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症例報告
シクロスポリンが奏効した糖尿病合併壊疽性膿皮症
著者: 小笠原理雄1 梅林芳弘1
所属機関: 1日立総合病院皮膚科
ページ範囲:P.1094 - P.1096
文献購入ページに移動 72歳,女性.5か月前に特に誘因なく右膝に潰瘍が出現した.臨床的に辺縁穿屈性の潰瘍で,組織学的に真皮に多数の好中球浸潤を認めた.壊疽性膿皮症と診断したが,糖尿病を合併していたためステロイドの内服を避け,シクロスポリン4mg/kgを投与した.約1か月で篩目状の瘢痕を残し略治した.
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