,下痢,汎血球減少,肝機能障害出現.OKT3,ステロイドパルス療法,G-CSFの投与により,白血球,網状赤血球の増加は認めたが,呼吸不全により死亡.39歳女.生体腎移植の術前に貧血のため輸血.発熱,紅斑,白血球減少,肝機能障害出現.ステロイドパルス療法,OKT3を投与するも敗血症のため死亡.80歳男.急性心筋梗塞の治療の際,輸血を施行.発熱,紅斑,びらん,白血球減少出現.ステロイドパルス療法,OKT3を投与するも腎不全のため死亡.輸血後GVHDは,その予防法の確立が最も重要であるが,現状では完壁な予防法が講じられているとは言い難い.一日も早い予防対策の確立が望まれる一方,本症の治療法の一つとしてのOKT3モノクローナル抗体の意義を述べた.
多発性爪甲下グロムス腫瘍を合併した神経線維腫症1型
著者: 澤田俊一 , 本田まりこ , 新村眞人
ページ範囲:P.745 - P.748
症例1,45歳,男.神経線維症1型(NF1と略す)に合併し,25歳頃より両手指の爪甲下に著明な圧痛を伴うグロムス腫瘍が多発した.症例2,33歳,女,28歳よりNF1の診断で当科にて加療しており,31歳頃より左第5指爪甲の変形と激しい圧痛によりグロムス腫瘍に気づいた.その他の両手指爪甲下にも軽度の圧痛を伴うグロムス腫瘍の多発を認めた.いずれの症例も遺伝歴はない.病理組織学的にはグロムス腫瘍は典型的であり,その周囲を取り囲むように神経線維腫が存在していた.多発性グロムス腫瘍とNF1との合併については,過去4例の報告がある.NF1の自験1,200症例では今回報告の2例という稀な合併であるが,両者の関係について若干の考察を加えて報告する.
今月の症例
皮疹の多発を認めた尋常性狼瘡の1例
著者: 高橋裕美子 , 田村敦志 , 石川治 , 山蔭明生 , 宮地良樹
ページ範囲:P.749 - P.751
59歳,男性.姉,弟は肺結核で死亡.小児期に左肘頭,次いで左上腕,頭部,顔面,背部,右上腕に紅褐色浸潤局面が多発.ツ反陽性.胸部X線で陳旧性肺結核を認めたが,喀痰塗抹および抗酸菌培養陰性.組織学的にラングハンス型巨細胞を混ずる類上皮細胞肉芽腫を認めたが,明らかな乾酪壊死は認めなかった.Ziehl-Neelsen染色,オーラミン染色で抗酸菌陰性,皮膚組織の抗酸菌培養陰性.INH400mg/日内服により皮疹は著明に改善した.皮疹の多発した尋常性狼瘡について若干の文献的考察を加えた.
後天性皮膚弛緩症の1例—電顕およびDACM染色所見
著者: 込山悦子 , 種田明生 , 岩原邦夫 , 三宅伊豫子 , 清原明 , 小川秀興
ページ範囲:P.753 - P.756
後天性皮膚弛緩症の23歳男性例を報告,加えて電顕的検索およびDACM染色所見を付記した.自験例は13歳頃皮膚の弛緩にて発症し,その後症状に進行がみられたため受診.初診時50歳代の年齢を思わせる顔貌,顔面,頸部,前胸部,上腕近位部に著明な皮膚の弛緩を認めた.経過中蕁麻疹様皮疹が出没.検査所見では血清銅がわずかに低値を示す他,検索し得た限りでは異常所見なし.組織学的に弾性線維走行の乱れ・断裂が著明.電顕的には上記の他にエラスチンの減少が目立った.DACM染色にて膠原線維,弾力線維と思われる部位のS-Sの蛍光が不鮮明で架橋結合の減少が示唆された.治療としてはface-liftingを施行,若干若返った印象あり.全身検査にて異常を認めない.
