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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科53巻6号

1999年05月発行

文献概要

連載

Practical English for Busy Physicians・65

著者:

所属機関: 1California大学San Diego校

ページ範囲:P.475 - P.475

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判りやすい論文の表記,面白く使用されている日本語
 あなたは今までに皮膚科雑誌を読んでいて略語がよく分からなかったことはありませんか.LP(Lichen Planus)とかBP(Bullous Pemphigoid)などはよくご存じだと思いますが,BPもひょっとしたら他の雑誌ではBlood Pressureなのかもしれません.そうなると一度略語の最初に使われた意味をもう一度洗い直したほうがよいようですね.私からの提案としては,論文の初めに略語を説明する場所を設けてみてはどうかということです.The Journal of the American Academy of Dermatology(JAAD,BlueJoumalとも呼ばれています)でも近いうちにこの方針がとられるようですから,ぜひ皆さんも論文を雑誌に投稿される時には考慮されてみてはいかがでしょうか.
 また論文の中で分析結果の詳細を記述したとします.“Group A had 16.3%+/−11.5%(95%CI53.8%to 74.9%)and group B had 26.4%+/−4.3%(95%CI25.8% to 44.3%)”を読んで,あなたはこの意味が判りますか?どうかぜひ図式に書き表して読者に判りやすくして下さい.JAADも判りやすい図式方式を取り入れる方針をすぐに始めるようです.この際すべての雑誌に取り入れてみてはいかがなものかと私は思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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