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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科51巻5号

1997年04月発行

文献概要

特集 最近のトピックス1997 Clinical Dermatology 1997 4 皮膚疾患治療のポイント

色素沈着の外用療法

著者: 船坂陽子1 市橋正光1

所属機関: 1神戸大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.144 - P.147

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 肝斑等に対する外用療法としては,欧米では皮膚科医の処方による,4%以上の高濃度ハイドロキノンやアゼライン酸,あるいはビタミンA酸等との併用により短期間で治療効果を上げようとする傾向にある.本邦ではこれら薬剤は市販されていないが,美白化粧品としてアルブチン,コウジ酸,ビタミンC,油溶性甘草エキス等を含有した製品が開発され,医師の処方箋なく容易に入手できる.ハイドロキノン等に比して副作用が極めて少なく,比較的安心して長期間使用できる反面,その治療効果という点においてはやや劣るようである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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