患者 9歳,男児
既往歴 アトピー性皮膚炎
雑誌目次
臨床皮膚科53巻13号
1999年12月発行
雑誌目次
カラーアトラス
原著
新しい天疱瘡の血清学的診断法—組換えデスモグレイン蛋白を抗原とするELISA法
著者: 布袋祐子 , 天谷雅行 , 西川武二 , 木下慶子 , 大矢和彦
ページ範囲:P.1081 - P.1086
古典的天疱瘡における自己抗体の反応はデスモグレイン(Dsg)3およびDsg1の立体構造が重要である.最近我々は天疱瘡の血清学的診断法として組換え蛋白を用いたELISAを開発した.1997年1月から1998年12月の過去2年間に他施設から依頼のあったELISAの結果につきまとめ,同ELISAの有用性を検討した.依頼検体は総数344例(症例数244例)で,その中には日本を含め11か国からの依頼があった.244症例のうちELISAにて陽性反応を示した例は194〔尋常性天疱瘡(PV)109例,落葉状天疱瘡(PF)84例,PFからPVへの移行1例〕であった.多くの症例でELISAが最終診断に役立ち,ELISAは有用な検査法であることが確認された.最近では古典的天疱瘡のみならず,疱疹状天疱瘡あるいは腫瘍随伴性天疱瘡においてもDsg3およびDsg1が標的抗原であることも明らかにされている.今後日常診療において従来の蛍光抗体法と併用することでELISAは天疱瘡の診断をより確実にする上で有用な診断法と考えられた.
皮膚科医の勧める手洗い法
著者: 二瓶義道
ページ範囲:P.1087 - P.1092
医療従事者の頻回の手洗いに伴う手指の湿疹病変は看過しがたいものがあるが,従来の手洗い法は除菌効果にのみ重点が置かれ,手荒れに対する配慮は十分ではない.皮膚の特性を理解して手洗い法を検討する場合,できるだけ洗剤を使用しないで除菌できる方法が望ましい.細菌培養実験にて検討した結果,噴霧式消毒剤でも十分な除菌効果が認められ,手荒れの軽減のためには,日常の手洗いに噴霧式消毒剤を使用することが適当と考えられた.白衣に付着した細菌の消毒には塩化ベンザルコニウムの噴霧式消毒剤が有効であったが,エタノールや紫外線はほとんど効果がなかった.皮膚科医の立場から推奨するべき手洗い法を考察した.
今月の症例
閉塞性動脈硬化症を伴った透析アミロイドーシスの1例
著者: 宮島進 , 中島武之 , 西村雅恵 , 岡田奈津子 , 小林晏
ページ範囲:P.1093 - P.1096
65歳,男性の透析アミロイドーシスの1例を経験した.1978年に慢性腎不全から人工透析を導入.透析開始15年目より手根管症候群,破壊性骨関節炎,心伝導障害,狭心症,下肢血流不全を次々と併発した.1998年1月より両足趾に冷感と疼痛を生じ,当科に紹介された.血管造影の結果閉塞性動脈硬化症と診断した.保存的療法を行うも末梢血行は改善せず,足趾の壊死が進行したため同年6月左中足骨にて切断術を施行した.手根管症候群は解離術,破壊性骨関節炎は骨置換術を施行した.伝導障害も治療抵抗性でペースメーカー埋め込み術の適応となった.皮膚生検組織,手根管症候群手術時と骨置換術時の組織標本および下肢切断肢組織標本からはいずれもコンゴレッド陽性の沈着物質がみられた.これら多彩な合併症はいずれも透析に伴うアミロイドーシスによるものと思われた.
連載
Clinical Exercises・81—出題と解答
著者: 橋本隆
ページ範囲:P.1096 - P.1096
161
次のβ-ヘルペスウイルスに関する記載のうち正しいものはどれか.
①ヒトヘルペスウイルス-6(HHV-6),ヒトヘルペスウイルス-7(HHV-7)ともに突発性発疹の原因となる.
Practical English for Busy Physicians・72
著者:
ページ範囲:P.1158 - P.1158
現代語,インターネットの現状
私がニューヨークで子供時代を過ごした頃は今よりももっと多くの訛り,例えば“this”は“dis”,“them”は“dem”等を耳にしたものですが,最近はテレビやラジオの普及によりそういった訛りも少なくなりました.個人的にはちょっと懐かしい気もします.また最近私のもう一つの趣味であるステレオ雑誌で,黒人社会で使われている俗語を目にしたときには少々驚きましたが,現代語として一般社会に受け入れられているようです.それは“diss”というものですが,これは“disrespect”のスラングであり,“Hey, I didn't mean to diss you”,つまり“I didn't mean to show you any disrespect”,あなたに対して失礼に振る舞いたくなかったという意味です.
