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これすぽんでんす
杉田泰之,他著「Ofloxacinが奏効したBL型らいの1例」を読んで
著者: 和泉眞藏1 小原安喜子1
所属機関: 1京都大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.852 - P.852
文献購入ページに移動 杉田泰之,他著「Ofloxacinが奏効したBL型らいの1例」(臨皮49:83, 1995)として報告された症例についてお手紙を差し上げます.本症例報告の主旨は,BLらいに新しい治らい剤として注目されているofloxacinが奏効した点にあると思われますが,臨床経過から見てBLらいとするには不適当な症例と考えます.
報告によりますと,本例の診断確定は1991年となっていますが,正しくは1990年10月です.某大学病院の神経内科でらいと診断され,らい予防法指定医である筆者の1人が診察し,皮疹部の塗抹菌検査陽性,皮膚と腓腹神経の病理組織学的所見から活動期の境界群らい(BTらい)と確定診断されました.その後諸般の事情で国立療養所多磨全生園に転院し今日に至っています.
報告によりますと,本例の診断確定は1991年となっていますが,正しくは1990年10月です.某大学病院の神経内科でらいと診断され,らい予防法指定医である筆者の1人が診察し,皮疹部の塗抹菌検査陽性,皮膚と腓腹神経の病理組織学的所見から活動期の境界群らい(BTらい)と確定診断されました.その後諸般の事情で国立療養所多磨全生園に転院し今日に至っています.
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