連載
元気な皮膚科医であるために・4
皮膚科医は死だって恐れない
著者: 今山修平
ページ範囲:P.757 - P.757
末期癌にあっても,生きようという積極的な姿勢を持ち続ける人は,悲観的な患者より長く生存することが知られています.しかしこの事実も見方を変えてみれば,現在の検査法では両群の違いを見いだせないだけであって,後者はより末期の患者の集団である可能性,すなわち悲観的になる患者とは,心身ともに死を受け入れることができる段階にまで進行した患者である可能性を否定できません.ある程度以上癌が進行し,宿主の敗色が濃厚になってきたら,これ以上の癌の蔓延を許さないために(あるいは予想される困難を避けるために)宿主が自ら死を選ばせているのかもしれません.(今は測定できないにしても)積極的に生きようとする気持ちを破壊する因子を出すような癌は,ある意味ではより悪性の癌でしょう.とはいえ,これさえも個体としての一種のprogrammed death(予定された死)かもしれません.個体を早急に滅ぼす手段として自ら癌を造ったという訳です.
冬山で凍死するときには,眠れば死んでしまうということが知識としては判っていても次第に眠たくなり「もうどうでもいいや」というような気持ちになると聞いています.また,そこに至る事情は本当に様々でありましょうが,死に直面した時には「見るべきものは見つ」といった満足感が得られることもあるようです.木曾義仲も死を自覚したとたん強い疲労感に襲われたように書かれています.いずれにせよ「もういいよ」と感じさせるような因子が中枢神経または血中に満ちてきて,細胞の,そして個体の死への移行を容易にすると思われます.
症例報告
陰門部に生じたWarty Dyskeratoma
著者: 木村俊次
ページ範囲:P.759 - P.762
59歳家婦,右大陰唇に11年前から生じたwarty dyskeratoma(WD)の1例を報告した.臨床的には米粒大の陥凹性病変で,辺縁部に狭い輪状の溝と白毛1本をみる.触痛あり,組織学的に病変部表皮は肥厚するとともに,中央部と辺縁の角質層裂隙部・毛嚢漏斗部とに棘融解性の異常角化と基底層直上からの裂隙形成とをみる.メラニン色素は欠如し,PAS陽性基底膜の肥厚を認める.病変部表皮真下にはリンパ球様細胞と形質細胞とが帯状浸潤を示す.WDには毛嚢との関連が明らかでないものや口腔内発生例もあり,男女外陰部発生例についてもより症状的な各称が用いられる傾向にあるが,今回の症例はWDとして問題ないと思われる.陰門部発生例としては本邦第2例目である.
Superficial Granubmatous Pyoderma
著者: 磯田憲一 , 水谷仁 , 村田實 , 水谷智子 , 清水正之
ページ範囲:P.763 - P.767
要約 22歳,女性.発熱とともに,痤瘡様発疹にて始まり,指頭大までの排膿を伴う潰瘍が顔面,躯幹に生じた.潰瘍辺縁および潰瘍底に肉芽の増生をみ,潰瘍底は比較的浅く,穿堀傾向はなかった.細菌培養,真菌培養ともに陰性で,ESR亢進,CRP上昇,IgG,IgA,およびフィブリノーゲン増加,血清Fe低下を認めた.組織学的には膿瘍を伴い浅い肉芽腫を示した.合併症は認められなかった.以上より本症例をWilson-Jonesらがpyoderma gangrenosumの局所限局型として提唱したsuperficial granulomatous pyodermaと診断し,サルファ剤およびミノサイクリン内服にて治療を進め,軽快傾向を得た.しかし,完治には至らず,プレドニゾロン30mg/日内服にて皮疹の速やかな上皮化が得られた.
壊死性筋膜炎の1例
著者: 伏田宏代 , 中川浩一 , 新藤季佐 , 福田道夫 , 古川雅祥 , 濱田稔夫
ページ範囲:P.769 - P.773
糖尿病患者に発生した壊死性筋膜炎の1例を報告する.62歳,女性.51歳時より糖尿病を指摘され,下腿の知覚障害があった.初診の3日前,右足背の紅斑に気づき,発赤腫脹が著明となったため当科を受診した.その後,皮疹は急速に拡大し,下腿にまで発赤腫脹が広がり,淡黄色の壊死組織も認められるようになった.入院後,広範囲なデブリードマン(debridement)を施行したところ,右足背から下腿にかけての皮下組織の壊死がみられ,壊死性筋膜炎の像を呈していた.また,病変部からは多種類の菌が検出された.周囲の皮膚の病理組織像では,細小血管壁の軽度の肥厚を認めた.以後,インスリン療法,抗生剤投与,外用療法および頻回のデブリードマン,植皮術により皮疹はほぼ上皮化した.本症の概念と病態,治療について若干の考察を行った.
