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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科49巻10号

1995年09月発行

文献概要

症例報告

脳回転状皮膚を呈した色素性母斑の1例

著者: 佐々木裕子12 松本博子1 荒浪暁彦1 杉浦丹1

所属機関: 1清水市立病院皮膚科 2慶應義塾大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.833 - P.835

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 脳回転状皮膚は症状名で,様々な病因により皮膚にひだと溝が生じ脳回転を思わす局面が出現することを特徴とし,頭部に好発する.41歳,男性.10歳頃より右後頭部に淡褐色斑が生じ徐々に隆起拡大.初診時右後頭部に約12×10cmの脳回転を思わす隆起性局面が認められ,組織学的には真皮型色素性母斑であった.色素性母斑による脳回転状皮膚の1例を若干の考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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