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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科53巻5号

1999年04月発行

特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 1999

4 皮膚疾患治療のポイント

最近の創傷被覆材

著者: 石川治1

所属機関: 1群馬大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.144 - P.148

文献概要

 皮膚の創傷治癒を速やかに進行させるためには壊死組織の除去,細菌感染の制御,外力からの保護とともに,創面の湿潤環境の保持が不可欠である.多くの被覆材(ドレッシング材)は湿潤環境保持作用と同時に創面保護作用を有しており,これらの作用が創の肉芽形成や上皮化を促進する.現在,さまざまな材質の創傷被覆材が使用可能となっているが,使用に際しては創の状態を正しく評価した上で被覆材適応の有無を判断し,最適の被覆材を選択することが大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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