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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科52巻1号

1998年01月発行

症例報告

組織学的にリンパ濾胞構造を呈した慢性円板状エリテマトーデスの1例

著者: 伏見操12 戸倉新樹2 古川福実2 瀧川雅浩2

所属機関: 1静岡県立総合病院皮膚科 2浜松医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.33 - P.35

文献概要

 46歳,男性.顔面に鱗屑や萎縮を伴わない浸潤性紅斑が出現した.皮膚病理組織像では表皮基底層の液状変性と毛包内の角質増殖が見られ,真皮上層から中層にかけては中心部がB細胞で辺縁部がT細胞よりなるリンパ濾胞構造を認めた.Lupus band test陽性であり,特異な組織を呈した慢性円板状エリテマトーデスと診断した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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