患者 生後27日,男(第1子)
初診 平成4年1月21日
雑誌目次
臨床皮膚科49巻8号
1995年07月発行
雑誌目次
カラーアトラス
原著
乳頭状汗腺腫の臨床的統計—自験1例を含めて
著者: 菅谷和江 , 新井春枝 , 衛藤光 , 西山茂夫 , 三谷仁
ページ範囲:P.585 - P.589
25歳,女性.未婚.小陰唇基部に表面湿潤する大豆大の紅色腫瘤を認め,毛細血管拡張性肉芽腫の疑いで単純切除したが,組織学的に乳頭状汗腺腫と診断した.抗S−100抗体は腫瘍の腺腔構造で筋上皮細胞に陽性,CEAは陰性.女性で発症時期が生殖年齢に限られており,アポクリン汗腺由来とはいえ,性ホルモンの関与を考え,LH,FSHについて免疫組織染色を施行したが陰性であった.自験例を含め,1991年までの国内報告41例を臨床所見について検討したところ,診断時の平均年齢は42.0歳,本人が自覚してから受診するまでが平均34.8ヵ月,大きさは径0.5〜2.0cm位が多く,陰核〜肛囲にほぼ限局している.臨床の記載が明らかな28例は皮内もしくは皮下腫瘍と記載されているものが多いが,皮表に露出していたものはうち9例と珍しくなかった.
伊藤白斑と神経症状—19例の分析
著者: 馬場直子 , 斎藤胤廣 , 三宅捷太 , 岩本弘子
ページ範囲:P.590 - P.593
過去8年間に当院皮膚科を初診した,いわゆる神経皮膚症候群の主なものを計数すると,レックリングハウゼン病81例,伊藤白斑19例,ブロッホ・ザルツバーガー症候群12例,結節性硬化症5例で,伊藤白斑はレックリングハウゼン病に次いで多かった.伊藤白斑19例のうち,精神運動発達遅滞が認められたものは13例68%と高率であったが,神経症状の強さと,初発症状である皮膚症状の程度との間に明瞭な関係はなく,また家族性も認められなかった.てんかんを合併したものは4例21%,脳波異常が認められたもの8例42%,片側肥大,四肢奇形などの筋骨格異常9例47%,染色体異常は5例調べられたが異常は認められなかった.伊藤白斑の特徴的皮疹は,出生時または生後早期より認められるため,皮膚科を初診することが多いが,神経症状の合併率が極めて高いことを念頭に置いて,その経時的発展に注意していくべきと考えた.
連載
Clinical Exercises・28—出題と解答
著者: 川島眞
ページ範囲:P.589 - P.589
55 顔面の難治性アトピー性皮膚炎の発症因子として考慮すべきものはどれか.
①外用剤の接触皮膚炎
Practical English for Busy Physicians・19
著者:
ページ範囲:P.656 - P.656
It,noの使用法について,新しいギデオンはいかなるものか
Itとnoという単語はかなり簡単な単語のようですが,実は医学論文では度々間違いの原因になっています.Itを使用するときはそれ以前の文でそれについて述べていなければなりません.つまりXYZ病について述べたいときにitを使いたかったら,itを使用する前に必ずXYZ病について文の中で述べて下さい.もし複数の病気について話しているときにitを使用する場合は,どの病気について言っているのか明確にさせて下さい.例えば“XYZ disease is usually considered to have an autosomal dominant inheritance while ABC disease is probably X-linked in nature.It however has been seen with an autosomal dominant pattern also.”これだとあなたにもはっきり判ると思いますが,それでもitよりも“ABC”と明記したほうがより安全だと思います.また他には,最近AAA diseaseについての記事の中で次のように書き出してあるのを見ました.“This disease…”これはitよりももっと自然だと思います.
