患者 2歳,男子
初診 平成4年5月22日
雑誌目次
臨床皮膚科49巻9号
1995年08月発行
雑誌目次
カラーアトラス
原著
Pseudovascular adenoid squamous cell carcinoma of the skin—免疫組織化学的所見とcytofluorometryによる核DNA量について
著者: 原弘之 , 涌井史典 , 岡田浩幸 , 森嶋隆文
ページ範囲:P.681 - P.685
79歳,男性のpseudovascular adenoid squamous cell carcinomaの1例を報告した.自験例の特徴は,1)日光裸露部に生じた15×12mmの比較的大型の紅色肉芽病変であったこと,2)組織学的に腺腔様構造のadenoid squamous cell carcinomaの所見もみられたが,病変の主体は血管肉腫を思わす脈管腔様構造であったこと,3)免疫組織学的に血管肉腫と異なって,腫瘍細胞は抗ケラチン抗体染色陽性,Fa VIII・CD34免疫染色陰性で,4)cytofluorometryによる核DNA量を測定したところ,腫瘍細胞は悪性パターンを示したことなどである.
連載
Clinical Exercises・29—出題と解答
著者: 塩原哲夫
ページ範囲:P.685 - P.685
57 インターフェロンα(IFN−α)の投与により増悪する可能性が高い疾患はどれか.
①肥満細胞腫
Practical English for Busy Physicians・20
著者:
ページ範囲:P.759 - P.759
正しい単語の選択,アメリカの保険制度について
英語の医学論文の添削に当たって,その論文で使用されている単語が適切でない場合,これはいわば一つのチャレンジと言えます.そしていつの場合も日本語で書かれたオリジナルがあると大変便利なわけです(もっとも日本語が読めたらですが).最近次のような書き出しの論文を見ました.“We examined the prevalence of the X responses in patients with Y disease.”“prevalence”と言う単語は一般的な意味と統計学上特別の意味がありますが,この場合どちらもあてはまらなかったので,英和辞書で“to prevail”を繰ってみると意味の中に“流行”というのを見つけました.これは日本語ではぴったりですが,この場合の英語の文では全く意味をなしません.そこで私は勝手に“nature”に変えました.やはり辞書だけでは生きた英語の長い経験には勝り得ません.もしあなたご自身で同じように辞書の中から単語を選択し,おかしな英語になった経験がおありの方がいらっしゃいましたら,ぜひ編集室気付でご一報下さい.
臨床統計
乳房外Paget病の病期分類と予後—悪性黒色腫の病期分類(UICC,1987)を準用した解析
著者: 宮本麻子 , 瀧澤好廣 , 久保美代子 , 斎田俊明 , 斉木実
ページ範囲:P.687 - P.691
信州大学附属病院と長野赤十字病院の皮膚科における過去16年間の乳房外Paget病患者34例の予後について悪性黒色腫のpTNM病期分類(UICC,1987)を準用して検討した.病期別患者数は,TisすなわちStage 0が19例,Stage I 1例,Stage II 4例,Stage III 10例であり,Stage IIIを所属リンパ節転移の有無によって細分すると,転移のないIII(−)が2例,転移のあるIII(+)が8例であった.5年生存率は,Stage 0,I,IIのいずれも100%,Stage IIIが75.0%,うちIII(−)が100%,III(+)が66.7%で,リンパ節転移の有無が予後に大きく影響することが明らかにされた.Tumor thicknessが2.5mm以上の9例中8例で真皮内への結節状増殖像が認められ,うち6例がリンパ節転移を生じた.これに対し,in situ病変と1.0mm未満の20例では転移を生じたものはなかった.悪性黒色腫と同様に乳房外Paget病についてもin situ病変とtumor thickness 1.0mm未満の病変を予後の良い“早期癌”とみなすことができるように思われる.
今月の症例
腹部に生じたangiolymphoid hyperplasia with eosinophiliaの1例
著者: 小林孝志 , 長谷川喜厚 , 木花光 , 斉藤公彦 , 朝倉浩一 , 桜岡浩一
ページ範囲:P.692 - P.694
61歳,男.腹部に生じたangiolymphoid hyperplasia with eosinophiliaの1例を報告した.患者は数ヵ月前よりの嚥下困難にて食道癌と診断され術前放射線治療中であったが,約2年前より徐々に増大したという多発性の皮下結節が左腹部に存在していた.組織学的には,皮下脂肪織中に結節性病変を認め,内皮細胞が内腔に突出した大小の血管,内皮細胞の腫大,増殖や小血管の新生と小円型細胞を主とし好酸球を混じる細胞浸潤部,また巣状にリンパ濾胞様構造の形成,間質の線維化を認めた.従来,本症と木村病との鑑別が問題になってきたが,自験例は臨床的に一部木村病の側面を持ち合わせており,両者の近縁性を示唆する症例とも考えられる.