ここでアメリカでよく使われている表現をご紹介しましょう.それは“Close but no cigar”というものです.これは何かをやってもう少しでそれを到達するところで出来なかった場合に使われます.これは昔ある州のお祭りで大きな丸太切りの競争に勝つと賞品に葉巻が貰えたことに由来しています.我々の日常生活でも頻繁に使用しています.
症例報告
血球貪食症候群を合併した難治性天疱瘡の1例
著者: 増田陽子 , 伊藤まゆみ , 祖父江良
ページ範囲:P.1097 - P.1099
76歳,男性.臨床像,組織所見,蛍光抗体所見より,尋常性天疱瘡と診断した,リンデロン®4mg/日の内服投与を行ったが,水疱の新生が続き,次にエンドキサン®50mg/日の内服追加,さらにソル・メドロール®500mgのミニパルス療法を施行したが,無効であった.びらん面は拡大し,食道病変も伴っていた.その後,シクロスポリンを5mg/kg/日投与したところ,徐々に改善傾向が認められた.しかし,同時期から,びらん面におけるMRSA感染症を合併した.また,1)低蛋白血症,2)貧血,血小板減少症が併発し,1)による著明な胸水貯留,心不全にて,死亡した.2)は,血球貪食症候群の稀な合併と考えた.
血漿交換療法が奏効した水疱性類天疱瘡の1例
著者: 丸茂愛子 , 福田知雄 , 大竹由里子 , 鈴木洋介 , 塩原哲夫
ページ範囲:P.1101 - P.1103
要約 49歳,女性.約1年来,水疱性類天疱瘡の診断のもと近医に通院している.ステロイド,免疫抑制剤にて治療されていたが,減量を契機とし再燃した.ステロイド,免疫抑制剤を増量するも軽快せず,当科に紹介され即日入院した.入院時,ほぼ全身の紅斑局面内に米粒大から胡桃大までの緊満性水疱,びらんが散在,多発し,強い瘙痒感を伴っていた.皮膚生検にて表皮下水疱を確認した.蛍光抗体直接法では基底膜部にIgG,C3の沈着を認めた.プレドニゾロン60mg/日に増量し経過観察したが,皮疹の新生は止まらず,ステロイドの副作用と考えられる糖尿病の増悪傾向を認めたため,血漿交換療法の併用に踏み切った.9日間に計5回血漿交換療法を施行した.自覚症状の改善とともに,ほぼ皮疹の新生は止まり,その後は順調にプレドニゾロンの減量を行うことができた.
Acquired perforating dermatosisを合併した糖尿病患者の1例
著者: 前田知子 , 岡田奈津子
ページ範囲:P.1105 - P.1107
60歳,男性.両下腿に多発する暗褐色結節を主訴として来院した.25年来糖尿病に罹患していたが,1年前より血液透析が導入された.透析開始1週間後,両下腿に角化性丘疹および結節が出現してきた.病理組織では著明な角栓形成があり,その下の表皮を穿孔して真皮に角栓が接する特徴的なtransepidermal eliminationの像を呈していた.臨床的経過および組織学的所見よりacquired perforating dermatosisと診断した.
潰瘍性大腸炎を伴った壊疽性膿皮症の1例
著者: 鈴木典子 , 村山功子 , 吉池高志 , 丸山俊秀 , 高森建二
ページ範囲:P.1109 - P.1111
37歳女性の潰瘍性大腸炎を伴う壊疽性膿皮症の1例を報告した.壊疽性膿皮症は,潰瘍性大腸炎,大動脈炎症候群など種々の自己免疫性疾患,免疫異常が疑われる疾患に合併することが知られているが,本邦1992〜1996年の5年間における壊疽性膿皮症121例の合併症について調べたところ,85.1%が何からの合併症を有しており,中でも潰瘍性大腸炎が最も多く45.5%と半数近くを占めた.次いで骨髄異形成症候群9.1%,大動脈炎症候群,Crohn病各7.4%であった.従来,欧米では潰瘍性大腸炎,本邦では大動脈炎症候群を合併することが多いとされてきたが,近年本邦でも潰瘍性大腸炎が増加してきている.
