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症例報告
ライム病の1例
著者: 檜垣祐子1 川島眞1
所属機関: 1東京女子医科大学皮膚科学教室
ページ範囲:P.24 - P.25
文献購入ページに移動 40歳女,フランス人.パリ近郊の友人宅の庭で躯幹に5,6か所虫刺を受けた2週間後,左鼠径部の虫刺部位に紅斑が出現し,遠心性に拡大した.虫刺から2か月後に当科を受診,左鼠径部に手大の淡紅斑を認めた.慢性遊走性紅斑と考えバイシリン®の内服を開始し,10日後に紅斑は消退した.血清抗体検査でBorrelia Burgdorferi,B. afzeliiに対する抗体が検出された.
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