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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科51巻5号

1997年04月発行

文献概要

特集 最近のトピックス1997 Clinical Dermatology 1997 4 皮膚疾患治療のポイント

悪性黒色腫の新しい化学療法

著者: 神保孝一1

所属機関: 1札幌医科大学医学部皮膚科学講座

ページ範囲:P.159 - P.163

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 悪性黒色腫の化学療法として多くの薬剤が最近試みられている.しかし,その方法は従来通り,DTICである.最近開発された薬剤としてtelnozolomide,dibromotalcitol,taxol,bryostatinが挙げられる.殊にtemozolomideは経口可能なDTIC改良剤として開発され,今後の有用性が期待される.他の薬剤はいずれもこれら薬剤に対する併用薬剤であり,女性ホルモン剤のtamoxifen,また免疫不活剤であるインターフェロン(IFN),インターロイキン2(IL−2),腫瘍壊死因子(TNF)が試みられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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