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雑誌目次

雑誌文献

臨床皮膚科48巻11号

1994年10月発行

雑誌目次

カラーアトラス

顔面肉芽腫

著者: 小笠原万里枝

ページ範囲:P.958 - P.959

患者 54歳,男性
 初診 平成4年8月29日
 家族歴・既往歴 特記すべきことなし.
 現病歴 約6カ月前,鼻尖部に隆起性紅色皮疹が1個出現,少し遅れてその上方に同様皮疹が1個出現した.徐々に増大.自覚症状なし.
 現症 鼻尖部に11×6×1mm大の境界明瞭,やや不整形の帯褐色調隆起性紅斑が,そのやや上方に10×5×1mm大の類円形の同様の紅斑が認められる(図1).表面には毛孔の開大がみられる.全身状態は良好.薬剤内服歴はない.

原著

アミロイドが沈着したリンパ管の拡張により水疱様皮疹を形成した全身性アミロイドーシス

著者: 柳原誠 ,   上田惠一 ,   中谷明美 ,   広瀬美知代 ,   服部有博 ,   森矩尉 ,   加地秀樹 ,   星井嘉信 ,   石原得博

ページ範囲:P.961 - P.966

 アミロイドが沈着したリンパ管の拡張によって水疱様皮疹を形成した全身性アミロイド症の74歳女性例を報告した.水疱を形成する全身性アミロイド症(BSA)の報告例32例について文献的に考察を加えた.BSAは高齢者に生じやすく,発症に性差はない.水疱は間擦部あるいは擦過など機械的刺激を受けた部位に生じやすい.紫斑を伴うことが多いが,丘疹,硬結および巨大舌などを伴うことは少ない.アミロイドの沈着量は少なく,真皮上層,血管・汗腺周囲に沈着する.我々の症例ではアミロイドはリンパ管の外周に沈着し,リンパ管を取り巻く弾性線維の消失,減少あるいは外方への圧排がみられた.リンパ管の拡大はリンパ管周囲の弾性線維の機能障害によるものと考えた.

低亜鉛母乳による亜鉛欠乏症

著者: 倉片長門 ,   馬場俊一 ,   鈴木啓之 ,   崎山武志

ページ範囲:P.967 - P.971

 患者は5カ月,女児.満期産,正常分娩で生下時体重は2508g.生来母乳のみで栄養されていたが4カ月頃,開口部,項部,肢端部に皮疹が出現した.初診時,患児の血清亜鉛値は24μg/dlと低値,母親のそれは84μg/dlと正常であったが,母乳中亜鉛値は19μg/dlと低値を示していたことより低亜鉛母乳による亜鉛欠乏症と診断した.硫酸亜鉛40mg/日を5日間投与したところ7日後に皮疹は消褪した.患児に同胞はなく,家系内にも同症や,血族結婚はなく低亜鉛母乳の原因として遺伝的要因は認められなかった.また,母親に偏食傾向や常用する内服薬はなかったことから原因は不明であった.

連載

Clinical Exercises・19—出題と解答

著者: 宮地良樹

ページ範囲:P.966 - P.966

臨床統計

伝染性膿痂疹から分離された黄色ブドウ球菌のコアグラーゼ型と薬剤感受性について

著者: 佐瀬裕 ,   山崎啓二 ,   小千田徹 ,   五十嵐純子

ページ範囲:P.973 - P.976

 1991年から1993年に伝染性膿痂疹328例の細菌培養を行い,その結果について黄色ブドウ球菌(以下,黄色ブ菌)のコアグラーゼ型と薬剤感受性を中心に検討した.328例中324例に327株の黄色ブ菌が分離された.黄色ブ菌のみが分離されたものは273例,溶血性連鎖球菌とともに分離されたものが44例,雑菌とともに分離されたものが7例であった.327株中249株76.1%がメチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA),78株23.9%がメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)であった.分離された黄色ブ菌のうち,MSSA142株,MRSA 55株についてコアグラーゼ型の分類を行った.MSSAではV型が49.3%で,I型も27.5%であった.しかしMRSAではI型が81.8%を占めた.薬剤感受性では,MSSA, MRSAともに小児の皮膚科領域で使用頻度が高いと考えられるセフェム系経口薬やゲンタマイシンに耐性菌の増加がみられた.

今月の症例

慢性アルコール中毒患者に生じた亜鉛欠乏症

著者: 谷口彰治 ,   兼藤紀美子 ,   濱田稔夫

ページ範囲:P.977 - P.979

 症例は47歳,女性.2週間前に両足背および足縁に瘙痒を伴う隆起性の紅斑が出現した.約10年の飲酒歴があり,慢性アルコール中毒とそれに伴う肝硬変の診断のもとに加療中であった.血清亜鉛値は38μg/dl(正常値65〜110μg/dl)と低く,硫酸亜鉛の投与により皮疹はすみやかに改善したことより,後天性の亜鉛欠乏症と診断した.本症の発症原因,治療法について考察した.