症例報告
妊娠のたびに環状紅斑が多発した2例
著者: 井上稲子 , 市米善郎 , 清島真理子 , 森俊二 , 柳原誠
ページ範囲:P.595 - P.598
症例1:32歳,妊娠6ヵ月の主婦.第1子妊娠時に丘疹性紅斑が出現し,出産後消退す.第2子妊娠1〜2ヵ月頃より,腹部に瘙痒が出現し,6ヵ月頃には同部に瘙痒のある環状紅斑が多発したため,当科初診.抗核抗体20倍,抗SS-A抗体,抗SS-B抗体ともに陰性.ステロイド剤の外用のみで出産とともに消退した.その後,第3子妊娠時にも同様の皮疹が出現し,出産後消退.症例2:27歳主婦.第1子妊娠時8ヵ月頃環状紅斑が出現,出産とともに消退した.第2子妊娠21週より両上肢に手掌大までの環状紅斑が多発し,ステロイド剤の外用にて出産後消退した.なお,RA29IU/ml,抗核抗体陰性.組織学的所見では,表皮は軽度肥厚し,一部不全角化を認めた.真皮上層はやや浮腫状で,血管周囲にはリンパ球主体の細胞浸潤を軽度に認めた.両者ともに薬剤の既往はなかった.2症例とも自己免疫異常を伴っており,妊娠という条件が加わって,環状紅斑が発症した可能性が考えられる.
塩酸チリソロールによる光線過敏型薬疹の1例
著者: 原田研 , 高橋正明 , 花田勝美
ページ範囲:P.599 - P.601
73歳男性に発症した,塩酸チリソロール(ダイム®)による光線過敏型薬疹の1例を報告した.作用波長はUVA領域にあった.内服開始後,約2ヵ月間の潜伏期間をおいて発症したこと,臨床所見および病理組織学的所見がともに急性皮膚炎の像を呈していたこと,および光貼布試験陽性の結果より,同剤による光アレルギー性光線過敏型薬疹と診断した.βブロッカーによる光線過敏型薬疹の報告は近年急増している.今後とも同剤による発症に留意したい.
Tethered cord syndromeによる足穿孔症の1例
著者: 峰咲幸哲 , 中島奈保子 , 上出良一 , 新村眞人 , 谷諭
ページ範囲:P.603 - P.606
難治性足底潰瘍を主訴に皮膚科を初診したtethered cord syndrome(脊髄係留症候群)の25歳,男性例を報告した.軽度の排尿困難,右L5〜S2領域の筋力低下と触覚,温痛覚の低下を認め,右アキレス腱反射は消失していた.MRIにて潜在性二分脊椎と腰仙部脂肪腫に伴う低位脊髄円錐を認めた.本症は成長期に発症することが多く,足部潰瘍の頻度は4〜13%であるが,膀胱機能障害や下肢運動知覚障害を主訴に泌尿器科や整形外科,脳神経外科を受診する例がほとんどで,皮膚科を初診することは極めて稀である.潰瘍の原因としては下肢の知覚障害や血管運動神経の機能異常などが挙げられ,右下肢のみに症状が出現したのは,脂肪腫が脊髄を右側から直接圧迫したためと考えられた.脂肪腫の可及的摘出および係留解離術により潰瘍は上皮化したが,退院後より水疱形成がみられている.本症は足部潰瘍の原因疾患の一つとして常に念頭におく必要があると考えた.
ドライクリーニング溶剤による化学熱傷の1例
著者: 稲田めぐみ , 木花光
ページ範囲:P.608 - P.610
急がせてドライクリーニングした合成皮革ズボンを着用後,両下肢に真皮浅層熱傷状態を生じた61歳女性の症例を報告した.乾燥不十分のためスボンに残存していたドライクリーニング溶剤エクソール®が原因と考えられた.エクソール®の属する新石油系ドライクリーニング溶剤は,吸入毒性が低く速乾性のため近年普及してきたが,低臭のため乾燥不十分でも気づきにくい.合成皮革は通気性が悪いにもかかわらず,熱に弱いため乾燥機が使えない.このような素材では,条件によっては同様の症例の発生が危惧される.
