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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科50巻13号

1996年12月発行

文献概要

原著

血漿RANTES上昇と好酸球増多を伴った非Hodgkin T細胞リンパ腫

著者: 神戸直智1 黒沢元博1 奥木弥生1 田村敦志1 石川治1 宮地良樹1 山下哲次2 栗本文彦2

所属機関: 1群馬大学医学部皮膚科学教室 2株式会社三菱化学ビーシーエル

ページ範囲:P.1062 - P.1065

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 症例は62歳,男性.扁桃より発症した非Hodgkin T細胞リンパ腫で,末梢血好酸球増多を認めた.経過中,両側手掌および手背に紅色皮疹が出現したため当科を紹介され,1994年11月21日,精査加療目的にて入院した.本症例における末梢血好酸球増多の機序の一端を解明するため,血漿RANTESおよびIL−3,IL−5,GM-CSFをELISA法にて測定した.治療による末梢血好酸球数の減少と平行して,血漿RANTES値の減少を認めた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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