症例報告
バザン硬結性紅斑を伴った壊疽性丘疹状結核疹の1例
著者: 北島進司 , 小芦雄介 , 辻卓夫
ページ範囲:P.695 - P.698
体幹・上下肢に痂皮を伴う丘疹を認め,両下腿・左大腿に硬結を伴う紅斑を,左乳房と右側腰部に皮下結節を生じた48歳女性例を報告した.組織では,丘疹は表皮から真皮上層にかけての楔状の壊死と真皮上層から中層の類上皮細胞肉芽腫で,硬結を伴う紅斑は真皮下層から脂肪織の類上皮細胞性肉芽腫と小葉性脂肪織炎で,壊死と血管炎を伴う.皮下結節も小葉性脂肪織炎が主体で類上皮細胞の浸潤と細小血管の血管炎を伴う.丘疹は壊疽性丘疹状結核疹,硬結を伴う紅斑と皮下結節とをバザン硬結性紅斑と診断した.ツ反は強陽性で,皮疹からの結核菌培養は陰性であった.表在リンパ節の腫脹はなく,肺結核等の結核病巣は認められなかった.抗結核剤(イソニアジドとリファンピシン)の内服3ヵ月で皮疹は色素沈着となり治癒した.下腿以外の部位のバザン硬結性紅斑は稀と思われる.
Mycobacterium avium皮膚感染症の1例
著者: 岳尾基一 , 福井米正
ページ範囲:P.699 - P.701
2歳,女児.左前腋窩部に16×11mm,暗紫紅色の結節が1個出現し,切除したがその1週間後に左前胸部,左上腕,左下腿に同様の結節が1個ずつ出現してきた.病理組織学的には,真皮に乾酪壊死を伴う類上皮細胞肉芽腫の形成を認め,穿刺液の塗抹標本で抗酸菌を認めた.生検組織の培養でMycobacterium aviumを分離し,DNAハイブリダイゼーション法により同定した.抗結核療法により2個の結節は自潰し,残る1個は外科的に切除した.免疫不全を認めずステロイド投与の既往もない小児に皮膚病変が多発した症例であり,稀な例と考えられた.
プロピオン酸アルクロメタゾンによるアレルギー性接触皮膚炎の1例
著者: 遠藤祐理子 , 江川ゆり , 横山泉 , 伊東文行 , 森山まさみ
ページ範囲:P.703 - P.705
26歳男性の顔面にみられたプロピオン酸アルクロメタゾン(アルメタ®軟膏)によるアレルギー性接触皮膚炎の1例を報告した.貼布試験でアルメタ®軟膏および主剤の希釈系列で強陽性を示し基剤はすべて陰性であった.さらに他の32種類のステロイドを含有する外用剤および一部主剤の貼布試験を行ったところ,酢酸ヒドロコルチゾン,ロコイド®軟膏・クリーム(酪酸ヒドロコルチゾン)および主剤,パンデル®軟膏・クリーム(酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン),リドメックス®軟膏・クリーム(吉草酸酢酸プレドニゾロン),ブデゾン®軟膏・クリーム(ブデソニド)で陽性を示した.自験例では,アルメタ®軟膏(プロピオン酸アルクロメタゾン)の使用が過去に認められず,使用期間も2日と短かったことより,他のステロイドによる交叉感作によるものと推測された.
塩酸メキシレチンによる薬疹の1例
著者: 井上千津子 , 原洋子 , 倉知貴志郎
ページ範囲:P.707 - P.710
58歳,男性に生じた塩酸メキシレチン(メキシチール®)による薬疹を報告した.心室性期外収縮のためメキシレチン投与27日目に播種状紅斑丘疹型に膿疱を混じた皮疹が生じ,38.5℃の発熱,肝障害を伴い,内服中止後,ステロイド内服にもかかわらず消退までに2ヵ月余りを要した.パッチテスト強陽性,LST陽性であった.本邦での皮膚科領域での報告は11例あり,特徴をまとめると,1)皮疹の型はさまざまで,重症型もみられ,2)発症までの期間は平均40日で,3)肝障害を合併することがあり,4)貼布試験は陽性率が高く,至適濃度は10%以下と思われた.
