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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科49巻1号

1995年01月発行

治療

慢性皮膚粘膜カンジダ症—イトラコナゾール内服療法の試み

著者: 松岡芳隆1 栗原重1 漆畑修1 斉藤隆三1

所属機関: 1東邦大学医学部第二皮膚科学教室

ページ範囲:P.93 - P.95

文献概要

 10歳,男性.8歳時にカンジダ性口内炎.9歳時に原発性甲状腺機能低下症.2カ月前,顔面の疣贅様の角質増殖性紅斑,会陰部の落屑性紅斑局面,手指・足趾の爪囲爪炎出現.臨床・組織・免疫学的所見より自験例を慢性皮膚粘膜カンジダ症と診断した.自験例は各種抗真菌剤治療に抵抗性で経口抗真菌剤であるイトラコナゾールを使用し粘膜・皮膚症状の改善を認めた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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