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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科53巻12号

1999年11月発行

治療

下口唇有棘細胞癌切除後の舌弁を用いた再建例

著者: 小林誠一郎1 木花いづみ1 野田武志2 栗原誠一3

所属機関: 1平塚市民病院皮膚科 2平塚市民病院形成外科 3湘南皮膚科

ページ範囲:P.1053 - P.1055

文献概要

 68歳,男性.12年前より下口唇にびらんが出現するようになった.当時の生検にて悪性像はなく,他院で治療されていたが,完治しなかった.1998年に再生検したところ有棘細胞癌を認めた.下口唇全層切除を行い,皮膚側は伸展皮弁で,赤唇部は舌弁を用いて再建した,術後整容的,機能的に経過良好である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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