患者 69歳,男性
初診 1993年4月21日
雑誌目次
臨床皮膚科52巻3号
1998年03月発行
雑誌目次
カラーアトラス
原著
ポビドンヨード製剤による接触アレルギー22例の検討
著者: 角田孝彦 , 川村真樹 , 青木恵理 , 出口雅敏 , 馬目英明 , 井口牧子
ページ範囲:P.201 - P.205
当科で経験したポビドンヨード(PI)製剤による接触アレルギー22例を報告した.内訳はポピヨドン®液による接触皮膚炎10例,手湿疹の感作1例,皮膚潰瘍や褥瘡での感作10例,ユーパスタ®の褥瘡での感作1例であった.コントロールパッチテストと比較した結果,PIのパッチテストは2.5%ないし2%水溶液の陽性が最も意味があると考えられた.また患者のパッチテストで2.5%PI水溶液の陰性はなく,0.2%ヨードグリセリンの陽性例は少ないことより,大部分の症例の抗原決定基はヨードでなくPIであると考えられた.ユーパスタ®の感作例は,パッチテストでPI水溶液より低い濃度のユーパスタ®のほうが強い反応がみられた.
Eosinophilic cellulitis(Wells症候群)—1例報告と本邦における40例の統計的検討
著者: 矢野正一郎 , 金子健彦 , 柿沼誉 , 大槻マミ太郎 , 玉置邦彦
ページ範囲:P.206 - P.211
32歳,女性.約4年前より左膝蓋部に虫刺様の小皮疹が出現.瘙痒と熱感を伴いながら拡大したが,約6週間で自然消退した.3年後にも同様の丘疹が出現,約6週間で自然消退した.その1か月後,同部位に紅色丘疹が出現,周囲に紅斑も拡大したため当科に入院した.検査所見では,WBC:7,200/μl, eosino:6.0%,CRP<0.3mg/dl,便虫卵陰性,抗ライム病抗体陰性.組織学的に膠原線維内への好酸球の浸潤といわゆるflame figureを認め,典型的であった.生検後2週間で皮疹は自然消退した.その後約1年半再燃を認めない.なお,自験例を含む本邦報告40例を文献的に検討したところ23例に再燃を認めた.そのうち14例は4回以上再燃していた.治療については16例で副腎皮質ステロイドの内服または静注を施行されていたが,無治療ないしステロイド外用剤,抗ヒスタミン剤のみで改善したものも11例あった.また虫刺,薬剤,手術後など明らかな発症誘因が推測される症例が12例あった.
今月の症例
自己脂肪注入による豊胸術後の脂肪壊死の1例
著者: 内田玲 , 島田眞路
ページ範囲:P.213 - P.215
38歳,女性の自己脂肪注入による豊胸術後の脂肪壊死を報告した.両下肢より吸引した脂肪細胞を両側乳房に豊胸目的にて注射器を用いて注入された5か月後,同部の圧痛,皮下硬結が出現し,さらに約3か月後乳房の著明な腫脹を認め,内部より壊死した脂肪細胞を含む黄褐色漿液性の内容液を約800ml排出した.下床には弾性硬の皮下硬結を認め,同部は組織学的には脂肪織葉間部にリンパ球を中心にマクロファージ,形質細胞の浸潤を認め,脂肪織炎像を呈していた.内容液を排出後,皮下硬結は炎症症状の消退ともに急速に縮小傾向を認めた.
連載
Clinical Exercises・60—出題と解答
著者: 熊切正信
ページ範囲:P.215 - P.215
119 正しいものはどれか.
①痛風結節では水溶性の尿酸塩が沈着する.生検標本はアルコール固定よりもホルマリンに固定するほうが尿酸塩の保存は良い.
