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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科51巻5号

1997年04月発行

文献概要

特集 最近のトピックス1997 Clinical Dermatology 1997 3 新しい検査法と診断法

カポジ肉腫とHHV8

著者: 佐多徹太郎1

所属機関: 1国立予防衛生研究所エイズ研究センター感染病理室

ページ範囲:P.87 - P.91

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 ヒトヘルペスウイルスの8番目として,AIDS関連カポジ肉腫組織からカポジ肉腫関連ヘルペスウイルスが発見され,カポジ肉腫に共通な病因と考えられている.カポジ肉腫以外ではbody-cavity-based lymphoma(primary effusionlymphoma)やCastleman病との関連が高い.本邦のカポジ肉腫例でも高率に陽性である.健常人の精液中にも検出されることから,性行為感染症の一つではないかと考えられている.遺伝子断片の発見から現在までのデータをまとめた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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