Creeping Diseaseの1例
著者: 渡辺紀子 , 石崎純子 , 尾立冬樹
ページ範囲:P.775 - P.777
39歳男の腹部に生じたcreeping diseaseの1例を報告した.皮疹は,緊満性水疱を伴い蛇行性の線状配列を呈していた.皮膚病理組織像では,真皮に好酸球を主体とする炎症性細胞浸潤を認めた.組織中の虫体確認はできなかったが,免疫学的血清反応(ELISA法)では,ドロレス顎口虫に対する反応が陽性であった.感染源は不明であった.自験例を含め本邦111例について統計的考察を加えた.
咽頭部の溶連菌感染が発症誘因と考えられた毛孔性紅色粃糠疹の小児例
著者: 川本知江 , 吉池高志 , 相川洋介 , 小川秀興
ページ範囲:P.779 - P.782
11歳,女児.咽頭部溶連菌感染による病巣感染が発症誘因として考えられた毛孔性紅色粃糠疹の1例を報告した.咽頭炎症状発症後,約1週間後に掌蹠,肘頭部,膝蓋部に対称性・境界明瞭な紅斑角化性の局面が急速に発症した.咽頭扁桃部は膿窩を形成し,細菌培養にて溶連菌陽性を示した.病理組織学的には,垂直および水平方向への正角化・不全角化が交互に配列して認められた.以上の臨床像と病理像より,本症を毛孔性紅色粃糠疹と診断した.特記すべき点は,ステロイド・尿素などの外用には全く反応せず,minocyclinを内服させたところ,咽頭炎症状は急速に軽快し,皮疹はそれに合わせるかのように消退したことである.以上,①咽頭炎が発疹の契機となったこと,②皮疹の消長が咽頭炎症状に合致したこと,③抗生物質の投与に対して皮疹も反応したことなどから,自験例においては皮疹の発症に咽頭部の溶連菌感染が誘因として強く考えられた.
皮膚症状を伴った透析アミロイドーシスの1例
著者: 土肥庄二郎 , 松本和彦 , 河内繁雄 , 斎田俊明 , 荒井みゆき
ページ範囲:P.785 - P.788
50歳,男性.慢性腎不全のため17年来人工透析中.8年前より額・四肢に皮下結節および小丘疹が生じ徐々に増大した.初診時,額部に24×23mm大,左膝蓋上部に30×23mm大の常色不整形皮下結節を触知した.さらに左前腕シャント部周囲では帽針頭大で光沢を有する常色小丘疹が多発していた.いずれも自覚症状は認めなかった.病理組織学的には,皮下結節部では真皮下層から皮下脂肪織にかけて塊状のアミロイド沈着が証明された.他方,小丘疹部ではアミロイド沈着は真皮乳頭層に限局していた.免疫組織化学的検索では,両アミロイド沈着部位に一致して抗β2ミクログロブリン抗体にて陽性反応が認められたが,抗κ鎖抗体,抗λ鎖抗体,抗ケラチン単クローン抗体はすべて陰性であった.
フルオロウラシル類による紫斑型薬疹の1例
著者: 加藤則人 , 若林俊治
ページ範囲:P.789 - P.791
45歳,男性.口腔底癌の術後,数回5—fluorouracil(5—FU)による化学療法を受けていた.UFT内服3日後より両下肢に紫斑性丘疹を生じ,組織学的には壊死性血管炎の像であった.UFT内服中止にて皮疹は数日で軽快した.UFT,5—FUによる内服誘発試験において2〜3日目より四肢に紫斑性丘疹が出現し,投薬中止にて軽快した.以上よりフルオロウラシル類による紫斑型薬疹と診断,発症にはアレルギー性の機序が疑われた.