全身性エリテマトーデス,白血病の治療中に生じた多発性皮膚線維腫の3例
著者: 津田英隆 , 滝脇弘嗣 , 荒瀬誠治
ページ範囲:P.1112 - P.1114
全身性エリテマトーデス(SLE)のステロイド内服治療中,急性骨髄性白血病の化学療法中に生じた多発性皮膚線維腫の3例を報告した.それぞれ17個,6個,3個の小結節が1年以内に躯幹,四肢に出現した.SLEの1例では数の増減が若干あったが10年後も持続していた.多発性皮膚線維腫は文献的に自己免疫疾患や免疫異常を伴っている率が高く,これらに関連した一種のデルマドロームとみなせるかもしれない.
妊娠中に発症し乳癌を合併した皮膚筋炎の1例
著者: 和田直子 , 河原由恵 , 佐々木裕子 , 大畑恵之 , 西川武二 , 小笠原孝
ページ範囲:P.1116 - P.1118
37歳,女性.妊娠25週,腹部に落屑性紅斑が出現.皮疹は背部,上腕に拡大し,上肢筋力低下,嚥下困難が出現,筋系酵素上昇,筋電図にてmyopathic patternを認めたため皮膚筋炎と診断した.妊娠経過中,胎児の発育に異常なく,妊娠36週,帝王切開にて正常児を分娩した.分娩後プレドニゾロン(PSL)60mgより内服を開始したところ,皮疹,筋症状とも急速に改善し,PSLを順調に漸減したが,分娩2か月後,左乳房に乳癌が発見された.定型乳房切除術を施行し,術後の皮疹および筋症状に著変は認めなかった.PSL7mgまで減量した後来院せず,その後の経過は不明である.妊娠中に発症した皮膚筋炎では,妊娠経過に伴う皮膚筋炎の病勢の悪化と出産による軽快の可能性があること,high risk妊娠であること,皮膚筋炎患者では比較的若年者でも積極的な悪性腫瘍の検索が重要であることが考えられた.
シクロスポリンが奏効したと考えられる進行性間質性肺炎を合併した皮膚筋炎の1例
著者: 木花いづみ , 木村佳史 , 山田佐知子 , 斎藤京 , 楠原範之 , 荻原通
ページ範囲:P.1120 - P.1122
65歳,女性.爪囲紅斑,皮膚潰瘍,倦怠感を主訴に来院した皮膚筋炎.筋症状は軽微で副腎皮質ホルモン剤による治療を開始し,皮膚症状が軽快傾向中,間質性肺炎の急速な進行を認めた.パルス療法は無効で,γグロブリン大量療法,血漿交換療法施行後,シクロスポリン内服を開始したところ,間質性肺炎の進行を防ぐことができ,在宅酸素療法を行いながら通院できる状態まで軽快した.皮膚筋炎に合併する進行性間質性肺炎は一般に予後不良とされるので,経過中常に本症の出現,増悪に留意し,進行性である場合は積極的な治療を行うことが必要と考える.
片側性に皮疹を認めたgeneralized morpheaの1例—発症についての一仮説
著者: 鈴木洋介 , 山本哲也 , 狩野葉子 , 塩原哲夫
ページ範囲:P.1124 - P.1126
右半身のみに皮疹を認めたgeneralized morpheaの55歳女性例を報告した.皮疹の新生は初診の8年前と2年前および8か月前の限られた時期にみられ,2か月ほどで形成されていた.その後の拡大は全く見られていない.皮疹は斑状および線状の色素沈着を伴う硬化性局面で体の右側のみにみられ,上下肢では神経支配走行にほぼ一致していた.Raynaud現象や舌小帯の短縮は認めない.抗ss-DNA抗体陽性.近年,全身性エリテマトーデス,慢性関節リウマチ,強皮症などの膠原病の発症や増悪の誘因として,ウイルス感染やその再活性化の関与が示唆されている.本症例の皮疹の特異な分布と出現の特徴から,誘発因子として,潜伏感染しているウイルスの再活性化の関与が推測された.しかし,調べ得た限り有意なウイルス抗体価の変動は認められず,今後皮疹の新生を認めた際にはウイルスの再活性化の関与を考え,改めて検討していく必要がある.