Practical English for Busy Physicians・51
著者:
ページ範囲:P.278 - P.278
“to lap someone”,婉曲語法,老人医療保険改正について
今回は以前に皆様にもご紹介したニューヨークタイムズ紙日曜版のWilliam Safireの新しい記事“On Language”(1/4/98発売)についてお話ししましょう.彼の記事はいつ読んでも楽しく充実した内容のものです.ともかく“where he laps the field on Sunskrit grammar”というフレーズがありました.これは英語が母国語でない人にはいろいろの辞書を使っても“to lap”を調べるのは簡単ではないと思います.私自身も最近はCD-ROMでも購入可能なOED(Oxford English Dictiollary)で調べてみると,かなりたくさんの意味が記述されており,その中ほどに“one turn around the track”というのがありました.これこそがWilliam Safireの記事の意味を解く鍵となります.“lap someone”は,つまり陸上競技場においてあなたが競争相手よりも早く走り続けていると,そのうちあなたは相手の背中をもう一度追い越して1周以上の差をつけて優勢になり,何度もそれを繰り返せば繰り返すほどもっと優位な立場になるわけです.つまり誰よりも抜きん出ているということになります.そしてこのフレーズではつまりSanskrit語のエキスパートという意味になるわけです.いやはや何とも複雑なことになってしまいましたね.
症例報告
耳朶内に残存したピアス型イヤリングの留め具による金皮膚炎の1例
著者: 岡田克之 , 秋元幸子 , 田村敦志 , 石川治 , 宮地良樹
ページ範囲:P.217 - P.219
26歳,女性.1年前,18K製ピアス型イヤリングを装着.その6か月後より両耳朶の瘙痒と発赤,腫脹が出現したため使用を中止したが,左耳朶に皮下結節が残存した.組織像では真皮全層にリンパ球中心の稠密な細胞浸潤を認めた.金属パッチテストは金と水銀が陽性.以上よりイヤリング中の金による接触皮膚炎と診断した.保存的治療に反応せず,結節を切除したところ,切除組織中にイヤリングの留め具が見いだされた.ピアス型イヤリングによる接触皮膚炎の際,特に治療抵抗性の症例では留め具の残存も念頭に置き,詳しい病歴聴取,X線撮影による確認が必要と思われた.
網膜剥離をきたしたアトピー性皮膚炎の1例
著者: 白石葉月 , 片根正恵 , 松尾聿朗 , 木田淳子
ページ範囲:P.221 - P.223
21歳,女性.幼児期よりアトピー性皮膚炎と診断され治療を受けていた.初診数か月前に治療を中止したところ,皮疹は徐々に悪化,紅皮症の状態となり,特に両上下眼瞼は湿潤していた.眼痛を訴えたため,眼科を受診したところ両眼角結膜炎,両眼白内障と診断され,眼痛は角結膜炎の治療により消退した.角結膜炎治癒後,眼底検査で右眼の赤道部に裂孔を認め,同部を中心に網膜剥離(裂孔原性網膜剥離)が発見され,強膜バックリング術で復位した.患者はうつ病の治療中で,同部を強く掻破していたことから外傷が網膜剥離の誘因と考えられた.アトピー性皮膚炎に伴う網膜剥離の報告は1980年頃から眼科領域で増加傾向がみられる.顔面の重症アトピー性皮膚炎患者を診た場合は眼底検査が必要と考えた.
AIDS患者に生じた紅皮症の1例
著者: 有川順子 , 栗島悦子 , 村田恭子 , 乃木田俊辰 , 川島眞
ページ範囲:P.226 - P.228
57歳,男性.1995年9月頃より四肢に瘙痒を伴う落屑性紅斑が出現し,近医で乾癬の診断のもとにチガソン®が投与されたが軽快せず,翌年7月当科を受診した。なお,半年間で12kgの体重減少を認めた.初診時,躯幹,四肢に落屑を伴うびまん性の浸潤性紅斑を認め,掌蹠には角化,亀裂を伴う紅斑局面,また口内カンジダ症を併発していた.組織学的には亜急性湿疹の像を呈していた.抗HIV抗体陽性,末梢血CD4陽性細胞数2.3個/μlよりAIDSと診断.皮疹はステロイド剤の外用にて軽快し,併発したカリニ肺炎にはST合剤の投与が奏効するも多臓器不全のため死亡した.
緑膿菌による亜急性尋常性膿瘡
著者: 谷垣武彦
ページ範囲:P.230 - P.232
緑膿菌感染症は日和見感染症の代表的疾患の一つで,通常健康人には極めて稀である.筆者は,高齢者の皮脂欠乏性皮膚炎に亜急性尋常性膿瘡が併発した病巣から緑膿菌を検出した.その病原菌は,抗生物質多剤に感受性がなかった.しかし,ホスミシン®とメガロシン®の併用療法が卓効し,植皮術を行い得た.多剤耐性緑膿菌感染症は早期診断と適切な化学療法の対応が必要である.このような薬剤ローテーションを含む広い意味の併用療法の研究が今後いろいろな角度から進められるべきと考え報告した.
広範囲デブリードマンにより救命し得た壊死性筋膜炎の1例
著者: 三枝恵美 , 秋山千恵 , 林暁 , 内田玲 , 塚本克彦 , 大竹直人 , 島田眞路 , 大月佳代子 , 前田宜包 , 田中行夫 , 村井貞子
ページ範囲:P.233 - P.236
54歳,女性.2年前よりう歯を認めたが放置していた.平成8年3月14日,咽頭痛,発熱,右頬部の発赤,腫脹のため近医を受診し,う歯による脂肪織炎を疑われ抗生剤が投与された.しかし,紅斑は胸腹部にまで拡大し,稔髪音を聴取し,単純X線,CTにて皮下ガス像を認めたため,3月25日当科に紹介された.入院時,右頬部から両頸部,胸腹部に圧痛を伴い発赤,腫脹した板状硬の局面が存在し,腐敗臭を伴う多量の排膿を認めた.細菌学的にStreptococcus millerigroupとPeptostreptococcusの混合感染による壊死性筋膜炎と診断し,大量のベンジルペニシリンカリウムと多種の抗生剤を併用し,同時に数回にわたる広範囲デブリードマンを行った.最終的には乳房は温存したものの頸胸部から上腹部にかけての広範な筋膜上での皮膚切除を行い,救命し得た.早期の適切な診断と早期デブリードマンによる外科的治療の重要性を再認識した症例である.
運動麻痺を合併した帯状疱疹の1例
著者: 宮島進 , 長沢智彦 , 松岡縁 , 岡田奈津子
ページ範囲:P.238 - P.240
76歳,女性の運動神経障害を合併した帯状疱疹の症例を報告した.平成8年2月より右大腿から下腿にかけて神経痛様の疼痛を自覚し,その4日後より同部位に一致して皮疹を生じた.皮疹の出現と同時期より右下肢の挙上,および足関節の背屈が困難となる.筋電図および末梢神経伝達速度の測定で,下位運動障害の所見を得た.アシクロビル,VB12の投与とともに早期にリハビリテーションを開始し,麻痺症状は徐々に改善.筋電図,神経伝達速度も治療開始後約3か月でほぼ正常値に回復した.
頸部大動脈瘤にラッピング手術を施行した血管ベーチェット病の1例
著者: 妹尾明美 , 曽我部長徳 , 大屋崇 , 松浦能子 , 荒田次郎
ページ範囲:P.241 - P.243
血管べーチェット病は全身の中型ないし大型の動静脈を侵す炎症性疾患であり,ベーチェット病患者の10%前後にみられる遅発性病変である.患者は29歳の女性で,平成5年ごろより典型的な口内潰瘍と肩,背部の膿疱性皮疹を生じ,コルヒチンでコントロールされていた.同6年3月ごろ右頸部に拍動性腫瘤を触れ,血管造影で頸部動脈瘤を確認した.炎症症状に対してステロイドを内服し,動脈瘤は人工心膜で包み込むラッピング手術を施行して良好な経過である.肺血流シンチでは右上肺動脈梗塞があり,皮膚の血管病変として右腋窩,手首,指基部に青色腫瘤,頬粘膜に血管腫を認め,腋窩のものを摘出したところ,血栓のある蔓状静脈叢の像であった.本疾患の動脈瘤へのラッピング手術は本邦1例目であり,ベーチェット病の多彩な血管病変に関して文献的に考察した.
掌蹠部病変が先行した尋常性乾癬の1例
著者: 八代典子 , 石堂育子 , 中西健史 , 福田道夫 , 小林裕美 , 石井正光
ページ範囲:P.244 - P.246
13歳,女性.初診は平成3年12月.家族歴,既往歴に特記すべきことなし.初診の3年前より,掌蹠部の瘙痒を伴う有痛性の皮疹が出現し,軽快しないため当科受診.初診時,手掌,足底に亀裂,出血を伴った紅斑性角化病変を認めた.湿疹病変を疑い,ステロイド外用剤にて経過観察するも軽快と増悪を繰り返していた.2年後,体幹,前額,耳介後部にも瘙痒を伴う紅斑性角化病変が併発.体幹および足底部病変の生検にて尋常性乾癬と診断.体幹,前額,耳介後部の皮疹はステロイド外用剤にて軽快し再発は認められないが,掌蹠部皮疹はステロイド外用剤ODTにて一時的に軽快するも難治性である.
急性滴状乾癬の1例
著者: 小関伸 , 加藤哲子 , 吉川賢一 , 三橋善比古 , 近藤慈夫 , 三浦幹枝
ページ範囲:P.247 - P.249
35歳,男性に発症した急性滴状乾癬の1例を報告するとともに,本邦例をまとめた.自験例は上気道感染の半月後に発症し,ASO値の著明な上昇を伴っていた.抗生剤内服とステロイド外用で,20日後にすべての皮疹が消退した.本症の発生頻度は,尋常性乾癬の3,1〜20%と考えられる.本邦ではこれまで自験例を含めて男性17例,女性14例,合計31例の報告例があった.平均年齢は26.6歳で,先行する上気道感染は22例に認めた.また,ASO値の上昇を伴っていたものは14例で,白血球増多は11例に認めた.治療は抗生剤内服とステロイド外用が主体で,治癒までの平均期間は2.1か月,再発を認めたものは4例であった.
両側性感音難聴を生じた全身性エリテマトーデスの1例
著者: 大橋修一郎 , 紫芝敬子 , 市川朝也
ページ範囲:P.251 - P.253
23歳,女性.全身性エリテマトーデス(SLE)の発症時に一致して耳鳴り,ふらつき感が出現.純音聴力検査にて両側性感音難聴を認めた.Betamethasone(Rinderon®)8mgのステロイド大量療法を施行したところ,SLEの症状改善に伴い難聴も軽快傾向を示した.梅毒血清反応の生物学的偽陽性あり,抗カノレジオライピン抗体陽性であることから,SLEに伴う内耳の血管炎あるいは微小梗塞によって生じた自己免疫性難聴が考えられた.
クローン病と全身性エリテマトーデスの合併例
著者: 渡辺圭介 , 垂水千早 , 小野雅史 , 幸田衞 , 植木宏明
ページ範囲:P.254 - P.256
43歳,女性.13年前に粘血水様便を初発とする大腸クローン病と診断され,サラゾピリンで加療されていた.寛解増悪を繰り返すうち8年後に蝶形紅斑を初発とする全身性エリテマトーデス(以下SLE)を発症した1例を経験した.SLEは典型的で溶血性貧血,腎症および抗リン脂質抗体陽性を伴い重症と考えられた.クローン病とSLEの合併例としての報告は稀であるが,両者ともに多彩な免疫異常を示し,また全身症状を伴うクローン病にSLEの診断基準をいくつか満たしている報告も散見される.両疾患の関連について若干の文献的考察を行った.
抗セントロメア抗体強陽性で,特異な臨床像を呈したgeneralized morpheaの1例
著者: 大森一範 , 谷野千鶴子 , 小松崎眞 , 横井清 , 新村眞人
ページ範囲:P.258 - P.260
80歳,男性.約10年前から腹部,背部にびまん性に褐色色素沈着を伴う皮膚硬化が出現し,漸次拡大してきた.病理組織学的に真皮から皮下組織にかけて膠原線維の肥厚,増生および付属器の萎縮を認め,蛍光抗体直接法にて表皮細胞核に一致してIgGの沈着を認めた.Raynaud現象,肢端硬化は欠いていたが,軽度の肺線維症を伴い,抗セントロメア抗体2560倍であった.汎発性強皮症との鑑別を要したが,皮疹の分布および臨床経過より,限局性強皮症のなかのgeneral—ized morpheaと診断した.
抗C型肝炎ウイルス抗体陽性患者に見られたクリオフィブリノーゲン血症
著者: 高山かおる , 松永剛 , 佐藤貴浩 , 横関博雄 , 片山一朗 , 西岡清
ページ範囲:P.261 - P.263
51歳,男性.両下腿の網状皮斑と,再発性の打ち抜き状の潰瘍のため来院.組織学的に,真皮深層の血管にフィブリン血栓による閉塞像が見られた.また,血中からクリオフィブリノーゲンが検出された.患者の職業は漁師で常に下腿が寒冷に曝露される状況にあり,そのため下腿で血栓が形成され,潰瘍を生じたものと考えられた.抗C型肝炎ウイルス(HCV)抗体陽性であり,患者血漿から得られたクリオプレチピテート中には大量のHCV-RNAの存在が確認されたことからHCV感染とクリオフィブリノーゲン血症との関連が示唆された.
非特異的肝炎像を呈した成人Still病の1例
著者: 奥芝幹代 , 加藤直子 , 田村あゆみ , 久居弘幸
ページ範囲:P.265 - P.267
紅色皮疹,発熱,関節痛,筋肉痛で発症した成人Still病の30歳の女性例を報告する.皮疹は粟粒大から小豆大までの淡紅色小紅斑で数時間持続後消退した.ケブネル現象が陽性でシャワー等の温熱刺激で再燃する,いわゆるリウマトイド疹と呼ばれる定型的皮疹を示した.病理組織所見では真皮に軽度の浮腫と拡張した血管を認め,その周辺と血管内に好中球およびリンパ球様細胞の軽度の浸潤が認められた.蛍光抗体法直接法では免疫グロブリンおよび補体の沈着は認められなかった.頸部のリンパ節腫大および脾腫を認め,末梢血の白血球数の増加,CRPの強陽性,赤沈値の亢進,フェリチンの著増,および若干の肝機能障害を伴った.肝生検では肝細胞の壊死と中心静脈周囲のリンパ球様細胞の浸潤が認められた.
陰嚢に生じたproliferating trichilemmal tumorの1例
著者: 竹田潮 , 田川一夫 , 新海浤
ページ範囲:P.268 - P.270
70歳男性の陰嚢に生じた本邦第3例目のproliferating trichileinmal tumor(PTT)の1例を報告した.10年前より陰嚢右側に腫瘤が出現し,半年前より急速に増大傾向を示した.臨床的に有棘細胞癌を疑い全摘生検し,病理組織学的には悪性所見を認めずPTTと診断した.
脳軟膜原発の悪性黒色腫を伴った神経皮膚黒色症の1例
著者: 政田みち , 吉田智子 , 森上徹也 , 高岩堯
ページ範囲:P.271 - P.273
44歳,男性.生下時より全身に黒色斑が多発.1か月前より頭痛があり,MRIにて前頭葉に腫瘍を認めた.全摘出後,組織学的に結節型黒色腫と診断した.皮膚には悪性所見なし.X線照射治療を追加,8か月後に局所再発を認め再手術を施行したが,1年を経た現在,なお生存し外来通院中である.神経皮膚黒色症の診断,予後などについて考察した.
Albright's hereditary osteodystrophyにみられた皮膚骨腫
著者: 新藤季佐 , 本城貴子 , 寺嶋亨 , 西川裕 , 朴順華 , 鈴木伸典
ページ範囲:P.275 - P.277
症例は3か月男児.生下時より左大腿に板状の皮下結節が存在し,頭部,四肢,腹部にも小豆大の皮下結節を触知した.これらは単純X線撮影にてX線吸収度の高い陰影として認められた.また,著明な肥満,円形顔貌を伴い,同様の症状がいとこ2人にもみられた.皮疹は病理組織学的には骨腫の像を呈した.以上の所見よりAlbright's hereditary osteodystrophyと診断した.本疾患では皮膚骨腫が初発症状として認められることが多く,現在のところ血清カルシウム値の低下などはみられずテタニー発作もないが,今後生じてくる可能性もあり,継続的な経過観察が必要であると考えた.
治療
帯状疱疹における疼痛と疱疹後神経痛に対する半導体レーザーの治療効果
著者: 西嶋攝子 , 中川光子 , 名村章子 , 近藤雅子 , 笠原美香
ページ範囲:P.280 - P.282
帯状疱疹における疼痛と疱疹後神経痛(PHN)に対して,低周波レーザーによる治療を試みた.効果判定はPS(pain relief score)を用いて行った.有効以上の有効率は76.9%であったが,帯状疱疹罹患後半年以上を経た症例では有効率は25%と低かった.レーザー治療時に照射部位に軽度の痛みと軽度の紫斑を生じた症例があったが,いずれも治療の必要はなく,治療継続可能であった.低周波レーザーは,帯状疱疹時の疼痛およびPHNに使用して有効かつ有用な治療方法と考えられた.
基本情報
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38巻7号(1984年7月発行)
38巻6号(1984年6月発行)
38巻5号(1984年5月発行)
38巻4号(1984年4月発行)
38巻3号(1984年3月発行)
38巻2号(1984年2月発行)
38巻1号(1984年1月発行)
37巻12号(1983年12月発行)
37巻11号(1983年11月発行)
37巻10号(1983年10月発行)
37巻9号(1983年9月発行)
37巻8号(1983年8月発行)
37巻7号(1983年7月発行)
37巻6号(1983年6月発行)
37巻5号(1983年5月発行)
37巻4号(1983年4月発行)
37巻3号(1983年3月発行)
37巻2号(1983年2月発行)
37巻1号(1983年1月発行)
36巻12号(1982年12月発行)
36巻11号(1982年11月発行)
36巻10号(1982年10月発行)
36巻9号(1982年9月発行)
36巻8号(1982年8月発行)
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36巻3号(1982年3月発行)
36巻2号(1982年2月発行)
36巻1号(1982年1月発行)
35巻12号(1981年12月発行)
35巻11号(1981年11月発行)
35巻10号(1981年10月発行)
35巻9号(1981年9月発行)
35巻8号(1981年8月発行)
35巻7号(1981年7月発行)
35巻6号(1981年6月発行)
35巻5号(1981年5月発行)
35巻4号(1981年4月発行)
35巻3号(1981年3月発行)
35巻2号(1981年2月発行)
35巻1号(1981年1月発行)
34巻12号(1980年12月発行)
34巻11号(1980年11月発行)
34巻10号(1980年10月発行)
34巻9号(1980年9月発行)
34巻8号(1980年8月発行)
34巻7号(1980年7月発行)
34巻6号(1980年6月発行)
34巻5号(1980年5月発行)
34巻4号(1980年4月発行)
34巻3号(1980年3月発行)
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34巻1号(1980年1月発行)
33巻12号(1979年12月発行)
33巻11号(1979年11月発行)
33巻10号(1979年10月発行)
33巻9号(1979年9月発行)
33巻8号(1979年8月発行)
33巻7号(1979年7月発行)
33巻6号(1979年6月発行)
33巻5号(1979年5月発行)
33巻4号(1979年4月発行)
33巻3号(1979年3月発行)
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33巻1号(1979年1月発行)
32巻12号(1978年12月発行)
32巻11号(1978年11月発行)
32巻10号(1978年10月発行)
32巻9号(1978年9月発行)
32巻8号(1978年8月発行)
32巻7号(1978年7月発行)
32巻6号(1978年6月発行)
32巻5号(1978年5月発行)
32巻4号(1978年4月発行)
32巻3号(1978年3月発行)
32巻2号(1978年2月発行)
32巻1号(1978年1月発行)
31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
31巻10号(1977年10月発行)
31巻9号(1977年9月発行)
31巻8号(1977年8月発行)
31巻7号(1977年7月発行)
31巻6号(1977年6月発行)
31巻5号(1977年5月発行)
31巻4号(1977年4月発行)
31巻3号(1977年3月発行)
31巻2号(1977年2月発行)
31巻1号(1977年1月発行)
30巻12号(1976年12月発行)
30巻11号(1976年11月発行)
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
30巻7号(1976年7月発行)
30巻6号(1976年6月発行)
30巻5号(1976年5月発行)
30巻4号(1976年4月発行)
30巻3号(1976年3月発行)
30巻2号(1976年2月発行)
30巻1号(1976年1月発行)
29巻12号(1975年12月発行)
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
29巻5号(1975年5月発行)
29巻4号(1975年4月発行)
29巻3号(1975年3月発行)
29巻2号(1975年2月発行)
29巻1号(1975年1月発行)
28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
28巻10号(1974年10月発行)
28巻8号(1974年8月発行)
28巻7号(1974年7月発行)
28巻6号(1974年6月発行)
28巻5号(1974年5月発行)
28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
28巻2号(1974年2月発行)
28巻1号(1974年1月発行)
27巻12号(1973年12月発行)
27巻11号(1973年11月発行)
27巻10号(1973年10月発行)
27巻9号(1973年9月発行)
27巻8号(1973年8月発行)
27巻7号(1973年7月発行)
27巻6号(1973年6月発行)
27巻5号(1973年5月発行)
27巻4号(1973年4月発行)
27巻3号(1973年3月発行)
27巻2号(1973年2月発行)
27巻1号(1973年1月発行)
26巻12号(1972年12月発行)
26巻11号(1972年11月発行)
26巻10号(1972年10月発行)
26巻9号(1972年9月発行)
26巻8号(1972年8月発行)
26巻7号(1972年7月発行)
26巻6号(1972年6月発行)
26巻5号(1972年5月発行)
26巻4号(1972年4月発行)
26巻3号(1972年3月発行)
26巻2号(1972年2月発行)
26巻1号(1972年1月発行)
25巻13号(1971年12月発行)
特集 小児の皮膚疾患
25巻12号(1971年12月発行)
25巻11号(1971年11月発行)
25巻10号(1971年10月発行)
25巻9号(1971年9月発行)
25巻8号(1971年8月発行)
25巻7号(1971年7月発行)
特集 基底膜
25巻6号(1971年6月発行)
25巻5号(1971年5月発行)
25巻4号(1971年4月発行)
25巻3号(1971年3月発行)
25巻2号(1971年2月発行)
25巻1号(1971年1月発行)
24巻12号(1970年12月発行)
24巻11号(1970年11月発行)
24巻10号(1970年10月発行)
24巻9号(1970年9月発行)
24巻8号(1970年8月発行)
24巻7号(1970年7月発行)
24巻6号(1970年6月発行)
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
24巻3号(1970年3月発行)
24巻2号(1970年2月発行)
24巻1号(1970年1月発行)
23巻12号(1969年12月発行)
23巻11号(1969年11月発行)
23巻10号(1969年10月発行)
23巻9号(1969年9月発行)
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
23巻6号(1969年6月発行)
23巻5号(1969年5月発行)
23巻4号(1969年4月発行)
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)