肺動静脈瘻を伴ったOsler病の1例
著者: 遠藤直樹 , 昆宰市 , 赤坂俊英 , 近芳久 , 阿部秀一 , 佐藤元美 , 志和利彦
ページ範囲:P.793 - P.795
57歳,女性の肺動静脈瘻を伴ったOsler病の1例を報告した.20歳頃より鼻出血を認めるようになり1年前からは口唇,硬口蓋,舌,頬粘膜に血管腫様丘疹あるいは出血斑が多数出現してきた.合併症を検索したところ左肺上葉に孤立性の肺動静脈瘻が認められた.肺動静脈瘻はOsler病の一分症とみなされ,他の内臓諸器官にも病変が及ぶことが知られている.自験例を含め皮膚科学的立場から若干の文献的考察を加えた.
尿崩症を合併したNon-Langerhans Cell Histiocytosisの1例
著者: 野村中夫 , 竹内常道 , 本田まりこ
ページ範囲:P.797 - P.800
38歳,女性.顔面,頸部に融合傾向のない半米粒大の黄褐色斑ないし丘疹が無数に散在したnon-Langerhans cell histiocytosisの1例を報告した.口腔内病変,関節痛はなかった.組織学的には,真皮内における組織球のびまん性浸潤であり,古い病変部では多数の泡沫細胞とツートン型巨細胞,一部にリンパ球と好酸球の浸潤,赤血球の血管外漏出を認めた.免疫組織化学では,S−100(−),CD1(−),lysozyme(+),電顕においてLangerhans顆粒はみられなかった.発症後1年4カ月して不全型の中枢性尿崩症が出現した.現在,尿崩症の進行はなく,皮疹に若干の消退傾向がみられている.臨床上,benign cephalic histiocytosisに似るが,組織学的に異なり,既存の疾患名に当てはまらない症例と考えた.また,従来のhistiocytosis Xあるいはnon-X histiocytosisに分類する方法は混乱を招くため,今後は,The histiocyte soci—etyによる分類を用いるべきものと考えた.
小型の播種状先天性色素性母斑のみられたMelanoses Neurocutanees
著者: 亀井美樹 , 落合豊子 , 加曽利潤一郎 , 鈴木啓之 , 森嶋隆文
ページ範囲:P.801 - P.805
19歳,男子.出生時より顔面,頭部,背部正中を含むほぼ全身に,有毛性または無毛性の小色素斑が28個散在していた.生来健康であったが,19歳時髄膜刺激症状が出現し,髄膜炎の疑いで入院した.髄液細胞診におけるメラニン含有異型細胞より,頭蓋内黒色腫が示唆され,剖検にて脳,脊髄軟膜のメラノーシスと,右前頭部の黒色腫を確認した.自験例はmelanose neurocutaneesと診断されたが,その皮疹は巨大母斑ではなく,小型の播種状先天性色素性母斑であった.本症において小型の多発性色素性母斑を合併した報告は少ないため,その診断基準について検討するとともに,比較的難しいとされる早期診断についても論述した.
Desmoolastic Malignant Melanoma—爪甲下無色素性黒色腫のリンパ節転移巣でみられた1例
著者: 川村邦子 , 堀越貴志 , 浜岡秀爾 , 大石雅樹 , 花田二郎 , 前田香折 , 小野寺英夫 , 前田和男 , 杉山貞夫
ページ範囲:P.807 - P.812
原発巣切除6年後に右鼠径部のリンパ節転移巣でみられたdesmoplasticmalignant melanoma(以下DMM)の1例を報告した.患者は60歳,女性.原発巣は右第1趾爪甲下に生じたepithelioid cell typeの無色素性黒色腫.転移巣では組織学的に異型性の強い紡錘型細胞の増殖と膠原線維の増生を認めた.紡錘型細胞はS−100蛋白強陽性を示し,電顕的に腫瘍細胞の細胞質にearly stageのメラノソームが確認された.なお,DMMの本邦報告例13例をまとめ,若干の検討を加えた.