症例報告

Hunter症候群の1例

著者: 馬場直子 ,   斎藤胤曠 ,   田中祐吉 ,   佐々木佳郎

ページ範囲:P.981 - P.984

 7歳男児の,典型的な皮膚症状を有するHunter症候群の1例を報告した.2歳頃から精神運動発達遅滞,特有な顔貌,関節の運動制限などの臨床症状が出現,培養皮膚線維芽細胞におけるiduronate sulfataseの欠損,尿中dermatan sulfateとheparan sulfateの排泄増加が確認されMPS IIと確定診断された.3歳頃から全身皮膚が硬く,弾力性に乏しかったが,次第に四肢近位伸側に,米粒大の白色丘疹が目立ち,徐々に増加.その組織所見では,真皮上層から皮下脂肪織にかけての細胞内・外に,コロイド鉄,アルシアンブルー,PAS染色にて陽性を示す多量のムチンの沈着が認められた.電顕にて,線維芽細胞や浸潤リンパ球の胞体内に多数のinclusion bodyが認められ,ムコ多糖の沈着と考えられた.本症における病因,治療について若干の考察をつけ加えた.

Churg-Strauss症候群の2例

著者: 轟葉子 ,   戸田淨 ,   薬丸一洋

ページ範囲:P.985 - P.988

 気管支喘息が先行した後,紫斑を主訴に来院.検査上,著しい好酸球増加,IgE高値を認め,Churg-Strauss症候群と診断する2例を経験した.皮膚生検では,著明な好酸球浸潤を伴う壊死性血管炎を認めた.肉芽腫性病変はみられなかったが,文献的にもその検出率は低い.活動期に血清eosinophilic cationic proteinが高値であったこと,病変部に多数のEG2陽性好酸球およびEG2陽性顆粒を認めたことから,本症の病因に好酸球から放出される顆粒蛋白が関与していることが示唆された.

環状肉芽腫様病変を伴った皮膚腺病の1例

著者: 岩谷麻子 ,   三橋善比古 ,   橋本功 ,   福士主計

ページ範囲:P.989 - P.992

 80歳女性の,両手掌および手背に環状肉芽腫様病変を伴った皮膚腺病の1例を報告した.初診時,左側頸部に暗赤色結節が多発し,一部は潰瘍化しており,両手掌・手背には,浸潤を触れる不規則な紅斑と丘疹がみられた.側頸部結節は,組織学的に真皮深層の乾酪壊死とLanghans型巨細胞を伴う類上皮細胞肉芽腫であり,結核菌培養陽性で,皮膚腺病と診断した.手の病変は,組織学的に真皮上層に膠原線維の限局性の変性像を認め,周囲に類上皮細胞とリンパ球の浸潤があり,結核菌培養陰性であった.手の病変は紅斑型の環状肉芽腫とも考えられるが,皮膚腺病に伴っており,抗結核療法が有効であったことから,結核疹の一種と位置づけた.環状肉芽腫型組織反応の発症機序の一つとして結核菌に対する遅延型アレルギーの関与が推測される.

肛門部に結節性病変を認めたクローン病

著者: 福田正之 ,   狩野葉子 ,   塩原哲夫 ,   長島正治

ページ範囲:P.993 - P.995

 肛門部に結節性病変を認めたクローン病の1例を報告した.患者は大腸クローン病の診断にて当院内科で精査加療中,肛門周囲に米粒大ないし小指頭大の結節性病変と瘻孔を指摘され当科を受診した.結節の組織所見では,真皮に巨細胞を混じる非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を認めた.この病変はサラゾピリン内服にて腹部症状の改善とともに軽快した.クローン病の紅斑病変は初期症状として気づかれることが多く,その活動性を反映する点で重要な所見と思われるが,皮膚科領域ではほとんど記載がないので報告した.

橋本病を合併した慢性播種状円板状エリテマトーデスの1例

著者: 高崎修旨 ,   岡本壽男 ,   山口康平

ページ範囲:P.997 - P.999

 45歳,女性.頬部の難治性の糜爛を伴う紅斑と趾腹,足縁の角化を伴う紅斑を主訴として来院.頬部皮疹の生検において,表皮の菲薄化および基底細胞の液状変性と,真皮上層のメラノファージ,真皮上層血管周囲および付属器周囲のリンパ球浸潤が認められた.甲状腺腫が触知され,T3 71ng/dl,T4 2.9μg/dlと低値,TSHは127.3μU/mlと高値を示した.抗サイログロブリン抗体1600倍,抗マイクロゾーム抗体100倍と甲状腺自己抗体の存在が認められた.抗核抗体は640倍,一方,抗RNP抗体,抗Scl 70抗体,LE細胞いずれも陰性であった.以上の所見から,橋本病を合併した慢性円板状エリテマトーデスと診断した.安静と非ステロイド系消炎剤の外用およびヨード制限食のみで経過観察したところ,皮膚は著明に軽快し,T3,T4,TSHの値も正常化した.