シクロスポリンが奏効したchronic actinic dermatitisの1例
著者: 高木晴美 , 今淳 , 梅木薫 , 太田俊明 , 花田勝美 , 橋本功
ページ範囲:P.711 - P.714
要約 63歳,男性.初診の約8年前より,顔面,両手背などの露光部に始まり,四肢・躯幹への拡大傾向をみる瘙痒性浸潤性紅斑が出現.血中・尿中ポルフィリン値正常.組織学的には真皮上層に異型性を示す稠密なリンパ球の浸潤像をみた.光線照射試験ではUVA,UVBの両紫外線領域で,いずれもMED(最小紅斑量)の低下が認められた.薬剤投与の既往がなく,chronic actinic dermatitisと診断した.ステロイド外用が奏効せず皮疹は広範にわたることから,試みにシクロスポリン(1.3〜2.6mg/kg/日)内服を開始したところ,皮疹は著明な改善をみた.
化学熱傷部位に生じた多形紅斑様皮疹の1例
著者: 川口博史 , 松永裕子 , 中嶋弘
ページ範囲:P.715 - P.717
33歳,男性.アルカリ性のエチレンイミンによる化学熱傷を受けた.Superficial dermal burn(SDB)からdeep dermal burn(DDB)の化学熱傷として経過を観察していたところ,受傷後8日目より同部位に隆起性の病変が出現した.組織学的には,表皮下水疱を形成し,真皮ではリンパ球,好酸球,組織球よりなる細胞浸潤がみられ,多形紅斑様の組織反応であった.ステロイド外用により色素沈着を残して治癒した.多形紅斑の原因としては,様々なものが考えられるが,接触皮膚炎の経過中に多形紅斑を合併する例はすでに報告があるものの,自験例のような化学熱傷の経過中に同様の皮疹が出現するのは,我々が調べ得た限りではまだ報告がなく稀なことと思われる.
Saphenous vein graft donor site dermatitisの1例
著者: 冨澤幸生 , 南場裕美 , 小林衣子
ページ範囲:P.719 - P.721
68歳,男性.狭心症のために伏在静脈をgraftとして冠動脈バイパス手術を行ったが,その後,伏在静脈採取術後の瘢痕部に沿って湿疹様病変が出現した.患者は常に皮疹部にピリピリした違和感をもち,感覚試験では,一部痛覚が減弱している部位が認められたが,全体の触覚は保たれていた.組織学的に,表皮の軽度のspongiosis,真皮乳頭部の小血管の増生と血管壁の肥厚,および真皮上層の血管周囲に軽度の小円形細胞の浸潤があり,軽度の膠原線維の増生がみられた.皮疹に対し,ステロイド外用剤,保湿剤,漢方療法など諸種の治療を試みているが,症状は一進一退を繰り返している.
脳波異常を伴った伴性劣性遺伝性魚鱗癬の1例
著者: 影山葉月 , 堀口大輔 , 東卓司 , 瀧川雅浩
ページ範囲:P.723 - P.726
9歳,男児.出生時より,顔面,手掌,足底を除く全身に褐色の大型剥離性鱗屑が認められていた.9歳時にてんかん様発作をきたし脳波異常を指摘された.病理組織学的に,顎粒層は存在し表皮過角化と肥厚が認められた.血液検査によりリンパ球steroid sulfatase活性低下が証明され,伴性劣性遺伝性魚鱗癬(X-linked ichthyosis)と診断した.本症とてんかん様症状合併の報告は少なく,本症における早期脳波測定検査の施行が重要であると考えられた.
角層下膿疱症の1例
著者: 竹田公英 , 光戸勇
ページ範囲:P.727 - P.729
60歳,女.平成2年6月より全身状態を伴うことなく,乳房下部,大腿内側,上肢にかけて瘙痒を伴う膿疱,紅斑,鱗屑が繰り返し生じるようになった.皮疹の経過はしばしば周囲に紅斑を伴う膿疱が先行しその後膿疱は破れ,環状に鱗屑が拡がり消退を繰り返した.同部の細菌培養は陰性.好酸球の増加,IgAの軽度増加,IgGの低下あり.組織所見では角層下に好中球を多数含む単房性の膿疱がみられKogojの海綿状膿疱も認められた.免疫蛍光抗体直接法・間接法はすべて陰性.角層下膿疱症の診断のもとにステロイド外用剤にて軽快した.本症の病因,発生機序について若干の文献的考察を行った.
