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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科53巻5号

1999年04月発行

特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 1999

4 皮膚疾患治療のポイント

サンスクリーンとSPF

著者: 武内栄次郎1 河合通雄1

所属機関: 1花王(株)化粧品研究所

ページ範囲:P.133 - P.137

文献概要

 紫外線の皮膚に対する傷害性が明らかになり,それを防御するサンスクリーン製品は手軽で効果的な防御手段として汎用されている.日本化粧品工業連合会は1992年にSPF測定法基準,1996年にUVA防止効果測定法基準をそれぞれ自主基準として発効し,サンスクリーン製品の紫外線防止効果の測定法および表示法が定められた.紫外線は急性な日焼け(サンバーン,サンタン)からシミ,シワさらに皮膚癌等の慢性傷害の原因である.一方,アウトドア志向のライフスタイルが流行している現在,これらの傷害から皮膚を防御するためのニーズも高く,多彩なサンスクリーン製品が上市されている.これら多くの製品とその効果の表示から適切に選択し,かつ効果的で十分な紫外線防御を心がけ,いつまでも健康で若々しい皮膚を保つようにしたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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