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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科49巻4号

1995年04月発行

文献概要

治療

悪性黒色腫を伴ったWerner症候群—人工真皮を用いた再建例

著者: 青木一浩14 飯田秀夫1 梅田整1 片山一朗2 西岡清2 勝俣道夫3

所属機関: 1東京医科歯科大学皮膚科学教室形成外科診療斑 2東京医科歯科大学皮膚科学教室 3伊豆逓信病院皮膚科 4北海道大学医学部形成外科学教室

ページ範囲:P.375 - P.377

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 44歳男性の悪性黒色腫を伴ったWerner症候群の1例を報告した.10歳頃に嗄声が出現し,年余にわたり徐々にWerner症候群としての症状を呈するようになった.44歳時,左踵の黒色斑を主訴に当科を受診し,悪性黒色腫の診断のもとに手術を行い,その際植皮術と組み合わせて人工真皮を使用し,原発巣を大きく切除したにもかかわらず比較的短期間に創の閉鎖が可能であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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