Dowling-Degos病の母娘例
著者: 入舩あゆみ , 袋秀平 , 片山一朗 , 西岡清
ページ範囲:P.730 - P.732
45歳と24歳のDowling-Degos病の母娘例を報告した.臨床的には四肢屈側と項部の色素斑のみを認めたが組織学的に多発性の角栓とその壁からの基底細胞様細胞索の不規則な延長と先端での色素沈着をみた.本症は常染色体優性の遺伝形式を示す稀な疾患であり,網状肢端色素沈着症(ARK), Haber症候群との異同が検討されている.自験例でも臨床症状からARKとの鑑別が問題になった.この3疾患は組織学的,臨床的に明らかな共通点があり,同一の疾患群として捉えるべきと考えた.
脂漏性角化症に合併したtrichilemmal keratosisの1例
著者: 孫正義 , 松田真弓 , 赤坂俊英 , 昆宰市
ページ範囲:P.733 - P.735
54歳,女性の左乳房内側に生じた脂漏性角化症の中心部にtrichilemmal keratosisを合併した1例を報告した.病理組織学的に脂漏性角化症の一部にtrichilemmal keratosisを認めたことから,自験例は毛包に由来した脂漏性角化症であることが示唆された.さらに,中心部分は典型的なtrichilemmal keratosisの像を呈し,毛包由来の脂漏性角化症を母地に発症したと考えられた.自験例より,脂漏性角化症とtrichilemmal kera—tosisは同一スペクトラム上に位置づけられるとともに毛包に由来する脂漏性角化症の存在をさらに支持するものと考える.
Cowden病の1例
著者: 高橋正明 , 梅木薫 , 原田研 , 杉山茂
ページ範囲:P.736 - P.738
37歳,女性,消化管ポリポージス,顔面の点状小丘疹,歯肉の白色敷石状小丘疹,掌蹠の角化性丘疹を認めたCowden病の1例を報告した.家族内に同症はなく,精査で悪性腫瘍はみられなかった.今回集計できた本邦報告例34例の内訳は,平均年齢が43歳(24〜68歳)で,男性11例,女性23例と女性が男性の約2倍で女性に多くみられた.消化管ポリープは32例(94.1%)にみられ,海外報告例のまとめの34.8%や33.3%に比べて高率で,本邦例との違いが認められた.
Solid-cystic hidradenomaの1例
著者: 小山田亮 , 北島康雄 , 米田和史 , 森俊二
ページ範囲:P.739 - P.742
症例は46歳男性.右腋窩下部に生じた皮下腫瘤.組織学的に,充実性部位と嚢腫状部位からなり,腫瘍細胞がsquamoid cell, clear cell, dark cellより構成されていることから,Winkelmann & Wolff1)が報告したsolid-cystic hidradenomaと診断した.抗CEA抗体,各種抗ケラチン抗体(MA903, MA904, MAK6)を用いた免疫組織学的検査の結果,本腫瘍の管腔や細胞壁の内層の細胞は汗管の管腔細胞に分化傾向を示す細胞と考えた.
多発性衛星病巣および真皮内腫瘍巣を伴った血管拡張性肉芽腫の1例
著者: 後藤靖 , 古川雅祥 , 持田和伸 , 濱田稔夫
ページ範囲:P.743 - P.745
25歳,男性.初診の10カ月前より,前胸部に無症候性の紅色小丘疹が出現するも放置していたところ,小丘疹は徐々に増大し,またそれを中心として周囲に同様の小丘疹が放射状に増数してきた.すべての皮疹は擦過により易出血性を示した.全麻下にて,腫瘍巣を一塊として摘出し遊離植皮術を施行した.病理組織学的にlobular capil—lary hemangiomaであった.無疹部の皮下組織においても同様のlobular capillary hemangiomaの像を呈する部位が存在した.これはintrader—mal and subcutaneous granuloma pyogenicumに合致する所見であった.
腋窩に生じた表在型基底細胞上皮腫の1例
著者: 大島秀男 , 中村雄幸 , 柏英雄
ページ範囲:P.746 - P.748
79歳,男性の左腋窩に発生した基底細胞上皮腫の1例を報告した.病理組織では腫瘍細胞が表皮から真皮浅層で増殖,水平方向に胞巣を形成しており,表在型基底細胞上皮腫と診断した.基底細胞上皮腫は顔面に好発し,躯幹に発生することは比較的稀である.特に腋窩への発生は稀であり,本邦における報告は自験例を含め15例を数えるのみである.組織型では顔面に発生する基底細胞上皮腫は充実型が多いのに対し,腋窩では15例中8例が表在型であり最多であった.発生部位と病理組織の関連性について検討した.
