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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科53巻1号

1999年01月発行

文献概要

症例報告

Linear IgA bullous dermatosis of childhoodの治療中に発症したDDS症候群の1例

著者: 藤井一恭1 下江敬生1 荒木寿枝2

所属機関: 1公立学校共済組合中国中央病院皮膚科 2荒木医院

ページ範囲:P.49 - P.51

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 症例は5歳,男児.Linear IgA bullousdermatosis of childhoodに対してプレドニゾロン7.5mg/日(0.5mg/kg/日)およびDDS20mg/日(1.3mg/kg/日)を使用したところ,投与開始の10日後から全身に紅斑が多発した.他に肝障害,リンパ節腫大,単核球の増加および発熱を認めたことから,DDS症候群と診断した.DDSを中止し,プレドニゾロンを増量したところ,症状は次第に軽快した.DDSのリンパ球刺激試験は陽性であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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