直腸癌を併発したCole-Engman症候群の1例
著者: 佐藤紘為 , 池谷敏彦 , 山ユミ , 加藤政隆
ページ範囲:P.611 - P.613
22歳男性にみられたCole-Engman症候群の1例を報告した.家族内に同症はなく,生下時には異常を認めなかったが,7歳頃より耳介に生じた色素沈着が,次第に全身の網状色素沈着へと拡大し,さらに爪甲の萎縮,舌の白板症様皮疹も加わってきた.その他,流涙,う歯による全歯の脱落,掌蹠の角化,食道の狭窄および憩室を伴っていた.今回腹痛のため入院検査の結果,肝転移を伴った直腸癌の併発が発見された.骨髄は低形成傾向がみられ,入院7ヵ月の経過で死亡した.
Alcohol dehydrogenase活性の低下を認めたSjögren-Larsson症候群の1例
著者: 高木晴美 , 三橋善比古 , 原田研 , 野村和夫 , 橋本功 , 吉村伊保子 , 吉本弘志
ページ範囲:P.615 - P.617
37歳,女性.掌蹠を除くほぼ全身の魚鱗癬様皮疹,精神遅滞,痙直型四肢麻痺,両眼黄斑部の光輝性小斑点を認め,Sjögren-Larsson症候群の典型例と考えた1例を報告した.病理組織学的には著明な角質増殖,乳頭腫症,表皮肥厚がみられ,組織化学的検索でalcohol dehydrogenase活性の低下を認めた.エトレチナート内服により皮疹は著明に改善した.
Annular elastolytic giant cell granulomaの1例
著者: 伊東英里 , 態切正信 , 大河原章 , 岩田美恵子
ページ範囲:P.618 - P.620
42歳,女.初診の約1年前から,左額部に鳩卵大,辺縁は赤褐色に隆起した局面がある.皮疹の中央は軽度の脱色素性変化を認め,皮膚表面の萎縮および僅かな毛細血管拡張がある.有毛部の毛髪障害はなく,他の部位に皮疹は認められない.病理組織像は,真皮全層にわたる肉芽腫性病変で,膠原線維間に大型の多核巨細胞が散見される.膠原線維の変性像や類壊死像,ムチンの沈着は認められない.Elastica-van Gieson染色では,断片化した弾力線維が,巨細胞の胞体内に貧食される像が認められ,皮疹の中心部では弾力線維が欠損している.以上の所見からannular elastolytic giant cell granulomaと診断した.本症例は額部に生じた症例であり,本邦では稀であるため報告した.
皮下型および結節型皮疹を認め自然軽快したサルコイドーシスの1例
著者: 稲田めぐみ , 木花光
ページ範囲:P.621 - P.624
皮下型および結節型皮疹を伴ったサルコイドーシスの57歳女性例を報告した.四肢,臀部に鶏卵大までの皮下硬結を計10個認め,上肢に米粒大丘疹の集簇性病変を認めた.病理組織学的には,皮下硬結部では真皮深層から皮下組織に,丘疹部では真皮浅層に非乾酪性類上皮細胞肉芽腫像を認めた.BHL(+),血清ACE高値,ツ反(−).無治療にて発症5ヵ月後に皮疹は消褪し,BHL縮小,血清ACE値正常化,ツ反陽転もみられた.自験例のように大型の皮下硬結を広範に生じるサルコイドーシスは,文献的に,高齢女性の四肢に好発し糖尿病の合併率が高く,比較的自然消褪傾向が強いという特徴を有する.
