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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科52巻13号

1998年12月発行

文献概要

症例報告

Acquired lymphangiomaの1例

著者: 満間照之1 栗田佳和2 近藤隆男3 原一夫4

所属機関: 1名古屋大学医学部皮膚科学教室 2名城病院皮膚科 3名古病掖済会病院皮膚科 4愛知医科大学附属病院病理部

ページ範囲:P.1125 - P.1128

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 48歳,女性.平成4年8月に右胸部乳癌に対して乳房温存手術を行い,その後化学療法,放射線療法を行った.平成9年1月10日頃より,右胸部に小水庖が出現し,数が増加したため皮膚科を受診した.初診時直径1〜3mmの小水疱が散在した.皮膚生検にて,拡張した管腔構造を認め,第VIII因子関連抗原を用いた免疫組織化学染色では陰性であった.以上より,乳癌手術後のacquired lymphangiomaと診断した.本症の本邦報告例の文献的考察を加えて報告した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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