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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科53巻10号

1999年09月発行

文献概要

症例報告

急性膵炎に伴ったsubcutaneous nodular fat necrosis

著者: 前島英樹1 饗場伸作1 矢口厚1 橋本明彦1 勝岡憲生1

所属機関: 1北里大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.832 - P.834

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 75歳,男性,1995年6月より腹痛が出現し,近医で血清アミラーゼ高値を指摘され,精査目的にて入院.入院後,血清膵酵素の上昇に伴い下肢に拇指頭大の表面に軽い潮紅を伴う皮下硬結が多発した.組織学的には脂肪細胞の変性,壊死像が主体であり,ghost-like cellと言われるsub—cutaneous nodular fat necrosisに特徴的な所見を認めた.血清膵酵素の低下とともに皮下硬結も自然退縮した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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