黒色斑の自然消退後に皮下腫瘍を形成した無色素性悪性黒色腫の1例
著者: 稲葉義方 , 竹内常道 , 三原一郎
ページ範囲:P.813 - P.816
51歳,男.左足内側部に存在していた黒色斑が自然消退した後に同部の皮下腫瘍として生じたamelanoticな悪性黒色腫の1例を報告した.初診時,病変は灰赤色を呈する長径約7cmの半球状腫瘍であり,表皮の変化を伴わなかったことから臨床的に間葉系腫瘍を思わせたが,組織学的にはメラニン顆粒を有する腫瘍細胞が散見され,さらにHMB45およびS100蛋白陽性所見も含め悪性黒色腫と診断した.初診時にはすでに下腿部にin transit型転移および左鼠径部リンパ節への転移を認めStageIIIであった.術後約2年経て全身皮膚への転移巣が多発し,さらに脳転移を併発し全経過約6年で死亡した.
両側性聴神経腫瘍を伴った神経鞘腫症の1例
著者: 今門純久 , 小林裕明 , 相馬良直 , 竹原和彦 , 中川秀己 , 石橋康正
ページ範囲:P.817 - P.820
22歳,男性,両側性聴神経腫瘍を伴った神経鞘腫症の1例.生下時より米粒大までの小褐色斑が多発.高校2年時,欠神発作を契機に頭蓋内腫瘍を発見され,以後,前頭葉の髄膜腫,左右の聴神経腫瘍の切除を受けている.体幹・四肢および頭部皮下に母指頭大までの弾性に富む腫瘍が多発,複数を生検したが,いずれも神経鞘腫であった.小色素斑を伴うがカフェ・オ・レ斑は認めない.この症例は神経線維腫症2型の診断基準を満たし,実際に,脳神経外科,耳鼻咽喉科においては,神経線維腫症2型として経過観察されている.神経鞘腫症と神経線維腫症2型の異同についても言及した.
治療
陰茎に生じたボーエン病3例の治療
著者: 菊池新 , 仲弥 , 原田敬之 , 西川武二
ページ範囲:P.821 - P.824
陰茎に生じたボーエン病3例に対し,局所切除および局所皮弁にて再建を行った.特に病変が一部亀頭部に達している場合や,尿道口周囲にも病変が存在する場合などでは,比較的皮膚に余裕のある冠状溝部包皮を用いて再建をするのが,機能的にも外観的にも良い方法と思われた.
印象記
第56回日本皮膚科学会東京支部学術大会印象記
著者: 古江増隆
ページ範囲:P.825 - P.827
第56回日本皮膚科学会東京支部学術大会は埼玉医科大学池田重雄教授が会長を務められ,平成5年2月20日,21日の2日間にわたり大宮ソニックシティーにおいて開催された.学会はプレジデンシャルアドレス,2つの特別講演,6つの教育講演,2つのシンポジウム,一般演題,ポスター展示,企業展示と盛りだくさんの企画で,4会場に分れて行われた.大宮ソニックシティーは大宮駅から地上遊歩道で連絡された市民ホール・オフィスビル・ホテル・会議場が併設された近代的なビルであった.
学会1日目は池田教授のプレジデンシャルアドレスで始まった.「皮膚腫瘍と手術」と題して,最新のレーザー療法や画像診断法を含めた皮膚外科治療のオーバービューがなされ,池田教授の豊富な御経験と御苦労をかいまみることができ,予想通りとても手ごたえのある講演であった.ついで特別講演(I)ではウェイン州立大学の橋本健教授により,免疫組織化学の皮膚腫瘍への応用について,主にパラフィン切片に使用可能な免疫組織化学を電顕所見をまじえてとても実用的なお話があった.特別講演(II)では国立病院医療センターの高久史麿院長が,病態の解明や診断法に対する遺伝子工学の臨床的応用ならびに遺伝子治療にむけての日本の現状・将来について講演され,午前の部は終了した.