眉毛部の硬結を呈した筋腫瘤型サルコイドーシス
著者: 寺嶋里実 , 南光弘子
ページ範囲:P.625 - P.628
49歳,男の眉毛部に皮下硬結を呈した筋サルコイドーシスの1例を報告した.組織学的に表情筋のみに一致して乾酪壊死を伴わない類上皮細胞肉芽腫を認めた.血清ACE・リゾチーム高値,ツ反陰性,軽度の脾腫,腎結石に加え,胸部X線像では不明確であったBHLを67Gaシンチグラフィーおよび胸部CTで確認し,サルコイドーシスと診断した.また,67Gaシンチグラフィーで涙腺,耳下腺と思われる部位にも一致して集積像を認め,検索の結果,両側性乾燥性角結膜炎と診断されたが,抗SS-A抗体,抗SS-B抗体が陰性であったことからも,これらをサルコイドーシスの外分泌腺病変と考えた.筋サルコイドーシスは四肢に圧倒的に多く,顔面の表情筋に生じた例はこれまで報告例がない.同症の筋病変について若干の文献的考察を加えた.
サルコイドーシスにみられた肉芽腫性口唇炎
著者: 西岡昭二 , 津田眞五 , 田中克己 , 駒井礼子 , 宮里稔 , 笹井陽一郎
ページ範囲:P.629 - P.632
15歳,男子のサルコイドーシス患者に生じた肉芽腫性口唇炎を報告した.初診の1年前よりとくに誘因なく上口唇が,半年前より下口唇が持続性に腫脹した.病理組織学的には類上皮細胞やリンパ球より構成された非乾酪性肉芽腫であった.またツ反陰性,気管支肺胞洗浄液の総細胞とリンパ球数増加,CD4/CD8比上昇,および血清リゾチーム値上昇などからサルコイドーシスと診断した.しかし肺門リンパ節腫脹はなく,アンジオテンシン転換酵素の上昇もなかった.肉芽腫性口唇炎の病名は自験例のような病態に限って用いられるべきで,Melkersson-Rosenthal症候群や肉芽腫性口唇炎(Miescher)などでは,サルコイド反応がみられても“浮腫結合性肉芽腫症”としたほうが病名に混乱がないように思われた.またサルコイドーシスの診断に際して,皮膚(粘膜)症状としての肉芽腫性口唇炎の病型分類上の位置づけに疑問が残った.
Corynebacteriumを分離したpitted keratolysisの4例
著者: 松井誠一郎 , 松井規温 , 新田悠紀子 , 池谷敏彦
ページ範囲:P.633 - P.635
Pitted keratolysisの4例を報告した.いずれも足底の角質に点状の小陥凹が多発し,集合して局面を形成,一部は多汗のため浸軟し,白色を呈していた.組織学的には角質の一部が虫食い状に欠損し,その周辺にグラム染色あるいはギムザ染色にて糸状の細菌要素が認められた.全例の角質を細菌培養に供し,いずれからもCorynebacteri—um属を分離した.分離した菌のうち3株について生化学的性状を検討し,1株はCorynebacteri—um xerosisと同定したが,他の2株は同定不能であった.
ステロイドパルス療法が奏効し,免疫組織学的にも改善が確認された進行性全身性硬化症の検討
著者: 上杉恭弘 , 相場節也 , 榊原章浩 , 田上八朗
ページ範囲:P.637 - P.640
51歳,女性.四肢および前胸部の硬化を自覚して当科を受診した.臨床症状と病理組織学的所見より進行性全身性硬化症(PSS)と診断した.進行が速やかであったこと,肺病変を伴っており臨床症状も日常生活に支障のある程度まで進行していると考えられたので,入院の上パルス療法を行った.実施直後より臨床症状は改善し,また免疫組織学的にも治療前陰性であった病変部のCD34陽性細胞が次第に増加していくことが確認された.また,PSSにおけるパルス療法の有効性に関する文献的考察を加えた.
