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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科52巻13号

1998年12月発行

文献概要

連載

Practical English for Busy Physicians・60

著者:

所属機関: 1California大学San Diego校

ページ範囲:P.1150 - P.1150

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時制,スペルチェック,HMOについて
 あなたは“tense”と聞いたらやはり緊張しますか? 実は今から英語の時制についてお話ししたいと思います.論文を書くに当たって適切な時制を選ばなければなりません.過去,現在,未来形,また過去完了や過去過去完了形など勉強されたのを覚えていますか.ここでは少しでも分かりやすく簡単にご記明してみたいと思います.あなたが患者を初診したのは論文が出版される随分前ということになりますね.そしてこの場合は過去形を使用して下さい.“We first saw the patient in 19 xx;at that time he was 47 year old male…”という具合です.しかし御自身の報告について話すときは現在形を使用します.“We are reporting the first case…”さてこのような例文を出しましたが,私の読者の方々はよくお分かりと思いますが,“the first case”の使用には十分の注意を払って下さい.自分では初めてのケースだと思っても50年前に小さな学会誌で発表されていたかもしれませんよ!もう一つの時間の問題として“month”,“day”があります.前置詞の問題ですがmonthやyearには“in”を,dayには“on”を使用して下さい.“The patient was seen on Feb. 8th in 1998”ですよ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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