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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科50巻9号

1996年08月発行

症例報告

Acquired lymphangiomaの1例

著者: 金子玲子12 竹中秀也1 山西清文1 岸本三郎1 安野洋一1

所属機関: 1京都府立医科大学皮膚科学教室 2福島県立医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.745 - P.747

文献概要

 66歳,女性.子宮頸癌で子宮摘出術および放射線照射後に17年を経て外陰部に生じたacquired lymphangiomaの1例を報告した.初診の約3年前より大陰唇に漿液性丘疹が多発,漏出液を伴い,感染により症状の悪化が認められた.組織所見では,真皮内に不規則に拡張した第VIII因子関連抗原性の管腔構造を認め,acquiredlymphangiomaと診断した.液体窒素圧抵療法やピシバニール局注療法を行い,軽度の縮小がみられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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