イラン人にみられた成人T細胞白血病/リンパ腫の1例
著者: 三宅亜矢子 , 豊原淳子 , 和田直子 , 田中勝 , 清水宏
ページ範囲:P.1127 - P.1129
63歳,イラン人女性に発症した成人T細胞白血病/リンパ腫(ATLL)を報告した.3年前より顔面,頸部を除くほぼ全身に境界明瞭,小豆大から大豆大の茶褐色の扁平隆起性丘疹が密に多発した.組織学的にPautrier微小膿瘍を認め,サザンプロット法により腫瘍細胞よりHTLV−1プロウィルスDNAのモノクローナルな組み込みが認められた.イラン人ではATLLの発症が多く報告されており,外国人患者を診察する際には人種,出身地などの地域特異性を考慮する必要性を示唆する症例と思われた.
顔面に隆起性腫瘤として生じた悪性線維性組織球腫の1例
著者: 田島麻衣子 , 畑康樹 , 長坂武 , 大畑恵之 , 谷川瑛子 , 清水宏 , 小川郁 , 中嶋英雄 , 星野佳子 , 宮林徹
ページ範囲:P.1130 - P.1132
24歳男性の左頬部に隆起性腫瘤として生じた悪性線維性組織球腫(MFH)の1例を報告した.腫瘍は異型性に富む紡錘形細胞および組織球様細胞からなり,真皮浅層から皮下組織,更に一部表情筋筋膜に及んで増殖し,storiform pat—ternを呈していた.MFHとしては非典型的な臨床像であると考え,若干の文献的考察とともに報告した.
メチシリン耐性表皮ブドウ球菌によるblastomycosis-like pyodermaの1例
著者: 坂井博之 , 山田由美子 , 中根宏 , 飯塚一
ページ範囲:P.1133 - P.1135
特別な免疫異常を認めない50歳男性のメチシリン耐性表皮ブドウ球菌(methicillin-resis—tant Staphylococcus epidermidis;MRSE)によるblastomycosis-like pyodermaの1例を報告した.患者は皮疹出現前,数年間にわたり種々の皮膚感染症に対し抗生物質の投与を受けていた.左眼周囲に表面やや乳頭状で周辺部が堤防状に隆起した難治性浮腫性紅斑性局面を認めた.皮膚組織および鱗屑からMRSEが検出され,感受性のあるミノサイクリンとアルベカシンの併用で皮疹は改善したが,最終的に治療期間は約6か月を要した.
BCG接種後に生じた全身性の丘疹状結核疹
著者: 北島進司 , 加藤武久
ページ範囲:P.1137 - P.1139
8か月の女児.BCG接種後39℃台の発熱があり,接種1か月後に接種局所が発赤し膿疱を生じるとともに,顔,臀部,四肢に一部中央が膿疱様にみえる紅色丘疹を生じた.丘疹の組織では,表皮にはリンパ球様細胞の表皮内浸潤があり,真皮では浅層から深層に膠原線維の変性,壊死があり,それを取り囲むように類上皮細胞肉芽腫の形成を認めた.また壊死部の膠原線維間にムチンの沈着を認めた.PPDの10倍希釈液で施行したツベルクリン反応は陽性(8×8/14×14mm)であった.無処置で経過をみたが,初診から2週間後に丘疹の一部は中央が痂皮化し,4か月後には一部は淡紅色の瘢痕となり,他は跡を残すことなく消褪した.BCG接種後に生じた全身性の非典型的な丘疹状の結核疹と考えられた.同症の報告はまれと思われた.
腹膜透析患者に生じたFournier壊疽の1例
著者: 松岡縁 , 中島武之 , 宮島進 , 岡田奈津子 , 板花玲子 , 藤井正満
ページ範囲:P.1141 - P.1143
43歳,男性の腹膜透析患者に生じたFournier壊疽の1例を報告した.患者は27歳より血液透析,現在腹膜透析を受けている.陰嚢後面を掻破した後,同部の疼痛,腫脹と熱発が出現し,陰嚢皮膚は急速に黒変,壊死に陥り,デブリドマンにて多量の排膿を認めた.血中にエンドトキシンを検出し,心停止,蘇生後人工呼吸器管理,血液透析と抗生剤投与,頻回のデブリドマンにより治癒し得た.経過中進行する足趾壊疽を合併し,閉塞性動脈硬化症と診断した.Fournier壊疽の原因として透析患者における免疫能の低下および微小血管障害の関与を考えた.