下口唇のpseudolymphoma
著者: 小松弘美 , 相場節也 , 田上八朗 , 森士朗 , 鈴木克彦
ページ範囲:P.641 - P.643
下口唇に生じたpreudolymphomaを経験した.患者は31歳,女性.10年ほど前に歯科金属挿入の既往があり,金属パッチテストでは亜鉛に強陽性を示した.下口唇生検部ではリンパ濾胞の形成と好酸球の浸潤が認められ,一方,パッチテスト陽性部位の組織学的所見においても好酸球の浸潤が見られた.歯科金属元素の分析では,患者が装着していた歯科金属に亜鉛が確認され,原因として亜鉛による金属アレルギーが疑われた.
正中頸嚢胞の1例
著者: 鍋島資幸 , 熊切正信 , 大河原章 , 吉田哲憲
ページ範囲:P.644 - P.646
66歳,女性に生じた正中頸嚢胞の1例を報告した.臨床的には頸部正中線上,甲状軟骨よりやや上方の約2.5cmの円形嚢腫で,下床との癒着なく可動性は良好であった.切除組織は,結合組織内に内腔が複雑に入り組んだ多房性の嚢腫があり,嚢腫壁の内腔は1〜数層の線毛上皮により取り囲まれていた.また,周囲の組織の一部には甲状腺組織も見られた.正中頸嚢胞と診断しSistrunk法にて切除した.切除後1年経過した現在までに甲状腺機能低下や再発は見られていない.
頭部に発生した骨外性骨軟骨腫の1例
著者: 橋本裕之 , 森内昭
ページ範囲:P.647 - P.649
62歳女性の後頭部の骨外性骨軟骨腫の1例を報告した.画像的に頭蓋骨と連続性のない石灰化を伴う軟部腫瘤であった.組織学的に線維性被膜に被われた成熟した骨梁と脂肪髄からなる腫瘍で,腫瘍底部に軟骨内骨化(軟骨帽)を認めた.骨外性骨軟骨腫は滑膜性軟骨腫症を除けば稀で,四肢以外の本邦報告例は6例であった.発生病理学的に定説はなく,四肢に発生した例では腱鞘と連続性があり,組織学的に成熟硝子様軟骨と石灰化を伴う場合には滑膜組織の軟骨化生により生ずると考えられている.自験例では腱鞘と類似した帽状腱膜が腫瘍直下にあり,それとの癒着および底部の軟骨帽の存在より,発生機序として帽状腱膜の軟骨化生を考えた.
骨化を伴ったいわゆる皮膚混合腫瘍の1例
著者: 藤澤百合子 , 中谷明美 , 米田和史
ページ範囲:P.650 - P.652
骨化を伴ったいわゆる皮膚混合腫瘍の1例を経験した.症例は41歳の男性で1年前より鼻尖部に徐々に増大する黄色調の丘疹に気づいた.弾性硬,下床との癒着のない,表面平滑な小豆大のドーム状の結節であった.組織像は,上皮性細胞よりなる管腔様構造と充実部を認め,間質には,粘液腫様部,軟骨様部と骨組織を認めた.骨組織を認める症例は稀であると考えたので,若干の統計的考察を加えて報告した.
下腿に生じた悪性外毛根鞘腫の1例
著者: 安孫子孝宏 , 西田徹 , 小関伸 , 橋本秀樹 , 近藤慈夫
ページ範囲:P.653 - P.655
78歳,女性.左下腿に生じた悪性外毛根鞘腫の1例を報告した.初診時,70×47mm,境界明瞭で一部麋爛を伴う扁平隆起性の病巣を認めた.臨床的にBowen病が疑われたが,組織より腫瘍細胞は胞巣辺縁から中央に向かい,basaloid cellからPAS陽性物質を含むclear cellに移行し,核の異型性も認められた.本腫瘍の発生部位は約半数が顔面であり,自験例のごとく下腿に生じた例は比較的稀有なものと考えられた.