無症候性原発性胆汁性肝硬変を合併した不全型CREST症候群の1例

著者: 吉村政章 ,   山本匡 ,   國田哲子

ページ範囲:P.1001 - P.1003

 60歳,女性の無症候性原発性胆汁性肝硬変(PBC)を合併した不全型CREST症候群の1例を報告した.手指のしびれ感,朝のこわばり感で発症し,レイノー現象陽性,手指の浮腫性硬化,手細血管拡張,皮下石灰沈着がみられ,検査所見にて抗核抗体1280倍,抗セントロメア抗体1280倍を認め,不全型CREST症候群と診断した.約3年半経過した頃より胆道系酵素の上昇を中心とした肝機能障害がみられ,抗ミトコンドリア抗体80倍,IgM 376mg/dlと上昇していたが,自覚症状はみられなかったため無症候性PBCと診断した.HLA-DRローカスはDRw8,DR9,DRw52,DRw53であった.

Eruptive vellus hair cystsの1例

著者: 太田智秋 ,   石井崇子

ページ範囲:P.1005 - P.1007

 46歳,女性の前頸部に20年来集簇して存在した黄白色小結節が,突如として一部に紅色化を生じてきた.組織学的に真皮中層〜深層に位置する上皮性嚢腫を認め,内腔にケラチン様物質とともに多数の軟毛を容れ,eruptive vellus hair cystsと診断された.なお,嚢腫壁の一部には鋸歯状の角化を認め,嚢腫周辺に起毛平滑筋や毛包・脂腺を認めた.紅色化した病変では軟毛が真皮内にも穿通し,嚢腫壁の破壊と肉芽腫様炎症反応が見られ,自然退縮の兆候と考えられた.

Desmoplastic trichoepithelioma

著者: 後藤良典 ,   安藤浩一

ページ範囲:P.1009 - P.1011

 18歳,女性.3年前より,前額正中部に径5mmの常色丘疹が出現し,徐々に拡大した.近医受診し,生検の結果,morphea-like basal cell epitheliomaと診断され,全摘出を目的として当科へ紹介された.臨床像は,5mmの類円形常色丘疹で中央は陥凹し,辺縁が環状に隆起していた.当科にて全摘出術施行,その病理標本にてdesmoplastic trichoepitheliomaと診断した.両腫瘍の鑑別診断を中心に若干の文献的考察を加え,報告した.

前腕に生じたdermal duct tumor

著者: 川上民裕 ,   斉藤隆三

ページ範囲:P.1013 - P.1015

 27歳,女性の右前腕屈側に生じたdermal duct tumorの1例を報告した.臨床的には,軽度扁平隆起し表面平滑な3×3mmの褐色小結節である.組織学的には,真皮上層を主とした島嶼状の充実性胞巣で腫瘍内に大小の嚢胞やクチクラを伴う管腔を散見する.腫瘍細胞は円形から卵円形の核をもち胞体が乏しい.Carcinoembryonicantigenにて陽性を呈し,連続切片で表皮との連続性を認めた.Dermal duct tumorとeccrine poromaとの関係,その組織学的分類を示すとともに,自験例を含む本邦報告45例を集計し,統計学的考察を加え,また組織発生についても言及した.

Syringoacanthomaの1例

著者: 太田智秋 ,   石井崇子

ページ範囲:P.1017 - P.1019

 62歳,女性の右大腿外側後方に約10年前より生じた2.5×2.7cmの不規則環状の淡褐色疣状局面.組織学的に表皮の著しいacanthosis,軽度のpapillomatosisが見られ,その中に小型のややbasophilicなoval〜cuboidal cellが“ちりばめられた”ように大小多数のintraepidermal epitheliomaを形成し,所々でalcian blue陽性物質を容れる大小の嚢腫様構造も伴う.腫瘍細胞はPAS陽性(diastase消化性),epithe—lial membrane antigenやcarcinoembryonic antigenに対しては大半が陰性を示した.以上の所見より,自験例はsyringoacanthomaと診断した.Syringoacanthomaは1984年Rahbariによって提唱されたhidroacanthoma simplexのvariantの一つである.

