icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科51巻10号

1997年09月発行

文献概要

症例報告

Drug combinationによる蕁麻疹型薬疹

著者: 荒木典子12 玉置昭治1

所属機関: 1淀川キリスト教病院皮膚科 2三木市立三木市民病院皮膚科

ページ範囲:P.808 - P.810

文献購入ページに移動
 19歳,女性.中学生頃より,頭痛,生理痛に対して鎮痛剤を内服すると,顔面を中心に膨疹が出現していた.新セデスA®にて皮疹が誘発されたため,その成分であるエテンザミド,アセトアミノフェン,アリルイソプロピルアセチル尿素の内服テストを施行したところ,各々2剤の合剤では誘発されず,3剤のdrug combinationによってのみ皮疹が誘発された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?