甲状腺癌の皮膚転移
著者: 谷口彰治 , 兼藤紀美子 , 西川裕 , 林顕秀 , 濱田稔夫
ページ範囲:P.657 - P.659
61歳,男性.約3週間前より右腋下部から右側胸部にかけて,小指頭大までの硬い皮下結節が多数認められた.既往歴として,1ヵ月前に甲状腺未分化癌の診断にて甲状腺摘出術を施行されている.皮下結節の病理組織所見では,真皮中下層にかけて中〜大型で異型性のある腫瘍細胞が散在性に,また一部膠原線維束間に小塊を成して増殖し,甲状腺原発巣と類似の組織像を呈していた.また免疫染色にてサイログロブリンに陽性を示し,原発巣を甲状腺と確定した.甲状腺癌の皮膚転移は珍しく,ここに報告した.
治療
顔面の色素性病変に対するルビーレーザー治療—治療効果ならびにスキンタイプ分類の意義について
著者: 花田勝美 , 白石正彦 , 馬場貴子 , 佐々木千秋 , 橋本功
ページ範囲:P.661 - P.665
最近2年間に弘前大学皮膚科レーザー外来を訪れた患者のうち,顔面の色素沈着を主訴として来院した172例につき統計的観察を試みた.対象とした顔面部色素沈着の症例はレーザー外来患者の半数を超え(63%),女性に多く(86%),40歳代にピークをみた.疾患頻度は,老人性色素斑>肝斑>太田母斑>色素性母斑の順で,後天性色素異常症が約半数を占めた.ルビーレーザー(短パルス切り替えユニット付属東芝LRT−301A使用)による治療の結果は,老人性色素沈着,脂漏性角化症,口唇色素沈着では80%以上,太田母斑,色素性母斑では50%以上の有効率を示したが,肝斑,扁平母斑では高い再発をみた.日本人のスキンタイプ(JST)の分類では,後天性疾患である老人性色素斑,肝斑,発疹後色素沈着がともに対照に比べてJST-IIIにみられる頻度が高い傾向を示し,疾患の予防指導の対象を絞れることが示唆された.また,JSTの高い例では治療後の色素沈着,色素脱失が著明となる例がみられた.
印象記
「日本皮膚科学会第58回東京支部学術大会」印象記
著者: 江藤隆史
ページ範囲:P.666 - P.668
日本皮膚科学会第58回東京支部学術大会は,日本医科大学本田光芳教授を会長のもとに横浜市西区みなとみらいのパシフィコ横浜会議センターで,平成7年2月18日,19日の2日間にわたって開催されました.日本医科大学がこの学会を担当されるのは,昭和30年の第19回丸山千里会長,昭和53年の第42回原田誠一会長についで3回目のことだそうです.
基本情報
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39巻2号(1985年2月発行)
39巻1号(1985年1月発行)
38巻12号(1984年12月発行)
38巻11号(1984年11月発行)
38巻10号(1984年10月発行)
38巻9号(1984年9月発行)
38巻8号(1984年8月発行)
38巻7号(1984年7月発行)
38巻6号(1984年6月発行)
38巻5号(1984年5月発行)
38巻4号(1984年4月発行)
38巻3号(1984年3月発行)
38巻2号(1984年2月発行)
38巻1号(1984年1月発行)
37巻12号(1983年12月発行)
37巻11号(1983年11月発行)
37巻10号(1983年10月発行)
37巻9号(1983年9月発行)
37巻8号(1983年8月発行)
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37巻6号(1983年6月発行)
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36巻12号(1982年12月発行)
36巻11号(1982年11月発行)
36巻10号(1982年10月発行)
36巻9号(1982年9月発行)
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36巻6号(1982年6月発行)
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35巻12号(1981年12月発行)
35巻11号(1981年11月発行)
35巻10号(1981年10月発行)
35巻9号(1981年9月発行)
35巻8号(1981年8月発行)
35巻7号(1981年7月発行)
35巻6号(1981年6月発行)
35巻5号(1981年5月発行)
35巻4号(1981年4月発行)
35巻3号(1981年3月発行)
35巻2号(1981年2月発行)
35巻1号(1981年1月発行)
34巻12号(1980年12月発行)
34巻11号(1980年11月発行)
34巻10号(1980年10月発行)
34巻9号(1980年9月発行)
34巻8号(1980年8月発行)
34巻7号(1980年7月発行)
34巻6号(1980年6月発行)
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34巻1号(1980年1月発行)
33巻12号(1979年12月発行)
