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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科48巻9号

1994年08月発行

文献概要

症例報告

最少紅斑量閾値以下のUVB反復照射により紅斑性浸潤局面を誘発したアトピー性皮膚炎の1例

著者: 石田義次1 松尾聿朗1 大城戸宗男1

所属機関: 1東海大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.823 - P.825

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 アトピー性皮膚炎(AD)が日光により増悪するかは賛否両論があり,現在も統一された見解がないといってよい.今回われわれは成人のADの患者で,UVBの最少紅斑量(MED)は正常であったが,UVBの1/2MEDの連続反復照射により,照射部位に紅斑性浸潤局面を認めた1例を経験したので,ADと光線過敏についての若干の考按を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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