ポビドンヨード製剤の添加物による接触皮膚炎
著者: 角田孝彦 , 渡邉昌彦 , 門馬節子 , 飯島茂子
ページ範囲:P.1144 - P.1146
22歳,女性.左下腿の低温熱傷に4週間用いたポビドンヨード製剤で接触皮膚炎を生じた.24時間貼布のパッチテストにて2%ポビドンヨード水溶液は陰性,0.2%ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル水溶液が陽性であり,後者が原因と考えた.ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルの20分間,8時間貼布パッチテストでは,それぞれ20分後,8時間後の判定は陰性であった.ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルと化学構造の類似するポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテルのパッチテストではより強い反応がみられた.
巨大表皮嚢腫の2例
著者: 津田基晴 , 辻本優 , 大場泰良 , 鈴木衛 , 三崎拓郎 , 斎藤明宏
ページ範囲:P.1147 - P.1149
巨大表皮嚢腫の2例を報告した.症例1は38歳,男性.23年前から左鼠径部腫瘤を自覚していたが,径の増大を認めたため当科を受診した.腫瘤は8×5×3cmで可動性はなかった.腰麻下に腫瘤を摘出し表皮嚢腫であることを確認した.症例2は55歳,女性.10年前から臀部腫瘤を自覚していたが,径の増大を認めたため当科を受診した.腫瘤は11×8×4cmで可動性はなかった.局麻下に腫瘤を摘出し表皮嚢腫であることを確認した.5cmを超える巨大表皮嚢腫は可動性がなくなり術前診断が難しいことがある.文献的に長期経過した巨大な表皮嚢腫は悪性変化の可能性があり注意が必要である.
炭酸ガスレーザーで治療した日光角化症の1例
著者: 小佐野容子 , 山田裕道
ページ範囲:P.1150 - P.1152
82歳,女性.左頬部の色素斑とその上に生じた皮角をともに炭酸ガスレーザーで治療した.レーザー照射に先立ち皮膚生検を行い,自験例を日光角化症と病理診断した.第一期治療として皮角部分を炭酸ガスレーザーfocused beamで切除し,さらに皮角基部をdefocused beamで蒸散させた.切除部位の皮膚潰瘍が治癒した後,二期治療として色素斑部分を蒸散し,びらんが治癒した段階で著明な色素の減弱を認めた.皮膚腫瘍に対する炭酸ガスレーザー治療は縫合や植皮は不要であり,ケロイドにならない限り,術後の瘢痕の問題は少ない.自験例においては顔面にわずかに瘢痕を残すのみにて,隆起性病変および色素斑の治療ができたという点で患者の満足度は非常に高いものがあった.
Infantile digital fibromatosisの1例
著者: 宮田義久 , 鈴木民夫 , 水島睦枝
ページ範囲:P.1153 - P.1155
生後11か月男児の右環指に生じたinfantiledigital fibromatosisの1症例を報告した.光顕的に豊富な膠原線維とmyofibroblast様の腫瘍細胞,そして腫瘍細胞質内に好酸性封入体を認めた.免疫組織化学的にはKOH・エタノール,トリプシンにて前処置をしたところ,封入体はα-smooth muscle actin抗体で均一に陽性となった.治療は自然消退を期待し,経過観察にとどめた.
治療
消毒用エタノールにより非観血的に虫体を除去したマダニ刺咬症の1例
著者: 番場圭介 , 藤岡彰 , 高須博 , 多島新吾 , 石橋明 , 瀬在由美子
ページ範囲:P.1156 - P.1157
1歳6か月,男児のマダニ刺咬症を経験した.消毒用80%エタノールをしみこませた脱脂綿で15分間軽く圧抵したのちにピンセットで顎体部を牽引したところ,容易に虫体を除去することができた.この治療法は場所や時間,年齢などの制約を受けにくく,マダニ刺咬症に対して非常に有意義と考えた.