これすぽんでんす
「二重濾過血漿交換療法により著明な改善を示した水疱性類天疱瘡の1例」の論文を読んで
著者: 山崎雄一郎
ページ範囲:P.828 - P.828
本誌第47巻第4号の金井塚生世・他著の論文,「二重濾過血漿交換療法により著明な改善を示した水疱性類天疱瘡の1例」(臨皮47:373,1993)を興味深く拝読致しました.
以前当科で経験しました症例のケースレポート(木花いづみ,他:臨皮40:241,1986)を引用して頂きまして,ありがたく思っております.その後当科でも5,6例の水疱症に血漿交換(単純濾過あるいは二重濾過血漿交換療法)を用いて治療してみましたが,著者らが述べておられるとおり,副作用も少なく比較的速効性も期待できる,合併症のあるケースに有用な治療方法であるという印象をもっております.
山崎雄一郎先生の御意見に答えて
著者: 金井塚生世
ページ範囲:P.829 - P.829
拙著「二重濾過血漿交換療法により著明な改善を示した水疱性類天疱瘡の1例」(臨皮47:373,1993)に対する山崎雄一郎先生の御質問にお礼を申し上げるとともに,若干の見解を述べさせていただきます.
本症は血漿交換療法を行ったことにより著明な改善を示した症例ですが,本文の中で述べておりますように,血漿交換療法にプレドニゾロン内服を併用しており,血漿交換療法のみの効果であったか否かについてはわかりません.
基本情報
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40巻6号(1986年6月発行)
40巻5号(1986年5月発行)
40巻4号(1986年4月発行)
40巻3号(1986年3月発行)
40巻2号(1986年2月発行)
40巻1号(1986年1月発行)
39巻12号(1985年12月発行)
39巻11号(1985年11月発行)
39巻10号(1985年10月発行)
39巻9号(1985年9月発行)
39巻8号(1985年8月発行)
39巻7号(1985年7月発行)
39巻6号(1985年6月発行)
39巻5号(1985年5月発行)
39巻4号(1985年4月発行)
39巻3号(1985年3月発行)
39巻2号(1985年2月発行)
39巻1号(1985年1月発行)
38巻12号(1984年12月発行)
38巻11号(1984年11月発行)
38巻10号(1984年10月発行)
38巻9号(1984年9月発行)
38巻8号(1984年8月発行)
38巻7号(1984年7月発行)
38巻6号(1984年6月発行)
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38巻3号(1984年3月発行)
38巻2号(1984年2月発行)
38巻1号(1984年1月発行)
37巻12号(1983年12月発行)
37巻11号(1983年11月発行)
37巻10号(1983年10月発行)
37巻9号(1983年9月発行)
37巻8号(1983年8月発行)
37巻7号(1983年7月発行)
37巻6号(1983年6月発行)
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36巻12号(1982年12月発行)
36巻11号(1982年11月発行)
36巻10号(1982年10月発行)
36巻9号(1982年9月発行)
36巻8号(1982年8月発行)
36巻7号(1982年7月発行)
36巻6号(1982年6月発行)
36巻5号(1982年5月発行)
36巻4号(1982年4月発行)
36巻3号(1982年3月発行)
36巻2号(1982年2月発行)
36巻1号(1982年1月発行)
35巻12号(1981年12月発行)
35巻11号(1981年11月発行)
35巻10号(1981年10月発行)
35巻9号(1981年9月発行)
35巻8号(1981年8月発行)
35巻7号(1981年7月発行)
35巻6号(1981年6月発行)
35巻5号(1981年5月発行)
35巻4号(1981年4月発行)
35巻3号(1981年3月発行)
35巻2号(1981年2月発行)
35巻1号(1981年1月発行)
34巻12号(1980年12月発行)
34巻11号(1980年11月発行)
34巻10号(1980年10月発行)
34巻9号(1980年9月発行)
34巻8号(1980年8月発行)
34巻7号(1980年7月発行)
34巻6号(1980年6月発行)
34巻5号(1980年5月発行)
34巻4号(1980年4月発行)
34巻3号(1980年3月発行)
34巻2号(1980年2月発行)
34巻1号(1980年1月発行)
33巻12号(1979年12月発行)
33巻11号(1979年11月発行)
33巻10号(1979年10月発行)
33巻9号(1979年9月発行)
33巻8号(1979年8月発行)
33巻7号(1979年7月発行)
33巻6号(1979年6月発行)
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33巻4号(1979年4月発行)