Sézary症候群の1例
著者: 松本博子 , 菊池新 , 海老原全 , 稲積豊子 , 仲弥 , 原田敬之 , 榎本康弘
ページ範囲:P.749 - P.752
要約 59歳,男.約3年前よりの激しい瘙痒を伴う全身の紅皮症を主訴に来院.掌蹠の角化,脱毛,表在リンパ節腫脹を認め,末梢血にて白血球増多,異型リンパ球の出現,組織学的に真皮の異型リンパ球浸潤,Pautrier微小膿瘍を認め,表面マーカー,電顕所見もあわせ,Sézary症候群と診断した.本例では経過中,末梢血中異型リンパ球の減少と同時期に表面形質がCD4,CD8とも陰性のリンパ球からなる皮膚結節が多発したことが特徴的であった.成熟Tリンパ球表面マーカーであるCD4およびCD8と腫瘤形成との関連につき若干の考察を加えた.
有茎性腫瘤を呈した線維肉腫の1例
著者: 西井芳夫 , 松本千穂 , 園田早苗 , 奥村睦子
ページ範囲:P.753 - P.755
49歳,男性.初診の5ヵ月前,左上腕外側に小指頭大の腫瘤があるのに気づく.自覚症状がなく放置していたところ,徐々に増大し,出血を伴うようになった.初診時,23×20×8mm,弾性硬で潰瘍を伴った有茎性の淡紅色腫瘤を認めた.病理組織学的には線維芽細胞様の比較的均一な紡錘形細胞が束状に交錯しながら増生.細胞密度は中等度に見られ,腫瘍細胞の核は卵円形〜長楕円形で多形性に乏しく,巨細胞は見られなかった.核分裂像は少数ながら散見(7/50視野)され,腫瘍細胞間には膠原線維,細網線維の形成を認めた.以上より高分化型の線維肉腫と診断し,拡大切除,植皮術を施行した.術後8ヵ月を経過した現在,再発や転移の兆侯は認められていない.
治療
フルコナゾール内服が奏効したMicrosporum canisによるケルスス禿瘡の1例
著者: 番場圭介 , 野口博光 , 比留間政太郎 , 川田暁 , 石橋明
ページ範囲:P.756 - P.758
67歳の主婦.初診の2ヵ月前から後頭部に瘙痒性皮疹が生じ拡大した.初診時,後頭部から前頭部にかけて毛包一致性の紅色小丘疹・膿疱が多発し,脱毛を認めた.病毛の直接検鏡で毛外性小胞子菌性の寄生を証明し,培養でMicrosporum canisを分離した.フルコナゾール50mg/日内服4週間で症状が著明に改善し,6週間で菌が陰性化,8週間で治癒した.わが国では,本剤によるケルスス禿瘡の治療例は報告がない.
印象記
「第94回日本皮膚科学会総会・学術大会」印象記
著者: 熊切正信
ページ範囲:P.760 - P.762
パシフィコ横浜・会議センターを会場として第94回日本皮膚科学会総会・学術大会(1995年5月19〜21日)が開催された.東海大学医学部皮膚科教室の大城戸宗男会頭のもと,松尾幸朗事務局長,小澤明実行委員長をはじめ,教室員の総意で企画・運営され,2700名(名誉会員,同伴者等を含めおよそ3300名で,AADの3分の1に相当する)の参加者を得た.参加人数からも,あるいは500題を超す演題数からも,最大規模の学会であった.大城戸先生,ご成功おめでとうございます.また,教室員の皆様,本当にごくろうさまでした.