前腕に生じたapocrine hidrocystomaの1例

著者: 伯野めぐみ ,   海老原全 ,   多島新吾 ,   西川武二

ページ範囲:P.1021 - P.1023

 61歳,男の右前腕に生じたapocrine hidrocystomaを報告した.右前腕伸側に,径11mm,表面常色で半球状に隆起する,弾性軟の結節を認め,病理組織学的に,真皮中下層に周囲を線維性結合織に囲まれた嚢腫を認めた.壁は1層から数層の円柱状細胞から構成され,一部で乳頭状突出,断頭分泌像が認められた.これらの細胞はジアスターゼ抵抗性PAS陽性,アルシアン青陽性,CEA陽性,GCDFP−15弱陽性を示した.本邦報告99例中,前腕発症は3例目であり稀と考えられた.

頬部皮下腫瘤を呈した粘表皮癌の1例

著者: 佐々木裕子 ,   松本博子 ,   荒浪暁彦 ,   杉浦丹

ページ範囲:P.1025 - P.1027

 59歳,女性の右頬部に自覚症状を伴わない不整形の皮下腫瘤として発症した粘表皮癌の1例を経験した.組織では,細胞質が淡明スリガラス状で,小型で偏在する核を持つ粘液産生細胞と好酸性の細胞質と類円形の核を持つ扁平上皮様細胞が混在し,粘液産生細胞から構成される嚢腫様構造が多数認められた.粘表皮癌は主に唾液腺に発生する悪性腫瘍で,皮膚科領域での報告は少ない.頬部皮下腫瘤として発症した粘表皮癌の1例を報告するとともに若干の考察を加えた.

腋窩Paget癌—自験例の報告と本邦報告例の検討

著者: 大草康弘 ,   田中信 ,   古川隆代

ページ範囲:P.1029 - P.1032

 腋窩Paget癌の1例を報告した.症例は52歳,女性で,右腋窩に20×35mmの紅斑性局面が認められた.組織学的に表皮内および真皮に浸潤するPaget細胞がみられ,表皮内のPaget細胞はレクチンのDBA染色陽性であったが真皮内へ浸潤したPaget細胞は陰性であった.腋窩Paget病および腋窩Paget癌の本邦報告例を総括するとともに,腋窩単独のPaget病は比較的癌化しやすいため,治療はリンパ節郭清を含む広範囲切除をすべきであることを述べた.

胃癌を伴った黒色表皮腫の1例

著者: 村山功子 ,   中島澄乃 ,   込山悦子 ,   種田明生 ,   坪井良治 ,   小川秀興 ,   杉山和義

ページ範囲:P.1033 - P.1035

 56歳,男.腋窩,項頸部,鼠径部などの皮膚の黒褐色化および浸潤・肥厚に気づき,当科を受診した.病理組織学的に表皮の乳嘴状増殖と角質増生など黒色表皮腫に一致する所見.胃癌を疑い,ただちに胃透視検査,胃内視鏡検査等を施行したところ,胃癌が発見された.本症の発症に細胞増殖因子の関与を考え,胃および皮膚の病変部組織,患者正常胃粘膜および皮膚,正常人腋窩皮膚におけるepidermal growthfactor receptor(EGF-R)濃度を比較測定した.その結果,胃および皮膚病変組織では,正常組織に比べEGF-R濃度が有意に高値を示し,黒色表皮腫の発生機序におけるEGF-Rの関与が示唆された.

治療

熱傷瘢痕拘縮に対するexoanded skin graft

著者: 吉田浩子 ,   岩平佳子 ,   丸山優

ページ範囲:P.1037 - P.1039

 顔面および手背の熱傷瘢痕拘縮に対し,tissue expanderを用いexpandedskin graftを施行した.本法は,広範囲の皮膚欠損部の再建に有用であり,採取部も目立たず,整容的にも満足のいく結果が得られるため,その有用性は高いと思われる.

印象記

1994年米国研究皮膚科学会印象記

著者: 相場節也

ページ範囲:P.1040 - P.1042

 1994年米国研究皮膚科学会(the 1994 annual meeting of theSociety for Investigative Derma—tology,略してSID meeting)は,4月27日から30日までの日程でメリーランド州ボルチモアのStouffer Harborplace Hotelにて開催された.演題総数は777,そのうちGeneral plenary sessionが22演題,Concurrent oral andspecial poster sessionが193演題,残りの551演題がPoster ses—sionにて発表された.この比率からも解るように,Poster sessionの占める比率が極めて高いのが日本における皮膚科学会との大きな違いである.演題内容は,ランゲルハンス細胞その他細胞性免疫,成長因子,創傷治癒,水疱症,基底膜の分子生物学,乾癬,遺伝性皮膚疾患の分子生物学的解析など多岐にわたり,皮膚に関する研究のすべてを包括しているといっても過言ではない.また,皮膚科研究の各分野での最も新しい知見が報告される学会でもある.

基本情報

臨床皮膚科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1324

印刷版ISSN 0021-4973

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