33巻3号(1979年3月発行)
33巻2号(1979年2月発行)
33巻1号(1979年1月発行)
32巻12号(1978年12月発行)
32巻11号(1978年11月発行)
32巻10号(1978年10月発行)
32巻9号(1978年9月発行)
32巻8号(1978年8月発行)
32巻7号(1978年7月発行)
32巻6号(1978年6月発行)
32巻5号(1978年5月発行)
32巻4号(1978年4月発行)
32巻3号(1978年3月発行)
32巻2号(1978年2月発行)
32巻1号(1978年1月発行)
31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
31巻10号(1977年10月発行)
31巻9号(1977年9月発行)
31巻8号(1977年8月発行)
31巻7号(1977年7月発行)
31巻6号(1977年6月発行)
31巻5号(1977年5月発行)
31巻4号(1977年4月発行)
31巻3号(1977年3月発行)
31巻2号(1977年2月発行)
31巻1号(1977年1月発行)
30巻12号(1976年12月発行)
30巻11号(1976年11月発行)
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
30巻7号(1976年7月発行)
30巻6号(1976年6月発行)
30巻5号(1976年5月発行)
30巻4号(1976年4月発行)
30巻3号(1976年3月発行)
30巻2号(1976年2月発行)
30巻1号(1976年1月発行)
29巻12号(1975年12月発行)
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
29巻5号(1975年5月発行)
29巻4号(1975年4月発行)
29巻3号(1975年3月発行)
29巻2号(1975年2月発行)
29巻1号(1975年1月発行)
28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
28巻10号(1974年10月発行)
28巻8号(1974年8月発行)
28巻7号(1974年7月発行)
28巻6号(1974年6月発行)
28巻5号(1974年5月発行)
28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
28巻2号(1974年2月発行)
28巻1号(1974年1月発行)
27巻12号(1973年12月発行)
27巻11号(1973年11月発行)
27巻10号(1973年10月発行)
27巻9号(1973年9月発行)
27巻8号(1973年8月発行)
27巻7号(1973年7月発行)
27巻6号(1973年6月発行)
27巻5号(1973年5月発行)
27巻4号(1973年4月発行)
27巻3号(1973年3月発行)
27巻2号(1973年2月発行)
27巻1号(1973年1月発行)
26巻12号(1972年12月発行)
26巻11号(1972年11月発行)
26巻10号(1972年10月発行)
26巻9号(1972年9月発行)
26巻8号(1972年8月発行)
26巻7号(1972年7月発行)
26巻6号(1972年6月発行)
26巻5号(1972年5月発行)
26巻4号(1972年4月発行)
26巻3号(1972年3月発行)
26巻2号(1972年2月発行)
26巻1号(1972年1月発行)
25巻13号(1971年12月発行)
特集 小児の皮膚疾患
25巻12号(1971年12月発行)
25巻11号(1971年11月発行)
25巻10号(1971年10月発行)
25巻9号(1971年9月発行)
25巻8号(1971年8月発行)
25巻7号(1971年7月発行)
特集 基底膜
25巻6号(1971年6月発行)
25巻5号(1971年5月発行)
25巻4号(1971年4月発行)
25巻3号(1971年3月発行)
25巻2号(1971年2月発行)
25巻1号(1971年1月発行)
24巻12号(1970年12月発行)
24巻11号(1970年11月発行)
24巻10号(1970年10月発行)
24巻9号(1970年9月発行)
24巻8号(1970年8月発行)
24巻7号(1970年7月発行)
24巻6号(1970年6月発行)
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
24巻3号(1970年3月発行)
24巻2号(1970年2月発行)
24巻1号(1970年1月発行)
23巻12号(1969年12月発行)
23巻11号(1969年11月発行)
23巻10号(1969年10月発行)
23巻9号(1969年9月発行)
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
23巻6号(1969年6月発行)
23巻5号(1969年5月発行)
23巻4号(1969年4月発行)
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)