基本情報
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39巻1号(1985年1月発行)
38巻12号(1984年12月発行)
38巻11号(1984年11月発行)
38巻10号(1984年10月発行)
38巻9号(1984年9月発行)
38巻8号(1984年8月発行)
38巻7号(1984年7月発行)
38巻6号(1984年6月発行)
38巻5号(1984年5月発行)
38巻4号(1984年4月発行)
38巻3号(1984年3月発行)
38巻2号(1984年2月発行)
38巻1号(1984年1月発行)
37巻12号(1983年12月発行)
37巻11号(1983年11月発行)
37巻10号(1983年10月発行)
37巻9号(1983年9月発行)
37巻8号(1983年8月発行)
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37巻6号(1983年6月発行)
37巻5号(1983年5月発行)
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36巻12号(1982年12月発行)
36巻11号(1982年11月発行)
36巻10号(1982年10月発行)
36巻9号(1982年9月発行)
36巻8号(1982年8月発行)
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35巻12号(1981年12月発行)
35巻11号(1981年11月発行)
35巻10号(1981年10月発行)
35巻9号(1981年9月発行)
35巻8号(1981年8月発行)
35巻7号(1981年7月発行)
35巻6号(1981年6月発行)
35巻5号(1981年5月発行)
35巻4号(1981年4月発行)
35巻3号(1981年3月発行)
35巻2号(1981年2月発行)
35巻1号(1981年1月発行)
34巻12号(1980年12月発行)
34巻11号(1980年11月発行)
34巻10号(1980年10月発行)
34巻9号(1980年9月発行)
34巻8号(1980年8月発行)
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34巻6号(1980年6月発行)
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33巻12号(1979年12月発行)
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33巻9号(1979年9月発行)
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32巻12号(1978年12月発行)
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32巻9号(1978年9月発行)
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32巻1号(1978年1月発行)
31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
31巻10号(1977年10月発行)
31巻9号(1977年9月発行)
31巻8号(1977年8月発行)
31巻7号(1977年7月発行)
31巻6号(1977年6月発行)
31巻5号(1977年5月発行)
31巻4号(1977年4月発行)
31巻3号(1977年3月発行)
31巻2号(1977年2月発行)
31巻1号(1977年1月発行)
30巻12号(1976年12月発行)
30巻11号(1976年11月発行)
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
30巻7号(1976年7月発行)
30巻6号(1976年6月発行)
30巻5号(1976年5月発行)
30巻4号(1976年4月発行)
30巻3号(1976年3月発行)
30巻2号(1976年2月発行)
30巻1号(1976年1月発行)
29巻12号(1975年12月発行)
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
29巻5号(1975年5月発行)
29巻4号(1975年4月発行)
29巻3号(1975年3月発行)
29巻2号(1975年2月発行)
29巻1号(1975年1月発行)
28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
28巻10号(1974年10月発行)
28巻8号(1974年8月発行)
28巻7号(1974年7月発行)
28巻6号(1974年6月発行)
28巻5号(1974年5月発行)
28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
28巻2号(1974年2月発行)
28巻1号(1974年1月発行)
27巻12号(1973年12月発行)
27巻11号(1973年11月発行)
27巻10号(1973年10月発行)
27巻9号(1973年9月発行)
27巻8号(1973年8月発行)
27巻7号(1973年7月発行)
27巻6号(1973年6月発行)
27巻5号(1973年5月発行)
27巻4号(1973年4月発行)
27巻3号(1973年3月発行)
27巻2号(1973年2月発行)
27巻1号(1973年1月発行)
26巻12号(1972年12月発行)
26巻11号(1972年11月発行)
26巻10号(1972年10月発行)
26巻9号(1972年9月発行)
26巻8号(1972年8月発行)
26巻7号(1972年7月発行)
26巻6号(1972年6月発行)
26巻5号(1972年5月発行)
26巻4号(1972年4月発行)
26巻3号(1972年3月発行)
26巻2号(1972年2月発行)
26巻1号(1972年1月発行)
25巻13号(1971年12月発行)
特集 小児の皮膚疾患
25巻12号(1971年12月発行)
25巻11号(1971年11月発行)
25巻10号(1971年10月発行)
25巻9号(1971年9月発行)
25巻8号(1971年8月発行)
25巻7号(1971年7月発行)
特集 基底膜
25巻6号(1971年6月発行)
25巻5号(1971年5月発行)
25巻4号(1971年4月発行)
25巻3号(1971年3月発行)
25巻2号(1971年2月発行)
25巻1号(1971年1月発行)
24巻12号(1970年12月発行)
24巻11号(1970年11月発行)
24巻10号(1970年10月発行)
24巻9号(1970年9月発行)
24巻8号(1970年8月発行)
24巻7号(1970年7月発行)
24巻6号(1970年6月発行)
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
24巻3号(1970年3月発行)
24巻2号(1970年2月発行)
24巻1号(1970年1月発行)
23巻12号(1969年12月発行)
23巻11号(1969年11月発行)
23巻10号(1969年10月発行)
23巻9号(1969年9月発行)
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
23巻6号(1969年6月発行)
23巻5号(1969年5月発行)
23巻4号(1969年4月発行)
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)