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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科51巻7号

1997年06月発行

症例報告

線状IgA水疱症の1例

著者: 安藤浩一1

所属機関: 1名古屋第一赤十字病院皮膚科

ページ範囲:P.522 - P.523

文献概要

33歳,女性.初診約半月前より背部を中心として瘙痒の強い水疱が多発した.水疱は緊満性で,小水疱が環状に配列する所見も見られた.組織学的には表皮下水疱で好中球の浸潤を伴う.蛍光抗体法にて基底膜部にIgA沈着を認めた.線状IgA水疱症と診断し,治療として当初DDS75mg/日で開始したところ肝障害を生じたため,50mg/日に減量した.この量では副作用もなく著効を示した

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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