icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科51巻3号

1997年03月発行

文献概要

症例報告

Intradermal and subcutaneous granuloma pyogenicumの2例

著者: 浅越健治1 片山治子2

所属機関: 1岡山大学医学部皮膚科学教室 2岡山済生会総合病院皮膚科

ページ範囲:P.245 - P.248

文献購入ページに移動
 症例1は21歳男性.初診2か月前に生じた右前額の腫瘤を主訴に受診.小豆大で弾性硬,皮表と癒着し下床と可動性のある腫瘤を認めた.症例2は8歳男児.出生時より腹部に紫紅色の腫瘤があったが,後にその上に易出血性腫瘤を生じた.いずれも真皮内から皮下にかけlobular capillary hemangiomaの像を認め,Cooperら1,2)により報告されたintradermal and subcutaneous granu—loma pyogenicumと考えられた.症例2ではポリープ状のいわゆる化膿性肉芽腫の像も伴っていた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら