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Practical English for Busy Physicians・53
著者:
所属機関: 1California大学San Diego校
ページ範囲:P.478 - P.478
文献購入ページに移動語源学の一例,アメリカの老人医療の現状について
ここ何回かにわたって皆様に英語の語源について“Dictionary of English Etymology”より紹介して参りましたが,それがすっかり私の趣味の一つになってしまったようです.しかも今もってまだ知らない事がたくさんあるのには驚かされます.今同も新たな発見をしました.昔私が医学生だったころ,金欠病になり父に電話をした時にはいつも“impecunious”という単語を使いました.これは同じ“貧乏”という意味であってももっと難しい単語なので,私の父は結構それを喜んでいたのでしょう.すぐに送金してくれたものです.今日はその“pecunious”という単語がもともとラテン語の“cattle(家畜)”が由来であり,しかもそれ以前はサンスクリット語の“pac(閉じる)”であったというのを見つけ驚きました.つまり家畜が逃げ出したのでは貧乏になってしまいますよね.
ここ何回かにわたって皆様に英語の語源について“Dictionary of English Etymology”より紹介して参りましたが,それがすっかり私の趣味の一つになってしまったようです.しかも今もってまだ知らない事がたくさんあるのには驚かされます.今同も新たな発見をしました.昔私が医学生だったころ,金欠病になり父に電話をした時にはいつも“impecunious”という単語を使いました.これは同じ“貧乏”という意味であってももっと難しい単語なので,私の父は結構それを喜んでいたのでしょう.すぐに送金してくれたものです.今日はその“pecunious”という単語がもともとラテン語の“cattle(家畜)”が由来であり,しかもそれ以前はサンスクリット語の“pac(閉じる)”であったというのを見つけ驚きました.つまり家畜が逃げ出したのでは貧乏になってしまいますよね.
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