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基本情報
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39巻1号(1985年1月発行)
38巻12号(1984年12月発行)
38巻11号(1984年11月発行)
38巻10号(1984年10月発行)
38巻9号(1984年9月発行)
38巻8号(1984年8月発行)
38巻7号(1984年7月発行)
38巻6号(1984年6月発行)
38巻5号(1984年5月発行)
38巻4号(1984年4月発行)
38巻3号(1984年3月発行)
38巻2号(1984年2月発行)
38巻1号(1984年1月発行)
37巻12号(1983年12月発行)
37巻11号(1983年11月発行)
37巻10号(1983年10月発行)
37巻9号(1983年9月発行)
37巻8号(1983年8月発行)
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37巻6号(1983年6月発行)
37巻5号(1983年5月発行)
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36巻12号(1982年12月発行)
36巻11号(1982年11月発行)
36巻10号(1982年10月発行)
36巻9号(1982年9月発行)
36巻8号(1982年8月発行)
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35巻12号(1981年12月発行)
35巻11号(1981年11月発行)
35巻10号(1981年10月発行)
35巻9号(1981年9月発行)
35巻8号(1981年8月発行)
35巻7号(1981年7月発行)
35巻6号(1981年6月発行)
35巻5号(1981年5月発行)
35巻4号(1981年4月発行)
35巻3号(1981年3月発行)
35巻2号(1981年2月発行)
35巻1号(1981年1月発行)
34巻12号(1980年12月発行)
34巻11号(1980年11月発行)
34巻10号(1980年10月発行)
34巻9号(1980年9月発行)
34巻8号(1980年8月発行)
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34巻6号(1980年6月発行)
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33巻12号(1979年12月発行)
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33巻9号(1979年9月発行)
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32巻12号(1978年12月発行)
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32巻9号(1978年9月発行)
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32巻1号(1978年1月発行)
31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
31巻10号(1977年10月発行)
31巻9号(1977年9月発行)
31巻8号(1977年8月発行)
31巻7号(1977年7月発行)
31巻6号(1977年6月発行)
31巻5号(1977年5月発行)
31巻4号(1977年4月発行)
31巻3号(1977年3月発行)
31巻2号(1977年2月発行)
31巻1号(1977年1月発行)
30巻12号(1976年12月発行)
30巻11号(1976年11月発行)
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
30巻7号(1976年7月発行)
30巻6号(1976年6月発行)
30巻5号(1976年5月発行)
30巻4号(1976年4月発行)
30巻3号(1976年3月発行)
30巻2号(1976年2月発行)
30巻1号(1976年1月発行)
29巻12号(1975年12月発行)
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
29巻5号(1975年5月発行)
29巻4号(1975年4月発行)
29巻3号(1975年3月発行)
29巻2号(1975年2月発行)
29巻1号(1975年1月発行)
28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
28巻10号(1974年10月発行)
28巻8号(1974年8月発行)
28巻7号(1974年7月発行)
28巻6号(1974年6月発行)
28巻5号(1974年5月発行)
28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
28巻2号(1974年2月発行)
28巻1号(1974年1月発行)
27巻12号(1973年12月発行)
27巻11号(1973年11月発行)
27巻10号(1973年10月発行)
27巻9号(1973年9月発行)
27巻8号(1973年8月発行)
27巻7号(1973年7月発行)
27巻6号(1973年6月発行)
27巻5号(1973年5月発行)
27巻4号(1973年4月発行)
27巻3号(1973年3月発行)
27巻2号(1973年2月発行)
27巻1号(1973年1月発行)
26巻12号(1972年12月発行)
26巻11号(1972年11月発行)
26巻10号(1972年10月発行)
26巻9号(1972年9月発行)
26巻8号(1972年8月発行)
26巻7号(1972年7月発行)
26巻6号(1972年6月発行)
26巻5号(1972年5月発行)
26巻4号(1972年4月発行)
26巻3号(1972年3月発行)
26巻2号(1972年2月発行)
26巻1号(1972年1月発行)
25巻13号(1971年12月発行)
特集 小児の皮膚疾患
25巻12号(1971年12月発行)
25巻11号(1971年11月発行)
25巻10号(1971年10月発行)
25巻9号(1971年9月発行)
25巻8号(1971年8月発行)
25巻7号(1971年7月発行)
特集 基底膜
25巻6号(1971年6月発行)
25巻5号(1971年5月発行)
25巻4号(1971年4月発行)
25巻3号(1971年3月発行)
25巻2号(1971年2月発行)
25巻1号(1971年1月発行)
24巻12号(1970年12月発行)
24巻11号(1970年11月発行)
24巻10号(1970年10月発行)
24巻9号(1970年9月発行)
24巻8号(1970年8月発行)
24巻7号(1970年7月発行)
24巻6号(1970年6月発行)
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
24巻3号(1970年3月発行)
24巻2号(1970年2月発行)
24巻1号(1970年1月発行)
23巻12号(1969年12月発行)
23巻11号(1969年11月発行)
23巻10号(1969年10月発行)
23巻9号(1969年9月発行)
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
23巻6号(1969年6月発行)
23巻5号(1969年5月発行)
23巻4号(1969年4月発行)
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)