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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科50巻5号

1996年04月発行

文献概要

特集 最近のトピックス1996 Clinical Dermatology 1996 4 治療のポイント

全身性エリテマトーデスの予後因子と治療方針

著者: 衛藤光1

所属機関: 1国立横浜病院皮膚科

ページ範囲:P.117 - P.121

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 全身性エリテマトーデス(SLE)の予後因子と治療方針について概説した.内臓病変では腎不全,CNSループスおよび心肺病変,皮膚病変では皮内結節,血管炎型の皮疹,紫斑を伴う蝶形紅斑およびatrophie blancheなどの血管障害性皮膚病変,検査所見では血小板減少,さらに自己抗体では抗2本鎖DNA抗体と抗リン脂質抗体が予後に関わる要因として注意が必要である.また主な臨床症状について,治療方針を解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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