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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科51巻12号

1997年11月発行

文献概要

症例報告

Cytophagic histiocytic panniculitisの1例

著者: 布袋祐子1 木花いづみ1 田野崎隆二2

所属機関: 1平塚市民病院皮膚科 2慶應義塾大学病院内科

ページ範囲:P.1049 - P.1051

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 症例:71歳,男.平成6年6月より汎血球減少を指摘され,myelodysplastic syndromeの診断で当院内科に通院中,平成7年4月より発熱および多発性の皮下結節が出現,病理組織学的に赤血球,白血球を貧食したbean-bag cellを混じる好中球,組織球主体の脂肪織炎を認めた.出血凝固系異常を認めた.抗生剤に抵抗性であったが,プレドニゾロンにて急速に軽快した.本疾患の位置づけ,独立性につき若干の考察を加え,ここに報告した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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