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33巻1号(1979年1月発行)
32巻12号(1978年12月発行)
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32巻9号(1978年9月発行)
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32巻1号(1978年1月発行)
31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
31巻10号(1977年10月発行)
31巻9号(1977年9月発行)
31巻8号(1977年8月発行)
31巻7号(1977年7月発行)
31巻6号(1977年6月発行)
31巻5号(1977年5月発行)
31巻4号(1977年4月発行)
31巻3号(1977年3月発行)
31巻2号(1977年2月発行)
31巻1号(1977年1月発行)
30巻12号(1976年12月発行)
30巻11号(1976年11月発行)
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
30巻7号(1976年7月発行)
30巻6号(1976年6月発行)
30巻5号(1976年5月発行)
30巻4号(1976年4月発行)
30巻3号(1976年3月発行)
30巻2号(1976年2月発行)
30巻1号(1976年1月発行)
29巻12号(1975年12月発行)
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
29巻5号(1975年5月発行)
29巻4号(1975年4月発行)
29巻3号(1975年3月発行)
29巻2号(1975年2月発行)
29巻1号(1975年1月発行)
28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
28巻10号(1974年10月発行)
28巻8号(1974年8月発行)
28巻7号(1974年7月発行)
28巻6号(1974年6月発行)
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28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
28巻2号(1974年2月発行)
28巻1号(1974年1月発行)
27巻12号(1973年12月発行)
27巻11号(1973年11月発行)
27巻10号(1973年10月発行)
27巻9号(1973年9月発行)
27巻8号(1973年8月発行)
27巻7号(1973年7月発行)
27巻6号(1973年6月発行)
27巻5号(1973年5月発行)
27巻4号(1973年4月発行)
27巻3号(1973年3月発行)
27巻2号(1973年2月発行)
27巻1号(1973年1月発行)
26巻12号(1972年12月発行)
26巻11号(1972年11月発行)
26巻10号(1972年10月発行)
26巻9号(1972年9月発行)
26巻8号(1972年8月発行)
26巻7号(1972年7月発行)
26巻6号(1972年6月発行)
26巻5号(1972年5月発行)
26巻4号(1972年4月発行)
26巻3号(1972年3月発行)
26巻2号(1972年2月発行)
26巻1号(1972年1月発行)
25巻13号(1971年12月発行)
特集 小児の皮膚疾患
25巻12号(1971年12月発行)
25巻11号(1971年11月発行)
25巻10号(1971年10月発行)
25巻9号(1971年9月発行)
25巻8号(1971年8月発行)
25巻7号(1971年7月発行)
特集 基底膜
25巻6号(1971年6月発行)
25巻5号(1971年5月発行)
25巻4号(1971年4月発行)
25巻3号(1971年3月発行)
25巻2号(1971年2月発行)
25巻1号(1971年1月発行)
24巻12号(1970年12月発行)
24巻11号(1970年11月発行)
24巻10号(1970年10月発行)
24巻9号(1970年9月発行)
24巻8号(1970年8月発行)
24巻7号(1970年7月発行)
24巻6号(1970年6月発行)
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
24巻3号(1970年3月発行)
24巻2号(1970年2月発行)
24巻1号(1970年1月発行)
23巻12号(1969年12月発行)
23巻11号(1969年11月発行)
23巻10号(1969年10月発行)
23巻9号(1969年9月発行)
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
23巻6号(1969年6月発行)
23巻5号(1969年5月発行)
23巻4号(1969年4月発行)
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)